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今年も大盛況!ダイビングと南の島の祭典
「マリンダイビングフェア2025」
開催レポート

マリンダイビングフェア2025

マリンダイビングフェア2025開催データ

開催日時

4月4日(金) 10:00~18:00
4月5日(土) 10:00~17:00
4月6日(日) 10:00~17:00

会場

東京・池袋サンシャインシティ
コンベンションセンター 文化会館2F(Dホール)

主催

マリンダイビングフェア実行委員会

共催・運営

株式会社マリンクリエイティブ

企画・運営協力

株式会社フジヤ

後援

一般社団法人日本旅行業協会(JATA)

協力

一般社団法人 日本スクーバダイビング協会、一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会、一般社団法人 レジャーダイビング認定カード普及協議会

今年で第33回を迎えた「マリンダイビングフェア2025」。ダイビングや世界中の海・島々を愛する方たちが全国から集う、アジア最大級の祭典です。2025年も4月4日(金)〜6日(日)の3日間、東京・池袋サンシャインシティで開催され多くの来場者で大賑わい! 会場は熱気に包まれ、連日大盛況のうちに幕を閉じました。

※2025年9月現在の情報です

「マリンダイビングフェア2025」を振り返って

2025年4月4日(金)~6日(日)に行なわれた第33回「マリンダイビングフェア2025」。ご来場・ご出展いただいた皆さま、ありがとうございました!

本イベントのテーマは「地球を潜ろう! ダイバーになろう!」です。地球の約70%を占める海には、驚きと感動、そして無限の可能性が広がっています。ダイビングを通じて海とつながり、人と人がつながり、そこに新たな世界との出会いが開かれていく……。会場にはそんな瞬間があふれていました。

また、今年は例年以上に若い来場者の姿が多く見られたのも印象的でした。フレッシュなパワーが加わることで、ダイビング業界がますます盛り上がっていくことでしょう。“ダイビングはいくつになっても楽しめる”。そんな先輩ダイバーたちの言葉を胸に次世代のダイバーたちも加わって、これからも海を愛する皆さまとダイビングを楽しみ、豊かな海を未来へとつなげていけることを改めて幸せに感じた3日間となりました。

写真家の中村征夫・高砂淳二さんが公式ナビゲーター

中村征夫さんと高砂淳二さんによるオープニングステージ。タヒチ観光局のご協力で、華麗なタヒチアンダンスショーも行なわれました

中村征夫さんと高砂淳二さんによるオープニングステージ。タヒチ観光局のご協力で、華麗なタヒチアンダンスショーも行なわれました

マリンダイビングフェアの公式ナビゲーターを務めるのは、日本を代表する写真家のおふたり。水中写真家・中村征夫さんと、自然写真家・高砂淳二さんです。オープニングステージにもご登壇いただき、イベントの見どころに加え、これまでに撮影されてきた数々の作品や、撮影時のエピソードもご紹介いただきました。

特別版『マリンダイビング』誌を来場者にプレゼント

特別版『マリンダイビング』誌の表紙を飾ったのは石垣島のマンタ

特別版『マリンダイビング』誌の表紙を飾ったのは石垣島のマンタ

第33回開催を記念して制作された特別版『マリンダイビング』誌。定価990円(税込)のところ、ご来場いただいた皆さまに特別に配布させていただきました。オールカラー全84ページにわたる情報満載の冊子に、「やっぱり雑誌っていいね」と言葉を交わしながらページをめくるご来場者の皆さまの姿を見て、スタッフ一同も深く感動。紙媒体ならではの重みや手触り、風合いの良さを改めて実感するひとときでした。現地ガイドの皆さまにも、写真やコメントなど多大なご協力をいただきました。ありがとうございました!

海外ゾーン

タヒチ観光局ブースの高砂淳二さんによる写真展「タヒチの島々 ― 海の生き物と人々の絆」

タヒチ観光局ブースの高砂淳二さんによる写真展「タヒチの島々 ― 海の生き物と人々の絆」

ケアンズ&グレートバリアリーフのブースには、水中写真家・中村卓哉さんも登場。現地で撮影したばかりの写真・映像で魅力を伝えてくれました

ケアンズ&グレートバリアリーフのブースには、水中写真家・中村卓哉さんも登場。現地で撮影したばかりの写真・映像で魅力を伝えてくれました

会場の入口で来場者を迎えたのは、世界各国の有名ダイビングエリアが集結した「海外ゾーン」。タヒチ、マリアナ(サイパン・テニアン・ロタ)、タイ、ケアンズ&グレートバリアリーフ、パラオ、フィリピンといった人気エリアから観光局が出展しました。

さらに、現地ダイビングサービスやリゾート、ダイビングツアーを企画する旅行会社のブースには、現地ガイドの皆さまも来場。リアルな体験談や現地の最新情報を直接聞ける貴重な機会に注目が集まりました。

また、タヒチ観光局ブースでは高砂淳二さんによるイベント限定の写真展「タヒチの島々 ― 海の生き物と人々の絆」を開催。タヒチ島、ランギロア島、ファカラバ島で撮りおろされた36点の作品が展示されました。自然と人のつながり、タヒチの海の魅力を写し出した作品は、来場者の目を釘付けにしていました。

PADIビレッジ

PADI加盟店が全国から多数参加!

