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現地の海から2019.05.17

~現地の海から~ 神子元島 《神子元マリンサービス》発信
すでにハンマーフィーバー!?

 神子元島のハンマーヘッドシャークの群れと言えば、夏から秋がシーズン……だったはずだが、今年はなんと2月ごろから現在まで、すでに何度も大きなハンマーの群れが見られているそう。年中ハンマーシーズンか!?
 《神子元マリンサービス》の米田三奈さんによると、原因は黒潮にあるとのこと。今年は黒潮が神子元島に寄っているため、例年より水温が高く、潮の流れも速い。ハンマーヘッドシャークは水温20度以上を好むが、今年は2月から18℃の高水温、5月の現在も20℃前後をキープしているそうなので、納得だ。
 また、初夏にハンマーが現れることで有名なダイビングスポットとして「Aポイント」があるが、現在は「Aポイント」に限らずあちらこちらで大きな群れが見られている。100尾以上のハンマーを3ダイブすべてで見られるなんて贅沢なダイビングが楽しめる! そのほか、マグロ級の巨大なカンパチがかなりの数で密集していたり、ワラサがトルネードしていたり、メジロザメが下層で群れていたりと、とにかくエクサイティング。週末、狙いに行ってみて!

情報・写真提供:《神子元マリンサービス》

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