ダイビングを始める、楽しむための情報サイト

イルカと泳ぐ♪ クジラに会う♡
小笠原

イルカと泳ぐ♪クジラに会う♡小笠原

東京都に属しているのにはるか1,000km南の太平洋に浮かぶ小笠原は亜熱帯気候に属する島。
周辺海域はイルカやクジラの楽園といわれています。
冬は寒くなるとはいえ、気温も日中は平均22~24℃、水温も平均20℃以上と暖かです。
海外に行けない!でもダイナミックな海に会いたい!!という方は小笠原を目指してみては?

※2020年12月現在の情報です。

小笠原の海とシーズン

世界自然遺産の島を取り巻く海

世界自然遺産の島を取り巻く海

貴重な自然に恵まれていることからユネスコの世界自然遺産にも登録されている“東洋のガラパゴス”、小笠原諸島。東京から約24時間、「おがさわら丸」が到着する父島は小笠原最大の観光地で2つしかない有人島の一つです。
「ボニンブルー」と呼ばれる透明度抜群で紺碧の海は、通年イルカやクジラが見られるという奇跡の海。
四季折々で見られる固有の動植物は海中でも同様で、バラエティに富んだお楽しみ満載です。

年間あったかい亜熱帯気候

小笠原の父島は北緯約27°と、奄美大島よりやや南、沖縄の那覇よりやや北に位置しており、周囲は海に囲まれているため夏は暑すぎず、冬は寒すぎない亜熱帯気候です。小笠原村の公式サイトにある年間のシーズナリティを見ても(下記)、冬でも平均最低気温は10℃を切ることがなく、日中の平均最高気温は20℃以上! 水温も20℃以上あるので、ウエットスーツにフードベストがあれば大丈夫(ウインドブレーカーやボートコートは必須ですが)。

父島月別の平均気温、最高気温、最低気温、降水量

平成23年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温(℃) 22.1 23.8 23.9 25.2 30.1 33.0 32.1 32.5 30.2 30.5 28.3 26.9
最低気温(℃) 10.8 9.7 12.6 13.6 17.3 20.1 23.3 23.2 22.8 23.5 19.8 13.2
月降水量(mm) 23.5 50.0 30.5 53.0 55.0 6.0 61.5 168.5 243.5 131.0 26.0 94.0
平均水温(℃) 20.4 20.8 20.7 20.6 22.8 25.3 25.9 26.7 26.7 26.7 25.1 22.9

小笠原村公式サイトより

小笠原はイルカの楽園

見られるイルカの種類

人懐っこいミナミハンドウイルカ。好奇心いっぱいの瞳で近づいてきてくれることも

人懐っこいミナミハンドウイルカ。好奇心いっぱいの瞳で近づいてきてくれることも

目と目が合うことも♡

目と目が合うことも♡

ドルフィンスイム(スノーケリングでのドルフィンウオッチング)でも日本随一の人気を誇る小笠原。
ダイビング中にも水中で現れてダイバーを歓喜に満ち溢れさせてくれる人気者です。
よく見られるのはミナミハンドウイルカ、ハシナガイルカで、通年島々の海域で暮らしていると考えられています。
特にミナミハンドウイルカは好奇心たっぷりで、人間が水中でくるくる回ったり、きりもみ状に泳いだりすると、一緒に遊ぼう♪といわんばかりに近づいてきて遊んでくれることも!

意外につれない仕草で人間が入るとサーッと逃げていってしまうのがハシナガイルカ。なのですが、小笠原では水中で見られることもあるし、運が良ければ長めに一緒に並走してくれることもあります。
また、ハシナガイルカはジャンプの名人で、ボート上からも華麗なきりもみジャンプやハイジャンプ、バック転などが見られることもあります。

ハシナガイルカはかなりたくさんのグループで泳いでいることが多い

ハシナガイルカはかなりたくさんのグループで泳いでいることが多い

華麗なジャンプに大興奮!

華麗なジャンプに大興奮!

回転しながらのきりもみジャンプもハシナガイルカの得意技

回転しながらのきりもみジャンプもハシナガイルカの得意技

イルカはこの2種類のほか、沖合でたまにマダライルカ、ハンドウイルカ、シワハイルカ、サラワクイルカ、マイルカ、スジイルカなどが見られることもあります。
まさに小笠原はイルカの楽園なのです。

ホエールウオッチングのパイオニア

日本で初めてホエールウオッチングが本格化した小笠原

ホエールウオッチングというスタイルが観光として確立したのは、ハワイでしたが、
日本でもザトウクジラがよく見られる海域がある!ということで動き出したのが小笠原。
1988年のことでした。やってくるザトウクジラにむやみに近づいたりボートとの接触事故を起こしたりしないよう、ルール策定が急務となり、1989年に小笠原ホエールウオッチング協会が設立されました。
それと同時に冬季にやってくるザトウクジラの生態調査も始まったのです。
現在は1997年に改訂されたホエールウオッチング自主ルールの下、ウオッチングが可能となっています。
主なルールは、100m以内に侵入しない(ただし、マッコウクジラは50m以内)、
クジラの進路や行動を妨げないようにする、といった内容です。
ボートは100m以内に近づけませんが、ウオッチング中、クジラのほうからボートに近づいてくることもあり、
迫力たっぷりなザトウクジラのボディや行動を観察することができます。

