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バブルリングダイバーズがご案内♪
串本の旬の見どころ

バブルリングダイバーズがご案内♪ 串本の旬の見どころ

海を豊かにする世界最大級の大暖流、黒潮の恵みをもろに受ける本州最南端の町、串本。
紀伊半島の数あるダイビングエリアの中でも古くからダイビングが盛んで、多くのダイバーを魅了してきた海です。そんな串本をとことん楽しませてくれるダイビングサービス《バブルリングダイバーズ串本》で旬の海を潜っちゃいましょう♪

※2021年11月現在の情報です。

四季それぞれに旬がある。一年中潜りたい串本

串本の海が豊かな理由

豊かな海の中は、とってもフォトジェニック

豊かな海の中は、とってもフォトジェニック

生息する、もしくは発見されたことのある魚種が1,300種以上と驚異的な数値を誇る串本の海。それはサンゴや甲殻類、ウミウシなどの海岸生物の種類の多さでも同様です。特にサンゴ群落は世界で最も北に位置しているといわれ、世界中の重要な湿地を保護するための国際条約、ラムサール条約に登録されているほど。

これだけ豊かな海を育んでいる理由は、串本が紀伊半島、いや本州の最南端に位置していて、南から流れ日本列島に沿って流れてくる世界最大級の大暖流の影響を多大に受けていることがまず挙げられます。

それに加え、串本は紀伊半島にありますが、その気候は温帯よりも亜熱帯に近いといわれます、水温も冬でも16℃ぐらいまでしか下がらず、3~4月頃から12月ぐらいまでは水温20℃を越えた状態になっています。夏は29℃以上に上がることもしばしば。黒潮の影響も大きいでしょうが、気温も高めの水温に大いに影響しているはずです。

海は山、川の自然の豊かさに比例するといわれますが、紀伊半島は日本でも有数の森林の宝庫です。串本の近くには古座川をはじめ多数の川が森林から生まれた栄養分を海へと送り込んでいます。その豊かな栄養分が多数の魚や海の生き物たちを育んでいるのです。

キビナゴの大群を狙うカンパチの群れ。魚影の濃さをたっぷり味わえるのが串本の海です(Movie by Bubble Ring Divers)

ダイビングスポット「イスズミ礁」からの眺め。海岸線は緑にあふれていることがわかる

ダイビングスポット「イスズミ礁」からの眺め。海岸線は緑にあふれていることがわかる

串本の海の四季

海水は温まりにくく冷めにくいという性質があるため、海の中は日本の陸と異なり、春夏秋冬がわかりにくいといわれます。しかし、串本は海中生物の種類が多いので、四季折々の生態行動が見られるのです。そう、串本は一年中潜っていて楽しい海なのです! 

ムレハタタテダイが海の中で大乱舞

ムレハタタテダイが海の中で大乱舞

大まかに四季の水温や生物の見どころを紹介してみましょう。
春(3~5月)
水温は18~24℃
ウミウシの仲間が何種類も見られる。
水温の上昇につれて魚たちの求愛行動、産卵行動などが始まる。
4月頃からはアオリイカの求愛・産卵シーンも。

夏(6~8月)
水温は23~29℃
名物のチョウチョウウオの大群、外洋でカンパチなど回遊魚の群れ。
水面にキビナゴの大群など。8月頃からは季節来遊魚も続々登場。
陸ではアカウミガメの孵化も。

外洋に行きやすくなる夏~秋。ダイナミックな海だけでなく外洋では人気者のアケボノハゼなどマクロ生物も狙える

外洋に行きやすくなる夏~秋。ダイナミックな海だけでなく外洋では人気者のアケボノハゼなどマクロ生物も狙える

秋(9~11月)
水温は20~27℃
透明度(透視度)がアップ。一年で最も魚影が濃い時期。
チョウチョウウオ類の幼魚、中には季節来遊魚も多数。
ウミガメも水中で頻繁に遭遇。
期間限定スポット「アンドの鼻」がオープンされる期間あり。

まだまだ狙えるキビナゴの大群を追うカンパチの群れ。ずっと見ていて飽きない

まだまだ狙えるキビナゴの大群を追うカンパチの群れ。ずっと見ていて飽きない

冬(12~2月)
水温は16~20℃
透明度がアップ。豪快な地形を楽しめる。
ウミウシの仲間が増え、マクロ生物のウオッチングが盛んになるが、サカタザメやツバクロエイなどのサメ・エイ類との遭遇も頻繁に。
水面ではキビナゴの群れも見もの。レアなケヤリが繁茂し始める。

※以上はあくまでも例で、昨今の異常気象の影響で前後することもありますのでご了承ください。

串本のダイビングスポット

黒潮の影響を強く受ける紀伊半島南端に位置する串本。
ダイビングスポットは、20カ所余り開拓されていて、太平洋に浮かぶ小島や水中に隠れる瀬(根)などに開拓された「外洋」と、沿岸の穏やかな「内海」の2つに大別されています。
ダイナミックな外洋、魚影の非常に濃い内海、どちらも串本の顔。欲張って両方とも潜りたいものです。
外洋はすべてボートダイビング。内海もボートでアクセスするところもありますが、ビーチエントリーができるスポットもあります。

