360度カメラで水中を撮ろう!
Insta360はダイビングに最適
「広い海を、360度全部撮れたらいいのに…!」と思ったことのある人は多いのではないでしょうか? 実は、陸上はもちろん、水中世界を360度、それも高画質で残すことができるカメラが登場しました!その名は「Insta360 X4」。名前の通り、360度撮影ができるカメラです。
超広角映像はもちろん、自撮り棒を使えば、まるで水中ドローンを使って撮影したような映像を撮ることができます。しかも撮影時の操作や編集もとっても簡単! 写真も動画も手軽に、綺麗に残すことができる「Insta360」の最新機種「X4」をレポート!
※2024年10月の情報です。
Insta360とは?
「360度の世界を記録!」Insta360は、360度を撮影することができるカメラです。静止画も動画も、高画質で美しく残すことができます。「360度すべてを記録する」と聞くと、なんだか大がかりな気がしますが、そんなことはありません。カメラはなんと、手のひらに収まる小型軽量なものです!
設定はタッチ操作が可能な液晶で行うことができるので簡単!手軽・気軽に撮影できるスグレモノです。※水中ではサイドのボタンを使って撮影します。
360度記録しているので、後からの編集も自由自在。「まず撮って、アングルは後で決める」スタイルで映像を仕上げることができます。ダイビング中は水中景観や浮遊感を楽しむことを重視したいという人や水中で自撮りをしたい人、カメラとの併用したい人にもおススメです。
本体は10mの防水設計で、専用の潜水ケースを使えば水深50mまで対応可能!
Insta360 X4の魅力
1)小型軽量
手のひらに収まるサイズで、本体重量はわずか203g!どこにでも気軽に持っていくことができます。器材や着替えなど、荷物が多くなりがちなダイビング旅行に、Insta360 X4は最適です!
2)高画質
「アクションカメラや360度カメラは、画質が良くない…。」というイメージを持つ人もいるかもしれません。Insta360 X4はなんと静止画は7200万画素、8K30fps動画の撮影に対応!臨場感のある映像を作ることができます。
3)「見えない自撮り棒」&「見えない潜水ケース」
従来の360度カメラには「自撮り棒や水中用のケースが写りこんでしまう」という課題がありました。Insta360のアクセサリー「見えない自撮り棒」を使うと、映像には自撮り棒が写りこまず、自然で没入感のある作品に仕上がります。また、「見えない潜水ケース」も同様で、ケースを付けていないかのような映像が撮影できます。
水中で「見えない自撮り棒&潜水ケース」をセットで使用すると、臨場感のある、美しい水中映像が撮れますよ。
水中撮影に必要なアイテムが揃った「見えない潜水ケースキット」があるので、初めてInsta360を使う人も安心ですね。
4)水中の色彩を綺麗に映し出す編集機能 「AquaVision」
撮影した後に、水中の色味を色味を調整できる機能で、水中で撮影した写真や動画の色バランスを自動的に調整して、より自然に見せる編集機能です。これにより、後処理でのカラーグレーディング(色の調整)の時間を短縮ができます!また、追加でカラーフィルターを使う必要がなく、フィルターを使用するよりも自然な色味を再現できます。
現地ガイド使用レポート!
魅力的な機能満載のInsta360 X4。3名の水中ガイドが実際に使用したレポートと映像をご紹介します!
《ダイビングチームうなりざき 西表》 ガイドの桑原迅平さんがレポート!
まるでドローンを使って撮ったような写真も! 写真/桑原迅平
記念撮影もバッチリです! 写真/桑原迅平
「360度ということもあり、撮影中の撮りこぼしが少ないことに魅力を感じます。電源ボタンなどの操作性も良く押し忘れ、切り忘れなどもなく快適に使用できていました。」とダイビングでの使用に手ごたえを感じた様子。また、スマートフォンのアプリを使って編集も体験。「携帯に取り込む際の専用のアプリを使用することで、動画、写真の編集も簡単でした!」と太鼓判。
《海遊社》ガイドの前澤位江さんがレポート!
超広角は海の壮大さを表現するのに最適!!写真/前澤位江
「Goproやカメラでは撮れない、不思議な空間を撮ることができました!」と前澤さん。画角が広いので、ハンマーを映えるように撮るのが難しかったそうです。「シチュエーションが揃えば、これまでにない映像になると思います!」とのこと。自身のフィールドである神子元の海はもちろん「ケーブやコーラルがある海で使うのもよさそう!」と本機の魅力を感じていました。
《ドルフィンウェーブ》ガイドの石原郁美さんがレポート!
「ボタン2つですべての操作が簡潔するので、簡単で使いやすかったです!」と石原さん。「見えない自撮り棒」を使って撮影しながら、ハンマーヘッドシャークの群れと並泳した際は、「ブレるかも?」と思ったそうですが、想像以上に安定して撮れました!とレポート。
水の抵抗が少ない小型さと、本体の強力な手振れ補正機能で、強い流れの中での撮影にも適しています。「今までとは違った視点で撮れるのが面白いです!」と、本機の魅力を話してくれました!
使い方
<撮影>
陸上では、「電源を入れ、液晶モニターをタッチすることでモードを選んで、撮影ボタンを押す」という流れで撮影することができます。潜水ケースに入れると液晶のタッチができないのですが、事前に「潜水ケースモード」をONにすれば、ボタン操作だけで撮影が完結できるようになります!
また、AIを活用した「ジャスチャーモード」が搭載されています。カメラに向かって「パー」をすると「録画の開始/停止」、「ピースサイン」をすると写真撮影のモードに切り替わります。自撮り棒を伸ばして撮影する時に、本体のボタンを触らずに撮影ができたり、モードが切り替えられるのは便利ですね!
<編集>
スマートフォン用のアプリ〈Insta360〉で簡単に動画・静止画の編集ができます。スマホの画面をタッチすることで、視点の調整やズームその他の編集ができるほか、AIによる自動編集も可能!「こだわった編集をしたい!」という人も、「手軽に仕上げたい!」という人も、どちらのニーズにも応えてくれます。
テンプレートがあるので、編集が初めての人でも安心です!
また、もっと本格的に編集をしたい!という人にはPC用ソフト〈Insta360 Studio〉がおすすめ。更に細かい編集ができるので、映像作品の制作もしっかりできます。
PC用ソフト〈Insta360 Studio〉。直感的で使いやすい!
スマートフォン用のアプリも、PC用のソフトも、Insta360公式サイトから無料でダウンロードできます!
《ダイビングチームうなりざき 西表》 ガイドの桑原迅平さんが公式のソフトを使って仕上げた動画編集に挑戦! 完成した動画がこちらです!
海の広大さも、ダイビングの楽しさも、しっかり伝わる動画ですね! SNSへの投稿も簡単。本体の使い方は、公式のYouTubeやインスタグラムなどで公開されているので、初めて使う人や操作が不安な人も安心です!
まとめ
ダイビングの合間の陸上観光でも大活躍!/写真提供:Insta360
広い海を超広角で撮影でき、自撮りも簡単。360度カメラは、ダイビングでの使用に適していますね!水中での使用はもちろん、陸上での使用も楽しいInsta360 X4。海の思い出を、綺麗で印象的な映像で残すことができるので、おススメです!
記事内で紹介した「見えない潜水ケース」、その他水中での撮影に必須のアイテムがセットになった「Insta360 X4 潜水キット」も販売しています。
協力・写真提供/Insta 360 Japan 株式会社、海遊社、ダイビングチームうなりざき西表、ドルフィンウェーブ
ライター/斉藤利奈