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現地の海から~水深別魚ッチング!~
千葉内房・勝山
「ここのエリアでは一体何が見られるの?」という疑問はここで解決!
現地ガイドから、水深別に見られるおすすめの生き物を教えてもらいました。
定番の生き物はもちろん、今まで知らなかった生き物情報も満載! 次に行ったらリクエストしてみよう。
千葉内房・勝山編
0mdeep
- ハナハゼ
- メタリックブルーで尾の長いハナハゼ。華麗に舞う人気者です。
通常は深い場所で見られる魚ですが、ここでは水深4m位から見られ、個体数も多く、すぐそばまで寄れるので、水中写真の絶好の被写体になっています。 - 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
- カイカムリ
- 海綿や海藻などを背中にくっつけていて、擬態がうまいカニ。
穴の奥などに隠れていることが多いので、見つけるのは大変です。 - 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
- ウミテング
- こう見えても魚です。6~12月頃によく見られます。
「ノースエンド」というスポットの砂地で、ペアでいるところがよく見られます。 - 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
10mdeep
- トラフケボリ
- トラ模様がかわいい、人気者の貝。イソバナなどについているところを通年見つけられます。
- 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
- ゼブラガ二
- ラッパウニやイイジマフクロウニを住処にしているカニで、勝山では、ペアでいるところも見られます。
ただし、体長は2㎝ほどですし、ゼブラ模様がウニに溶け込んでいて、見つけるのは難しいかもしれません。 - 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
- ドロノミ
- 名前だけを聞くとどんな生物? と首をかしげたくなりますが、ヨコエビの仲間です。水深20m前後のところにいて、3~5mmの小さな体は、全身蛍光ピンクというかわいさ! 1~3月頃によく見られます。
- 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
- オルトマンワラエビ
- エビという名前なのに、じつはヤドカリの仲間です。次に紹介するムギワラエビとよく似ているので、混同されることが多いのですが、オルトマンワラエビの方は関節の色が赤・白・赤という順番になっているので、見つけたら注意して見てみてください。10~20m位でよく見られます。
- 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
20mdeep
- ムギワラエビ
- 伊豆あたりだと40~50mの深いところにいることが多いのですが、ここ勝山では、水深29mくらいのドロップオフの下のところにいて、通年見られます。こちらは関節の色が赤・白となっているので、先に紹介したオルトマンワラエビとの違いを、よく見てください。
- 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
- クロマルケボリ
- 2008年に新種として名前がつけられた貝で、他ではなかなか見られないのですが、勝山では通年見られます。勝山で初めて見たというダイバーも多く、水玉模様がかわいい人気の生物です。
- 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
- シラヒメハナガサウミウシ
- 普通は60~70mの深いところにいるので、他ではなかなか見られない珍しいウミウシですが、ここでは「千手ドロップ」というドロップオフスポットの下あたり水深28m位のところにいます。3~8月の時期はかなりの高確率で見られます。
- 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
- クダヤギクボエビ
- ニクイロクダヤギにいる白と赤のかわいい色合いのエビ。1~1.5㎝と小さいのでなかなか見つけにくいのですが、通年見られます。
- 《かっちゃまダイビングサービス》魚地司郎さん
協力ショップ一覧
- かっちゃまダイビングサービス
- 2015年にグランドオープンしたばかりの勝山(通称かっちゃま)は東京湾の中ほど房総半島内房に位置し、アクセスの良さが自慢。かっちゃまダイビングサービスのすぐ目の前にある浮島(うきしま)周辺がポイントで、島のおかげで、悪天候でもどこかしら潜れるポイントがあります。海底はドロップオフやソフトコーラルの群生、砂地などに加えて、東京湾海底谷に隣接しているために深海性の生物が比較的よく見られます。
(今回掲載の水中写真はお客様にご提供いただいたものです。ご協力ありがとうございました)
次回更新予定日 2017年11月16日