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現地の海から~水深別魚ッチング!~
八丈島

八丈島

「ここのエリアでは一体何が見られるの?」という疑問はここで解決!
現地ガイドから、水深別に見られるおすすめの生き物を教えてもらいました。
定番の生き物はもちろん、今まで知らなかった生き物情報も満載! 次に行ったらリクエストしてみよう。

 

八丈島

水面
水深10m

アオウミガメ

 八丈は特にアオウミガメの個体数が多く、体験ダイビングや講習でも見ることができてしまいます。

Comment:《八丈島ダイビングサービス パッショーネ》平川潔さん

アオウミガメ

 八丈島はカメの島と表現して良いほどアオウミガメが多く生息しています。どのポイントに潜っても、体験ダイビングですらアオウミガメを見ることができます。 のんびりカメと泳ぎたい方はぜひ!

Comment:《ダイビングクラブ コンカラー》田中幸太郎さん

アオウミガメ

 カメの島「八丈島」と言ってよいほど、八丈島はアオウミガメたちがよく見られる場所です。このアオウミガメたちとって八丈島はよいエサ場となっており、この島ですくすくと大きく育っているのです。アオウミガメたちのエサは海藻です。四六時中浅場で海藻を食べているので、体験ダイビングでも手軽に見られてしまうほど、浅場にはたくさんのアオウミガメが泳いでいますよ。カメが見たいなら八丈島ですね。

Comment:《レグルスダイビング》加藤昌一さん

フリソデエビ

 メカニカルな体型なのに淡いピンクの色彩がなんともフォトジェニックなフリソデエビ! 八丈では膝立ち程度の高さの岩穴にいることが多いため、観察や撮影に最高です!

Comment:《アルケロン》仲谷順五さん


水深20m

ユウゼン

 多くは語りません!! 写真のようなユウゼンをぜひ見てください。

Comment:《ダイビングクラブ コンカラー》田中幸太郎さん

ユウゼン

 日本固有のチョウチョウウオで八丈島から小笠原までの海域でしか見られない地域限定の種類です。潮通しのよいスポットであればペア仲良く泳いでいる姿を目にします。とってもシックな日本的な色合いのチョウチョウウオです。5〜6月はユウゼンたちが50〜200尾も集まり、密集して行動する「ユウゼン玉」が見られるシーズンです。ぜひそんなユウゼンたちをご覧になってください。

Comment:《レグルスダイビング》加藤昌一さん

ジャパニーズピグミーシーホース

 5〜15㎜と小さなピグミーですが、よ〜く観察すると大きな目がキョロキョロ、泳ぐ姿からの着底時の尾の巻きつき姿は本当にかわいいですよ!

Comment:《アルケロン》仲谷順五さん

ツバメウオ

 夏場も冬場もボートエリアで安定して見ることができます。盛夏は大型成魚の群れ、冬場は若魚の群れを見ることができます。

Comment:《八丈島ダイビングサービス パッショーネ》平川潔さん


水深30m

トサヤッコ、レンテンヤッコの幼魚たち

 レンテンヤッコは水深10mから、トサヤッコは水深20mから多く見られるのが八丈の海の特徴でもありますが、なぜか幼魚は水深30m以深、40mに近いところで多く見られます。ただし、八丈はナイトロックスがスタンダードなので30mを超えるダイビングは注意が必要です。(写真はトサヤッコの幼魚)

Comment:《ダイビングクラブ コンカラー》田中幸太郎さん

ナメモンガラの群れ

 ナメモンガラは日本では伊豆諸島南部から小笠原にかけて生息する地域限定種です。八丈島に来たらユウゼンと同じくぜひご覧になっていただきたい種のひとつです。浅い水深でもごく普通に見られるのですが、潮通しの良い水深30m付近では、なぜかダイバーにわらわらと集まってくることがあります。その数優に数100尾! なぜこんな行動をするのかはわかりませんが、一度ナメモンガラたちに囲まれてみてはいかがですか。

Comment:《レグルスダイビング》加藤昌一さん

シンジュアナゴ

 ガーデンイールと呼ばれるアナゴの仲間、その中でもシンジュアナゴはごく限られた地域でしか見ることができません。八丈島では数カ所で見られ、浅いスポットもありますが、「ナカノママ」というスポットで水深30mからの大コロニーは圧巻です!

Comment:《アルケロン》仲谷順五さん

協力ショップ一覧

アルケロンダイビングクラブ
2013年11月に新店舗がグランドオープン! 新しい店舗はツインベッドルームが5部屋もある宿泊施設つき。じっくり写真を撮りたい人、がっちりフィッシュウオッチングをしたい人におすすめのダイビングサービス。ガイド・仲谷順五さんがマクロはもちろん、カンパチや回遊魚、ニタリやハンマーまでフィッシュウオッチングを楽しませてくれる。
ダイビングクラブ コンカラー
「ゆっくり見る、潜る、撮る」をモットーにフォト派&フィッシュウオッチング派から熱い指示をうけるガイド・田中幸太郎さん率いるダイビングサービス。一度に一緒に潜るゲストは最大6名までで、じっくりと被写体を見せてもらえるのでとにかく濃い1ダイブを提供してくれる。遠方からもゲストが通いつめるほど、リピーター続出のお店だ。
八丈島ダイビングサービス パッショーネ
《八丈ビューホテル》のすぐそばにお店がある、ガイド・平川潔さんのダイビングサービス。平川さんは19歳で初来島して八丈島の大ファンになり、すぐに移住し下積み10年を経て2009年にお店をオープン。アットホームでのんびりダイビングを楽しませてくれる。かなりの生物好きで生態知識が豊富で、フォト派もマクロ派も唸らせるガイディングが魅力だ。
レグルスダイビング
フォト派&フィッシュウォッチング好きなダイバーが通うお店。少人数制で初心者も大歓迎! ガイド・加藤昌一さんは『エビ・カニガイドブック-伊豆諸島・八丈島の海から』をはじめ、数々の本を出しており、お魚知識は八丈島一! ひとりでも気軽に訪れられるアットホームな雰囲気に何度も通ってしまいたくなるはずだ。
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