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第9回 水中写真の撮り方・アクセサリーパーツひとまとめ

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ちょっとの工夫でこのうまさ 水中写真の取り方

バックナンバー

第1回 水中写真を楽しむ

第2回 シチュエーション別撮影のポイント

第3回 写真の構図の話

第4回 編集の基本

第5回 解決!ストロボ活用術

第6回 レンズの読み解き方

第7回 マクロ撮影、基礎の基礎

第8回 ワイドレンズで海の迫力を表現する!

第9回 水中写真の撮り方・アクセサリーパーツひとまとめ

第10回 イルカを撮る

第11回 ジオを撮る

第12回 旅先での陸写真の撮り方

第13回 ダイバーの撮り方

集中連載 地球の海フォトコンテスト2015 第1回

集中連載 地球の海フォトコンテスト2015 第2回

集中連載 地球の海フォトコンテスト2015 第3回

第17回 冬の海を撮ろう~ワイド編~

第18回 冬の海を撮ろう~マクロ編~

第19回 浅瀬でキラキラ写真

第20回 ピント合わせの基本

第21回 マクロ撮影でのピント合わせを上達させよう!

第22回 画面構成を考える~マクロ編~

第23回 画面構成を考える~ワイド編~

第24回 背景で写真が変わる!!

第25回 ライティングを工夫する

第26回 マンタ撮影のコツ

第27回 ウミウシ撮影のコツ

第28回 回遊魚撮影のコツ

第29回 クマノミ撮影のコツ

第30回 ウミガメ撮影のコツ

第31回 ハゼ撮影のコツ

第32回 イルカ撮影のコツ

第33回 カエルアンコウ撮影のコツ

第34回 魚群撮影のコツ

第35回 ギンポ、カエルウオ撮影のコツ

第36回 地形撮影のコツ

第9回 水中写真の撮り方・アクセサリーパーツひとまとめ

原田 雅章 みなさん、こんにちは。カメラマンのはらだまです。
今回はダイビングシーズン突入ということで、今までのおさらいをしておきたいと思います。
忘れていたことや、間違ったまま覚えていたことなど、もう一度確認してみましょう。
基本的なセッティングについては、こちら⇒ミニ一眼超入門
ミニ一眼超入門

スキルが大切!!

 水中撮影で大切なことは、スキル。どんなにいい写真が撮れても、環境や生き物にストレスを与えるような撮影では、意味がありません。最良なのは中性浮力を保って不動の姿勢で撮影することですが、これはかなり高度なスキルを要します。着底していいところでは着底して撮るといいですよ。着底するときは、きちんと周囲を確認しましょう。ヒザやヒジを着くところは、注意が行き届くのですが、忘れがちなのが、フィンが当たる部分。フィン先にも注意を払いましょう。
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第1回 水中写真を楽しむ
第1回 水中写真を楽しむ
スキルが大切!!
着底時は生き物を踏んでいないか、危険な生き物が周囲にいないか注意しましょう

構図が写真を左右する

 構図は、陸上でも水中でも、コンデジでも一眼レフデジカメでも、写真の良し悪しを決めるうえで、とても大切な要素です。デジカメは撮影後のトリミングも容易ですが、せっかくですから、撮影の段階できちんとした構図で撮影したいものです。

画面下部にカンザシヤドカリを写し、背景にイバラカンザシを配置。黄金比分割の構図例
画面下部にカンザシヤドカリを写し、背景にイバラカンザシを配置。黄金比分割の構図例
被写体を中心に配置する日の丸構図の一例
被写体を中心に配置する日の丸構図の一例
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第3回 写真の構図の話
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アクセサリーパーツで写真にバリエーションを

 水中写真は、防水ケースに入ったデジカメがあれば、水中写真を撮ることは可能です。けれども、撮っているうちにいろいろな工夫がしたくなるもの。他の人の写真を見てあんな風に撮りたいという気持ちが沸いてきたら、どんな機材を使っているのか見てみましょう。自分の機材との違いがわかれば、新たに必要なアクセサリーパーツもわかるはず。
マストアイテムとも言える、外部ストロボ、クローズアップレンズ、ワイドコンバージョンレンズ、の3つの使い方を覚えましょう。

ストロボを発光させるとこんなに色鮮やかな世界に
↑ストロボ発光なし
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第5回 解決!ストロボ活用術
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クローズアップレンズがあれば、小さな生き物も大きく撮れる
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ワイドレンズで、海の広さや、迫力の群れを撮ろう
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第7回 マクロ撮影、基礎の基礎
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まとめ

 いかがでしたか?水中写真もきちんと復習して、基礎をしっかり覚えておくことが大切です。
海に行く前にもう一度読んでみてくださいね。

次回は
第10回 イルカを撮る についてお話します。

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原田 雅章Masaaki Harada

原田 雅章 1972年3月埼玉県生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業。
大学在学中に沖縄を何度も訪れ、島の風景や人々に感動しスクーバダイビングを始める。
卒業後、(株)水中造形センターに入社。
同社出版物である『マリンダイビング』、『マリンフォト』などの雑誌で活躍中。
国内は、伊豆半島、紀伊半島、沖縄各島など、海外は南の島を中心に、太平洋、インド洋、カリブ海など20ヵ国以上を撮影。
ダイビング経験は20年、約4000本の潜水経験を数える。
雑誌での取材はもちろん、各地でフォトセミナーを開催。"はらだま"の愛称で親しまれる。

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