現地の海から~水深別魚ッチング!~
三宅島
「ここのエリアでは一体何が見られるの?」という疑問はここで解決!
現地ガイドから、水深別に見られるおすすめの生き物を教えてもらいました。
定番の生き物はもちろん、今まで知らなかった生き物情報も満載! 次に行ったらリクエストしてみよう。
三宅島編
0mdeep
- キンチャクガニ
- 岩の下や隙間によく隠れています。ボンボリのようなイソギンチャクを持って威嚇する姿は応援しているように見えます。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- コロザメ
- 春から水温が上がる前の初夏までで、北側エリアのスポットで観察できます。
多く出現するときは容易に10m以浅でも会えるので、ここの水深に上げてみました。ほぼすべてが砂地での遭遇ですが、写真のように棚上(浅場)でも稀に出会えます。 - 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
- ジャパニーズピグミーシーホース
- 体長1~2cmの小さいタツノオトシゴで海藻に同化していて見つけにくい。見慣れるまでじっくり観察しましょう。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- ジャパニーズピグミーシーホース
- こちらはシーズン初めから終わりまでほぼシーズン中観察できます。
時折2~3mmほどの極小サイズの赤ちゃんにも出会えますが、一度眼を離すと…… ってぐらい赤ちゃんはよく動き回ります。逆に大人はお気に入りの場所を見つけると、しばらくその近辺で観察できます。 - 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
- セダカギンポ
- 9月ぐらいになるとサンゴの隙間でうろちょろしている幼魚が見られます。成魚と違い体が丸っこくてかわいい、ただ臆病な子なので、なかなか全身は見れません。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- ヒレグロコショウダイ幼魚
- 三宅島では初夏からの7~8m辺りから観察できます。尾ビレをフリフリ♪ フリフリ♪ ダンスしているかのように泳ぐしぐさはかわいいいですよ! 「大久保浜」での観察が一番多いです。
- 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
- マツバギンポ
- 岩に開いた小さな穴やフジツボの殻などから顔を出しているのがとても愛らしいです。白色の斑点が密に入っているのが特徴。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
10mdeep
- アオウミガメ
- どのスポットでも出会える確率は高く、多い時は1ダイブで数個体と出会うことも。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- アマミスズメダイの幼魚
- 大人になるとあまり目立つ魚ではないが、幼魚は目や体の周りのラインが蛍光色のブルーに輝いて見え、とても美しいです。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- カンパチ
- 通年見られ、キビナゴの群れなどを捕食するシーンは圧巻です。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- ハナイカ&その卵
- 5月中旬ぐらいから姿を見せ産卵行動を始め岩の下などに卵を産み付けます。泳ぎは苦手らしく歩いているような感じでじっくり観察できます。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- ハナイカ&その卵
- 当たり年ハズレ年があるものの、三宅ではわりと観察できるほうではないでしょうか……。みるみる体色を変えるさまの華やかさと、 歩くように進む動き方はメチャクチャ可愛いですよ。
- 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
- ハナイカ&その卵
- 当たり年ハズレ年があるものの、三宅ではわりと観察できるほうではないでしょうか……。みるみる体色を変えるさまの華やかさと、 歩くように進む動き方はメチャクチャ可愛いですよ。
- 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
- ミヤケテグリ
- 三宅島で発見され、名前の由来となったミヤケテグリ動きはかわいくて見てて飽きません。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- ミヤケテグリ
- 三宅といったらミヤケテグリ! 初夏からとても小さい幼魚が出始めて、シーズン終わりまでその可愛さで撮っても観ても楽しませてくれます。10m以浅にも出現しますが10~15m辺りが一番多い気がします。「大久保浜」での観察が多いです。
- 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
- レンテンヤッコ
- ジャック・モイヤー氏の研究で性転換する魚で知られている。三宅で多く観察でき、幼魚も見られ、とてもかわいいです。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
20mdeep
- イシガキダイの群れ
- クチジロとも呼ばれる成魚が何十匹もの群れを作っている光景は迫力もの、とても珍しく三宅でも限られた所でしか見られません。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- キビレマツカサ
- やや地味なイメージのイットウダイ科の仲間ですが、尾ビレや背ビレ、臀ビレが鮮やか黄色でキレイな魚。オーバーハングした場所や暗がりを好んですんでいます。
- 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
- キンギョハナダイ
- どのスポットでも多く見られますが、特に「カタンザキ」というスポットで見られる数はとても多く、何度潜っても飽きません。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- クダゴンベ
- やや深めのイメージがあるクダゴンベですが、三宅では10m強にしばらくいた個体もいました。通常は25m以深辺りからです。いつ観てもチェック柄のかわいい魚です。西側エリアでの観察が圧倒的に多いです。
- 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
- タカベ
- 島を代表するような魚、大きな群れを作りダイバーに群がることもしばしば、一気にテンション上がります。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- テングダイ
- 数匹でじっとしていることが多いが、時には何十匹もの群れをつくることも、そっと近づけばかなり接近でき良い被写体となります。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- ハナゴンベ
- 岩穴やゴロタ石の隙間など、やや暗いところで見ることができます。とても綺麗なハナダイです。
- 《Divetrip Deep in》鈴木義晴さん
- ハナゴンベ
- 25m以深のドロップオフで観察できます。初夏から出始める幼魚は一段とキレイで、撮っても見ても楽しめます。南西部のスポットで観察できます。
- 《ダイビングチーム海猿隊》吉沢弘之さん
協力ショップ一覧
- Divetrip Deep in
- 三宅島のボートダイビングはディープイン号におまかせ! 伊ヶ谷港すぐ近くのお店で、少人数もしっかりサポート。御蔵島で野生イルカと泳ぐドルフィンスイムツアーも常時開催。宿泊ダイブパック有。
- ダイビングチーム海猿隊
- いつでもリクエストに応えられるように日々の生物探しはスタッフ全員が大好き♪ 1チームは多くても6人までの少人数制。じっくり観る、ゆっくり撮る、まったり潜るをモットーに、三宅島の海をご案内。