◆主な外洋スポット

青い海に華やかさを添えるキンギョハナダイたち

青い海に華やかさを添えるキンギョハナダイたち

「浅地」(あさじ)
串本を代表する外洋スポット。水深40mぐらいの海底からそそり立つダイナミックな根にトンネルもあり地形ダイビングも楽しめる。根には艶やかなソフトコーラルが付いていて、青い海を彩っている。中層にはカンパチやツムブリなどの回遊魚が群れなす迫力たっぷり。
流れが速くなることもあるため、中級以上のダイバー向き。

「ヨリコバ」
串本の西側エリア・和深沖にある、2000年頃から潜り始めたという比較的新しいスポット。「浅地」にも近い。浅いところでも水深18mなので、アドバンス以上のダイバー向き。水深40mからそそり立つ巨大な根でダイナミックながらも壁はソフトコーラルが群生、カシワハナダイやキンギョハナダイなど色鮮やかな魚たちが青い海によく映える。流れに乗って中層では巨大なカンパチなど大型回遊魚が回ってくることも。

「ヨリコバ」のドロップオフの壁には色とりどりのソフトコーラルが群生。魚群とセットで楽しめる

「ヨリコバ」のドロップオフの壁には色とりどりのソフトコーラルが群生。魚群とセットで楽しめる

◆主な内海スポット

内海にはフィッシュウオッチング三昧ができるスポット多数。ジャパピグことハチジョウタツが狙えることもある

内海にはフィッシュウオッチング三昧ができるスポット多数。ジャパピグことハチジョウタツが狙えることもある

「住崎」(すみさき)
串本で一番ポピュラーといってもいい、ダイビングスポット。砂地に大小の根が点在していて、一番大きな根は「カゴカキの根」ともいわれるぐらいカゴカキダイの群泳が見もの。夏はアオウミガメも登場。

カゴカキダイの群れが見もの。その向こうにはアカヒメジの群れが! 魚影がとても濃い上、マクロ生物も多いので、フィッシュウオッチングもたっぷり楽しめる

カゴカキダイの群れが見もの。その向こうにはアカヒメジの群れが! 魚影がとても濃い上、マクロ生物も多いので、フィッシュウオッチングもたっぷり楽しめる

「グラスワールド」
スポット名は「グラス」(草)ではなく、ベラ(英語でラス wrasse)の種類がとても多いことから「グッド・ラス・ワールド」をもじって名付けられている、魚種が豊富なスポット。季節ごとにいろいろな魚や生物が見られるので、冬でも楽しめると大人気。
フィリピンではよく見られ、ほかでは(日本でも)あまり見られない巨大なスリバチカイメンが見られるほか、アオウミガメなどもよく現れる。

かわいいアオウミガメと一緒に泳ぐこともできるゾ

かわいいアオウミガメと一緒に泳ぐこともできるゾ

「備前」(びぜん)
「住崎」と「グラスワールド」の間に位置しており、砂地と大小の根が点在し、魚や生物たちの恰好のすみかを提供。砂地ではヤシャハゼやホタテツノハゼなどが出現することもあり、ネジリンボウなどのアイドル系もたびたび登場。ハゼ好きにはたまらない。冬から初夏にかけてはウミウシやエビ・カニ類の宝庫に。

ヤノダテハゼなど温かい海でしか見られないレアな人気種もしばしば見られる

ヤノダテハゼなど温かい海でしか見られないレアな人気種もしばしば見られる

「中黒礁」(なかぐるみ)
近場のボートスポット。真っ白な砂地に大小の根が点在。串本の町のすぐ沖にあるのに、透明度が抜けている日はまるで南国の海を潜っている気分に。マクロ生物も豊富なので、フィッシュウオッチングをたっぷり楽しめる。

カエルアンコウの仲間もよく現れる。こんなクロクマことクマドリカエルアンコウに会えるとうれしいよね

カエルアンコウの仲間もよく現れる。こんなクロクマことクマドリカエルアンコウに会えるとうれしいよね

「アンドの鼻」
漁業のため普段は潜水禁止だが、秋~冬に解禁になる期間が。まさに期間限定スポット(現地情報を要チェック)。
キンメモドキの大群と共生するアザハタがフォトジェニックで、過去に「串本水中写真コンテスト」でグランプリを獲得したり、入選したりとフォト派の聖地になっている。砂地に点在する根の周辺にはさまざまな魚、生き物が生息。フィッシュウオッチングが楽しくてたまらない。

砂地ではヒレナガネジリンボウ、ネジリンボウ、ホタテツノハゼ、ヤノダテハゼ等のアイドル系のハゼが現れ、ハゼ好きにはイチオシ!

砂地ではヒレナガネジリンボウ、ネジリンボウ、ホタテツノハゼ、ヤノダテハゼ等のアイドル系のハゼが現れ、ハゼ好きにはイチオシ!

