現地の海から~水深別魚ッチング!~
徳之島
「ここのエリアでは一体何が見られるの?」という疑問はここで解決!
現地ガイドから、水深別に見られるおすすめの生き物を教えてもらいました。
定番の生き物はもちろん、今まで知らなかった生き物情報も満載! 次に行ったらリクエストしてみよう。
徳之島編
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- ザトウクジラ
- 毎年1月~3月中旬にかけて出産・子育てにやってくるザトウクジラたちと水中で出会える国内でも数少ない海。高いレベルのスノーケリング技術、冬場の外洋でも泳げるしっかりとした装備があり使いこなせる方のみが挑戦できる最高の被写体です。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- コブシメ
- 冬から春にかけて毎年産卵にやってくるコブシメたち。産卵ポイントはほとんどが水深10m以内の浅場です。運よく産卵中のシーンに出逢ったときは人間のことなど全く気にしないので至近距離で撮影できます。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- アオウミガメ
- 年間通してこの徳之島では日本一といってもおかしくないぐらいの個体数密度です。そのほとんどは浅場の岩礁域の海藻類をエサにしてのんびりと暮らしています。徳之島では追いかけない、触らないを徹底してきた結果、ダイバーを恐れない個体が多いため絶好の被写体になってくれます。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- サビウツボ
- 何とも言えない表情を見せる小さなサビウツボ。ときには水深10㎝などの浅いところでも真っ白な目でダイバーをじっと見つめてる愛くるしい奴です。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
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- ヨスジフエダイ
- 南の島の魚らしくカラフルで大きな群れを作るためにダイバーに人気の魚。徳之島では水深20m位に大きな群れをつくるスポットが点在し、訪れる皆さんを楽しませてくれます。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- シンデレラウミウシ
- 10mを超える水深で冬~春に見られるシンデレラウミウシ。ウミウシは数多くの種類が生息していますが、レアなものも人気がある中、やはり写真映えするシンデレラウミウシはダイバーからの人気No.1です。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- クマザサハナムロの群れ
- 決して珍しい魚ではないですが、迫力の魚群は見事です。沖縄ではグルクン、この徳之島では島の言葉でアカウルメと呼ばれます。少々潮通しの良い外洋のポイントで頻繁に会うことができます。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- ハダカハオコゼ
- ひらひら、ゆらゆらとイソギンチャクや海藻の陰に隠れて過ごすハダカハオコゼ。いろいろなカラーバリエーションがあって、探し出したときはダイバーならばちょっとうれしいはず。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
20mdeep
- ピグミーシーホース
- 水深25mを超える水深になると現れるピグミーシーホース。水深的に長くダイバーがいることはできないし、探す時間ものんびり取れないから出会えた時はうれしい一瞬です。動かないようで、意外とじわりとカメラを避けたりするのでうまく撮影できたらラッキーな被写体です。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- ハナゴンベ
- 水深30m手前ぐらいになると壁面に群れを作っている姿が確認できるハナゴンベ。動き回るのと警戒心も強いためなかなか手ごわい被写体ですが、ほんとうにきれいな体色をしているため見惚れてしまう魚です。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- ロウニンアジ
- 意外に深めの水深のほうが遭遇率が上がる大型のロウニンアジ。音もなく近づいてきて振り返ると巨大な勇姿が……! なかなか写真におさめるのは難しい魚ですがこの巨体には大物好きなダイバーでなくても一瞬見惚れてしまいます。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
- トンガリサカタザメ
- 普段はかなり深いところに暮らす激レアなサメの仲間。体長は2.5m~3mと大型。かなり珍しい魚だけれど、この徳之島では年間ちょこちょこと出会える機会があります。
- 《マリンサービス海夢居》鈴木竜爾さん
協力ショップ一覧
- マリンサービス海夢居(かむい)
- 徳之島は全く観光地化されていない、直行便がない(鹿児島から飛行機で約1時間)などでおそらくほとんどのダイバーさんが知らない島。水中で他のダイバーとすれ違うこともない、手つかずの海が残る古き良き田舎の島です。外洋に面したポイントが多いため魚群などを狙うダイビングが多く、1~3月頃のホエールスイミングも近年人気です。お店は東海岸にある《徳之島リゾートホテル&オフィス》内にあり、北東部の海に面したお客様専用施設ではアフターダイビングなどにくつろいでいただけます。
次回更新予定日 2018年03月15日