PADI加盟店が全国から多数参加!

世界最大級のダイビング教育機関PADIと全国のPADI加盟店が大集合! 北海道から沖縄まで各地のファンダイビング情報や、ダイビングを始めるための情報が満載のブースは大賑わい。Cカード取得やステップアップのためのスクール申し込みも可能で、多くの来場者が行列を作っていました。

さらに、先着プレゼントがもらえるPADIビレッジスタンプラリーを実施。日本の海を知り尽くした名ガイドたちと交流しながらブースを回れる内容で、ノンダイバーからビギナー・ベテランダイバーまで幅広い層の方が楽しんでいました。

ダイビングスクールゾーン

《ブルー&スノーダイビング》のブースには学生ダイバーが大集合! パワーが満ち溢れていました

《ブルー&スノーダイビング》のブースには学生ダイバーが大集合! パワーが満ち溢れていました

CMASのブース。国内にはCMASのCカード発行団体は9団体が現在加盟しています。セントラルスポーツやJCSといった団体、伊東のダイビングサービス《マリンロード》などが合同出展しました

CMASのブース。国内にはCMASのCカード発行団体は9団体が現在加盟しています。セントラルスポーツやJCSといった団体、伊東のダイビングサービス《マリンロード》などが合同出展しました

ダイビングを始めたい!もっと上手くなりたい!という来場者にとって、理想的な情報収集&相談の場となるゾーン。東京と千葉に3店舗を展開する人気ダイビングショップ《ブルー&スノーダイビング》をはじめ、イタリア発祥のダイビング教育団体SNSIと、ダイビングの認定基準を世界に提供しているCMASの日本支部などが参加しました。

ダイビングを始めるために、講習の申し込みをする来場者の皆さん

ダイビングを始めるために、講習の申し込みをする来場者の皆さん

「マリンダイビングフェア」は、ダイバーだけのイベントではありません。これからダイビングを始めたい方や、海・世界の島々が大好きな方など、多くのノンダイバーも訪れます。今年も会場には多数のノンダイバーが足を運び、ダイバーデビューへの一歩を踏み出していました。

ダイビングギアメーカーゾーン

ダイビングに必要なあらゆる器材を取り扱うギアブランド《TUSA》を展開する(株)タバタ。世界80ヶ国以上で販売され、幅広いダイバーから支持を集めています。ブースには2025年の最新器材もずらり!

ダイビングに必要なあらゆる器材を取り扱うギアブランド《TUSA》を展開する(株)タバタ。世界80ヶ国以上で販売され、幅広いダイバーから支持を集めています。ブースには2025年の最新器材もずらり!

《GULL》や、日本総代理店として展開する《SCUBAPRO》を扱う(株)キヌガワのブース。担当スタッフのアドバイスを受けながら、実際に器材を手に取り、マイ器材を検討する来場者の姿が見られました

《GULL》や、日本総代理店として展開する《SCUBAPRO》を扱う(株)キヌガワのブース。担当スタッフのアドバイスを受けながら、実際に器材を手に取り、マイ器材を検討する来場者の姿が見られました

ダイビングギアブランド《Bism》も出展。日本総代理店を務める《ATMOS》のダイブコンピュータも展示されました

ダイビングギアブランド《Bism》も出展。日本総代理店を務める《ATMOS》のダイブコンピュータも展示されました

スマートウォッチ型ダイブコンピュータの先駆者《GARMIN》。話題の最新モデル「Descent G2」も登場しました。ハイテク機能に来場者も大興奮!

スマートウォッチ型ダイブコンピュータの先駆者《GARMIN》。話題の最新モデル「Descent G2」も登場しました。ハイテク機能に来場者も大興奮!

カナダで設計・製造された、パワフルかつ操作が簡単なダイブコンピュータを提供する《シアウォーター》のブース。ダイビングギアのなかでも高価な買い物。マリンダイビングフェアでは納得のいく一台を選べるはず!

カナダで設計・製造された、パワフルかつ操作が簡単なダイブコンピュータを提供する《シアウォーター》のブース。ダイビングギアのなかでも高価な買い物。マリンダイビングフェアでは納得のいく一台を選べるはず!