バブルリングダイバーズ串本のこと

海が目の前にあるからダイビングがラクチン♪

JR串本駅から車でほんの数分、国道42号沿いにダイビングサービスがあり、目の前は海! ボートの発着も目の前なので、ダイビングに行くのも超ラクチン♪
更衣室・シャワーのほか、ダイビングの合間にのんびりくつろげるテラスやグループで利用できるテーブル席なども整っていて、串本での一日を快適に過ごせること請け合い。

ダイビングボートは平型タイプで、乗り降りはもちろん、エントリー、エグジットもしやすいのが魅力。屋根が大きく、さらに風防もあるので、冬の寒さ対策もバッチリです。

感染症対策はもちろん万全の態勢。お客さまにしていただく消毒などはもちろん、スタッフも自分自身のみならず店内やボート、レンタル器材などもしっかり消毒。詳しくは《バブルリングダイバーズ》のホームページへ!
そのため、器材洗い用の水槽はしばらく使用中止となっているので、器材洗いは流水で。
干し場は広々あるのでご安心を♪

ブルーと白をイメージした《バブルリングダイバーズ》カラーのダイビング専用ボート

ブルーと白をイメージした《バブルリングダイバーズ》カラーのダイビング専用ボート

サービス精神旺盛なスタッフたち

串本を潜るすべてのダイバーを満足させたい!と、魅力あふれる串本の海を安全にたっぷり楽しんでいただきたいと、お客様のニーズに合わせた接客、ガイディングを徹底。ベテランガイドから若手ガイドまで常勤スタッフ数名のほか、外部スタッフも充実し、皆さまのケアに励んでいます。
大阪本町には都市型ダイビングショップの《ダイビングプレイス》があり、これからダイビングを始めたい人のための講習のほか、串本を舞台にしたステップアップやスキルアップ、スペシャルティコースなども展開。器材のことなども相談してみてはいかがでしょう?

オーナーでもあり、こよなく愛する串本の海を案内してくれるガイドでもある、道井洋之(みちい ひろゆき)さん(一番左)をはじめ、楽しくて頼れるスタッフが、皆さまをご案内

オーナーでもあり、こよなく愛する串本の海を案内してくれるガイドでもある、道井洋之(みちい ひろゆき)さん(一番左)をはじめ、楽しくて頼れるスタッフが、皆さまをご案内

かゆいところに手が届く施設や備品

串本の海を20年案内してきた道井さんをはじめとするスタッフ陣。彼らによるケアやサービスもありがたいのだが、セルフで利用できる飲み物サービス、冬はあったかほわほわのタオルサービスなど、ソフト面でのサービスが行き届いているのも《バブルリングダイバーズ串本》のうれしいところ。海に潜っていない時間も快適に過ごせるように配慮しています。

ダイビング後、シャワー後に自由に利用できるタオルも用意されている。これ、ありがたい!

ダイビング後、シャワー後に自由に利用できるタオルも用意されている。これ、ありがたい!(コロナのため、現在は中止しています)

また潜りたくなるサービス&ガイディング♪

バブルリングダイバーズ串本

〒649-3505 和歌山県東牟婁郡串本町串本617-36
TEL:0735-62-3381

(Movie by Bubble Ring Divers)

イベント多数! クリスマスダイビングももうすぐ♪

イベント多数! クリスマスダイビングももうすぐ♪

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宿泊するならこちらが快適便利

ロッジラプレ串本

〒649-3633 和歌山県東牟婁郡串本町大島1193
TEL:0735-65-0155

緑に囲まれた《ロッジラプレ串本》の外観

緑に囲まれた《ロッジラプレ串本》の外観

室内は紀州産の木材をふんだんに使い、ぬくもりあふれる仕上がりになっている。こちらはツインルーム

室内は紀州産の木材をふんだんに使い、ぬくもりあふれる仕上がりになっている。こちらはツインルーム

《バブルリングダイバーズ串本》がオススメする宿泊施設はいくつかあるけれど、車で約8分足らずのロッジタイプの素泊まり専用宿が大人気。2019年に新たにオープンしたもので、地元紀州の木をふんだんに使って建てられた、木の香り漂うぬくもりたっぷりな室内にすっかり癒されること間違いなし。

客室はツインルームが4室、シングルルームが1室。シングル以外は各部屋はにシャワー、洗面、トイレがついています。コロナ禍により教養のお風呂が使えないため、現在はツインルームのみ利用可。お部屋数が少なくなっていますので予約はお早めに。
なお、お部屋にはテレビ、バスタオル、フェイスタオル、シャンプー&リンス、歯みがきセット、ドライヤーが付いています。Wi-Fiも完備しています。

なお、《バブルリングダイバーズ串本》利用のお客さまはダイビングと共にご予約も可能ですので、《バブルリングダイバーズ串本》に連絡していただいてもOKです。
串本は大阪方面から日帰りでも潜れますが、片道3~4時間かかりますので、ぜひ宿泊もご検討くださいね。

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