ボートのすぐ近くまできて、潮吹きをしてくれたザトウクジラ

ボートのすぐ近くまできて、潮吹きをしてくれたザトウクジラ

体長10m余りの巨躯が水面から水しぶきを上げながら突然躍り出てくる。この迫力がたまらない

体長10m余りの巨躯が水面から水しぶきを上げながら突然躍り出てくる。この迫力がたまらない

小笠原で見られるクジラの種類

イルカと同様、小笠原諸島の周辺海域には12月頃から頻繁に見られ始めるザトウクジラをはじめ、様々なクジラが現れます。
見られるクジラの種類は、メインとなるザトウクジラ(冬~春)などのヒゲクジラ類でいえば、ニタリクジラ、セミクジラ、イワシクジラ、シロナガスクジラ、ナガスクジラが記録されています。ハクジラ類では、ミナミハンドウイルカなども含まれますが、沖合で通年見られるマッコウクジラのほか、コマッコウ、オガワコマッコウ、アカボウクジラ、コブハクジラ、シャチ、コビレゴンドウ、オキゴンドウ、ユメゴンドウ、カズハゴンドウ、ハナゴンドウ……ととても多いことに気づかされます。

これは島々のすぐ沖が1000mを超える深海になっていて、クジラたちの餌が豊富なためだとも考えられています。また、浅い海は穏やかなため、出産をしたり子育てをするのにも都合がいいからだと考えられているようです。

海面に現れたザトウクジラ

海面に現れたザトウクジラ

小笠原のダイビングスポット

豊富なダイビングスポット

今回紹介しているのは父島滞在の場合の情報なのですが、大きく分けて①父島周辺 ②ケータ列島周辺 ③母島周辺 といった3つの大エリアがあり、それぞれにダイビングスポットがいくつもあると考えてください。
②と③は片道2時間以上かけて出かける「遠征」となりますので、海峡が不安定な冬~春は①の父島周辺海域で潜るのがほとんどです。

とはいえ、南北に長く、入り組んだ海岸線と周辺の小島が無数にある父島。東西南北にここだけで50カ所以上のダイビングスポットが開拓されていて、「おがさわら丸」1航海分の滞在で潜れるスポットはほんの一握り。
透明度抜群の“ボニンブルー”の海で、大物、大型回遊魚、魚群、サンゴ礁、固有種、沈船……とバラエティたっぷりな海が楽しめます。特に冬の人気者は“シロワニ”。非常におとなしいサメですが、大型で歯がギザギザしていて凶暴なフェイスをしており、サメらしいサメとしても評判です。

小笠原のダイビングサービス

クラブアズールの2~3月限定ツアーで利用するBONIN WAVE

小笠原の2つの有人島、父島と母島にダイビングサービスがそれぞれあります(母島には1軒)。
今回、ザトウクジラとの遭遇率が最も高い2~3月限定で小笠原のドルフィンスイム&ホエールウオッチングツアーを開催する《クラブアズール》が利用しているのは、小笠原が大好き過ぎてダイビングサービスをスタートさせてしまったという柴山淳志(しばやま あつし)さんのお店、《BONIN WAVE(ボニンウェーブ)》です。
好奇心旺盛な柴山さんは何事にもどん欲にチャレンジをして、知らないことは調べまくって、小笠原の海や自然の隅々まで案内したいと熱意あふれる胸アツなガイドをしてくれることウケ合い。イルカやクジラも見事なまでに見せてくれることでしょう!

《BONIN WAVE》の代表でもある柴山淳志さん

《BONIN WAVE》の代表でもある柴山淳志さん

ダイビングボートも自社製なので、小回りの利くサービスをしてくれる!

ダイビングボートも自社製なので、小回りの利くサービスをしてくれる!

ダイビング以外のオプショナルツアーにも強いBONIN WAVE

そんな柴山さんのダイビングサービス《BONIN WAVE》はダイビング業がメインとはいえ、ドルフィンスイムやホエールウオッチングもリクエスト次第でバッチリ受けてくれます。ダイビング中にむしろ会うことが多いイルカなので、こんな海況の日はこの辺り……とかなり高確率&効率的にイルカを探してくれ、遭遇率の高さも期待できます。
ホエールウオッチングも同様です。

また、世界自然遺産に登録されている小笠原では、村が承認した小笠原自然観察員に案内をしてもらわないといけない場所があるのですが、柴山さんは小笠原自然観察委員でもあるので、たいていの見どころはバッチリ案内してもらえます。
ダイビング後の「ナイトツアー」やダイビング中に上陸できる南島などもOK。さらに大学卒業後にカメラに目覚め、写真専門学校も卒業しているため、フォトツアーも大人気。
満天の星の下、記念撮影をしてもらえるツアーなどもあるのでぜひ参加してみて♪

小笠原にある
ダイビングショップを探す

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE