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現地の海から~水深別魚ッチング!~
パプアニューギニア

パプアニューギニア

「ここのエリアでは一体何が見られるの?」という疑問はここで解決!
現地ガイドから、水深別に見られるおすすめの生き物を教えてもらいました。
定番の生き物はもちろん、今まで知らなかった生き物情報も満載! 次に行ったらリクエストしてみよう。

 

パプアニューギニア

水面
水深10m

ミルンベイピグミーシーホース

 ミルンベイでは数種のピグミーを見ることができますが、その中でも浅場で見ることが可能な種です。通常日本で見るピグミーと違い浅場の岩影に植物と一緒に張りついています。興味深い色をしており、大きさは5mmくらいでしょうか。

Comment:《タワリリゾート》吉澤哲夫さん

クマノミ

 ワリンディでは9種類のクマノミが見られます。その中でもホワイトボンネットとクラウンアネモネフィッシュの2種類はPNGソロモンエリア、一部インドネシアでの固有種です。クラウンアネモネフィッシュは白いラインの周りに黒い縁取りがあり日本で見られるカクレクマノミとは違う種類です。その2種類がどちらも水深5〜10mで見られます。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん

グレイバーブレニー

 セグメンティドブレニーに似ていますがグレイバーブレニーといいます。これも5mから10mで十分見られます。PNGだけの魚のようです。浅いところにいて、かわいいので見ていて飽きない魚です。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん

ゴールドヘッドダムゼル

 ゴールドヘッドダムゼルはPNG、ソロモンの固有種、5〜10mのサンゴの合間に群れでいます。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん

パープルアンティアス

 パープルアンティアス(編注:パープルクイーンとかパープルビューティーなどと呼ばれるエリアもある)は固有種ではないですが他のエリアに比べPNGにはどこにでもたくさんいて、また浅場に群れているので紫が目にしみます。パープル1色はオスで、背中に黄色いラインが入っているのがメスです。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん


水深20m

デニスピグミーシーホース

 20〜25mくらいのところにいます。ワリンディで見られるのはデニスというタイプですが、ピグミーの水深にしては浅いと思います。多いときは3匹くらいいることもあります。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん

ヘアリーゴーストパイプフィッシュ

 外洋の17m前後の深度で見つかる、月に一度見られるかどうかの珍しい種です。大きさは5㎝程度かなと思います、ガイドもこれを見つけた時はとてもうれしいものです。それにしても不思議な姿だと思いませんか?

Comment:《タワリリゾート》吉澤哲夫さん

バーヘッドダムゼルの仲間

 最近バーヘッドダムゼルとは違う種類と認定されたそうで日本語名も、英語名もないです。<Neoglyphidodon mitratus>というのが学名。15〜20mのサンゴの中で泳いでいます。9月くらいから見られる幼魚がかわいいですよ。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん

イナズマヤッコ

 ミクロネシアとかでも見られるイナズマヤッコですが、PNGのイナズマヤッコは隠れず、たくさんいるのが特徴です。小さいのから大きいのまでどこにでもいます。色がきれいなので水中撮影の被写体にいいです。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん


水深30m

SARAH'S FAIRYGOBY

 これはハウスリーフの36mほどの大きな岩の陰に住んでおり、隣に アケボノハゼもおりました。少し深場なのでDECOに気を付けながら見られてはと思いますが、ほかの地域ではもっと深いところにいるようですね。ヒレが開いたところの写真が撮れればとてもきれいだと思います。

Comment:《タワリリゾート》吉澤哲夫さん

アケボノハゼ

 25〜30mくらいで、または浅いときは16mでも見られます。ワリンディのアケボノは隠れない! ホバリングしたり、穴から離れたり、観察したいだけ観察できます。写真を撮りたいだけ撮れちゃいます。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん

ワリンディベラ

 ワリンディの名前が付いている、PNGとソロモンの固有種。通常は30m以上の深場に住むようですが、やはり25m+αで見られる写真のタイプはオス。メスは黄色で2周りくらい小さくあまり特徴がないですが、近くにいるのでわかります。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん

ピンジャロ(レッドピンジャロスナッパー)

 1匹単体は特徴がないですが、群れでいるとはっと目を引きます。この魚もあまりほかでは見られていないようです。個体自身もベージュから赤っぽい色へと色を変えますが、ライトを当てるとまた赤く写ります。大体30m近くで見られます。

Comment:《ワリンディダイビング》屋本恵子さん

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ワリンディダイビング
《ワリンディプランテーションリゾート》と同じ経営でワリンディの海の開拓者マックス・ベンジャミン氏率いるダイビングサービス。ワリンディ歴16年の屋本恵子さんがワリンディの海を案内してくれる。桟橋にダイビングサービスがあり、器材保管場所、水槽、シャワー、コンプレッサーなどが完備。ファンダイビングはもちろん、講習・体験もオッケー。ナイトロックスも使用可能!
タワリリゾート
首都ポートモレスビーから国内線で約1時間のガーニー空港(アロタウ)からちょっとのところにある隠れ家リゾート、《タワリリゾート》併設のダイビングサービス。《タワリリゾート》はヨーロピアンにも人気でお部屋の造りも広々なバンガロータイプ。日本人ガイド常駐でミルンベイのダイビングスポットを制覇できる! スカルケーブ探検やシーカヤック、カヌーなどアクティビティも充実
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