ハイレベルなダイバーから支持を集めるスタイリッシュなスーツがそろう《4D》。ブースには最先端技術を取り入れた製品が並んでいました

ハイレベルなダイバーから支持を集めるスタイリッシュなスーツがそろう《4D》。ブースには最先端技術を取り入れた製品が並んでいました

軽・重器材、ダイビングコンピュータ、スーツ、アクセサリー、エマージェンシーグッズなど、多数のダイビングギアメーカーがブースを出展! 各メーカーの最新モデルや人気器材を直接手に取って見ることができ、さらにプロによる器材選びのアドバイスも受けられる貴重な機会ということで、ブースは終日賑わいを見せていました。

また、オーバーホールの受付カウンターも登場しました。イベント限定の特典もあることから、マイ器材のメンテナンスを目的に訪れる方も多数来場。愛用の器材を安全に長く使うためのメンテナンスの重要性を再認識する場にもなっていました。

沖縄ゾーン

世界中から注目を集める海である沖縄を紹介するゾーンには、現地で活躍する人気ガイドも多数登場。彼らに会うことを楽しみに訪れる来場者の姿も多く見られました

世界中から注目を集める海である沖縄を紹介するゾーンには、現地で活躍する人気ガイドも多数登場。彼らに会うことを楽しみに訪れる来場者の姿も多く見られました

ケラマ諸島とかしき島のブースには渡嘉敷村観光大使の“体操のお兄さん”佐藤弘道さんも登場

ケラマ諸島とかしき島のブースには渡嘉敷村観光大使の“体操のお兄さん”佐藤弘道さんも登場

沖縄ゾーンには、日本最南端・竹富町の島々「安栄観光&世界自然遺産・西表島」、石垣島の「一般社団法人 八重山ダイビング協会」、ケラマ諸島とかしき島の「慶良間諸島国立公園 渡嘉敷島」、宮古島の「宮古島ダイビング事業組合」と各地のダイビングサービス・ショップが大集合!  日本が世界に誇る沖縄の海の魅力が一堂に会し、ブース全体は終始お祭りムードに包まれていました。

ケラマ諸島とかしき島のブースには、渡嘉敷村観光大使で“体操のお兄さん”としておなじみの佐藤弘道さんが登場! 元気いっぱいのトークで沖縄の魅力を伝えてくださいました。

さらに、竹富町のゆるキャラ「ピカリャ〜」も登場。「かわいい♡」という声援に包まれながら来場者との記念撮影を行ない、会場内にあたたかな空気を届けてくれました。

国内ゾーン

伊豆大島のブース。皆さん各地からご参加いただきありがとうございました!

伊豆大島のブース。皆さん各地からご参加いただきありがとうございました!

南北約3000kmにわたり海に囲まれた日本には、魅力あふれるダイビングエリアが数多く点在しています。今年の国内ゾーンには、奄美群島や屋久島、柏島、伊豆大島、八丈島、小笠原諸島といった、ダイバーから特に人気の高いエリアが出展。各地からは多くの現地ガイドも参加し、海の魅力をリアルな言葉で伝えてくれました。

「日本にもまだまだ知らない海がありました。早速ダイビングの計画を立てようと思います!」そんな来場者の声も多く、イベントの盛り上がりを感じさせました。

水中カメラゾーン

水中撮影機器メーカーとして根強い人気を誇る《INON(イノン)》のブース

水中撮影機器メーカーとして根強い人気を誇る《INON(イノン)》のブース

撮影スキルも一流であるメンバーが多く在籍しているガイド会。メンバーによる写真展を開催

撮影スキルも一流であるメンバーが多く在籍しているガイド会。メンバーによる写真展を開催

《ダイビングショップNANA》のフォト派メンバー「Finders7」も写真展を開催

《ダイビングショップNANA》のフォト派メンバー「Finders7」も写真展を開催

中村征夫さんのブースでは写真集の販売やサイン会も開催。ファンが次々と押し寄せて大盛況!

中村征夫さんのブースでは写真集の販売やサイン会も開催。ファンが次々と押し寄せて大盛況!

ハウジングや超小型でパワフルな水中ストロボで知られる老舗メーカー《INON》をはじめ、最近注目を集める《Insta360》といったブランドも出展しました。

ガイド会カウンターでは、35名のメンバーによる写真展を開催。それぞれがホームとする海を誰よりも潜り込み、そこでしか撮れない作品を展示し、各地の海の魅力を存分にアピールしてくれました。また、隣接するブースでは、ガイド会所属の《ダイビングショップNANA》のフォト派メンバー「Finders7」も写真展を開催。神奈川県の葉山・三浦の海が秘めるポテンシャルの高さを来場者に伝えていました。

さらに、イベント公式ナビゲーターを務める水中写真家・中村征夫さんと、水中写真家・むらいさちさんによる特設ブースも登場。両氏を慕う多くのファンで大いに賑わいました。

水中写真・映像特設ゾーン

水中写真・映像特設ゾーン出展の皆さま

水中写真・映像特設ゾーン出展の皆さま

水中写真家コーナーでは、人気有名フォトグラファーがズラリ!

水中写真家コーナーでは、人気有名フォトグラファーがズラリ!

ダイビングの楽しみ方のひとつが水中撮影です。今年のブースにはRGBlue、AOI、SEA&SEA、Nauticam、フィッシュアイといった主要ブランドが出展。新製品をはじめ人気の水中撮影機材やハウジング、ストロボ・ライトなどのアクセサリーが展示されました。実際に手に取りながらメーカー担当者に相談できるとあって、水中写真愛好家の方々が集まり、3日間を通して大盛況となりました。

さらに、ブースの一角には阿部秀樹、尾崎たまき、上出俊作、佐野誠一郎、茂野優太、清水淳、田端重彦、中川西宏之、中野理枝、古見きゅう、峯水亮(敬称略・五十音順)といった著名な水中写真家やクリエイターが一堂に集結。写真集の販売やサイン会、撮影に関する相談会などが行なわれました。これだけの顔ぶれが揃うのは非常に貴重で、来場者にとって忘れられないひとときとなりました。

マリングッズゾーン

ダイビング器材&アクセサリーや水中撮影機材を販売する《mic21》。イベント限定大特価で購入できるということで今年も大人気!

ダイビング器材&アクセサリーや水中撮影機材を販売する《mic21》。イベント限定大特価で購入できるということで今年も大人気!

マリングッズゾーンではダイビング器材の販売をはじめ、ダイビング時に便利なアクセサリー、コスメや海グッズなどが展示・販売されました。

今年は環境に配慮した製品や、女性ダイバー向けのアイテムも目立った印象。実用性とデザイン性を兼ね備えた製品も数多く並びました。

ステージプログラム

「マリンダイビング大賞2024」授賞式の様子。受賞者の皆さま、おめでとうございます!

「マリンダイビング大賞2024」授賞式の様子。受賞者の皆さま、おめでとうございます!

会場内に設置されたステージでは、人気水中写真家によるトークショーや、ダイビングについて学べるセミナー、《スリランカ航空》提供の成田〜モルディブ往復航空券が当たるクイズ大会、第3回日本水中フォトコンテストの表彰式など、3日間を通して多彩なプログラムが行なわれました。

さらに、マリンダイビングWeb主催の「マリンダイビング大賞2024」授賞式も実施。日本全国のダイバーの投票で選ばれる人気ランキングに国内外の関係者が集い、注目を集めました。

各ステージプログラムでは、豪華賞品が当たる抽選会も開催され、会場は大きな盛り上がりを見せていました。

環境、協賛社、主催者ゾーン

藻場再生プロジェクトのパイオニア、渋谷正信氏が率いる《SDIグループ》

藻場再生プロジェクトのパイオニア、渋谷正信氏が率いる《SDIグループ》

海の環境と調和するモノづくりをはじめ、地球の海を水面下でサポートする活動を幅広く行なう《SDIグループ》や、安全なダイビングに欠かせないメディカルネットワークやダイバーズ保険を提供する《DAN JAPAN》、中高年のダイバーが集まる《シニアダイバーズクラブ》など、ダイビングの多様性が伝わるブースが出展。来場者はそれぞれのブースで最新情報をチェックしたり、相談したりと、ダイビングの楽しみ方の幅広さを体感していました。

MDWebブース

会場出口ではアンケートを実施。抽選で豪華賞品が当たります。

会場出口ではアンケートを実施。抽選で豪華賞品が当たります。

マリンダイビングフェアの主催者が運営する「マリンダイビングWeb」は、会場出口付近にブースを構えていました。「マリンダイビングWeb」のSNS新規登録者には抽選で、《GARMIN》のスマートウォッチ型ダイブコンピュータがプレゼントされるほか、豪華賞品が当たるスタンプラリー抽選会も実施され、たくさんの方にご参加いただきました。

「マリンダイビングWeb」を通じて応援してくださる皆さまの声にも後押しされ、スタッフ一同、来年に向けてさらに充実したフェアを目指す決意を新たにしています。「マリンダイビングフェア2026」で、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。ご来場・ご出展いただき、本当にありがとうございました‼︎

≫マリンダイビングフェア2025全出展者情報

≫ステージプログラム

「マリンダイビングフェア2026」は
4月3(金)、4(土)、5(日)
東京・池袋のサンシャインシティ文化会館2F(Dホール)にて
開催予定!

会場で皆さまとお会いできることを、
心より楽しみにしています!!

最新情報をチェック!≫公式サイト

画像・ライター/新井夏海