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現地の海から~水深別魚ッチング!~
屋久島

屋久島

「ここのエリアでは一体何が見られるの?」という疑問はここで解決!
現地ガイドから、水深別に見られるおすすめの生き物を教えてもらいました。
定番の生き物はもちろん、今まで知らなかった生き物情報も満載! 次に行ったらリクエストしてみよう。

 

屋久島

水面
水深10m

アオウミガメ

 「カメの島・屋久島」そう言えてしまうほどにカメによく出会える。産卵のために訪れる季節限定のアカウミガメと通年を通してみることができるアオウミガメ。写真は通年見ることができるアオウミガメ。ダイバーに慣れているのでじっくり撮影することができる。

Comment:《屋久島ダイビングライフ》高久至さん

ジョーフィッシュ

 毎年5、6月頃になると、水深6㍍前後の水底では繁殖期に入ったジョーフィッシュの姿をそこら中で見かけるようになります。オスの口内保育、そしてハッチアウト。屋久島はジョーフィッシュのこうした生態行動が割と観察しやすい環境であるようです。

Comment:《屋久島ダイビングサービス もりとうみ》原崎森さん


水深20m

ヤクシマキツネウオ

 2007年に標準和名がついたヤクシマキツネウオはまさに「屋久島ならでは」の魚です。幼魚は各地で見られますが、成魚が中層で大きな群がりをつくる光景はほかでは見られないものではないでしょうか?

Comment:《屋久島ダイビングサービス もりとうみ》原崎森さん

アザハタ

 日本一撮影しやすいアザハタとして鋭意売り込み中。一つのスポットでアザハタの成魚が6個体は見られている。青い海に赤い色彩が映え、ダイバー心をくすぐる。

Comment:《屋久島ダイビングライフ》高久至さん


水深30m

ヤッコ三兄弟

 左からヤイトヤッコ幼魚、トサヤッコ幼魚、ヒレナガヤッコ幼魚。成魚よりも少し深い所で、これらの幼魚や他のキンチャクダイ科の幼魚がよく見られる。岩陰でチロチロと見え隠れする姿が容姿と相まってかわいらしい。

Comment:《屋久島ダイビングライフ》高久至さん

ベニハナダイ

 他地域では割と珍しい、もしくは深場に降りないと見られないベニハナダイも屋久島では水深30m前後で大きな群がりをつくる普通種です。シーズン中、オスは常に蛍光ブルーの体色となってメスに求愛しています。

Comment:《屋久島ダイビングサービス もりとうみ》原崎森さん

協力ショップ一覧

屋久島ダイビングサービス 「もりとうみ」
森と海のつながりを意識したガイドを心がける原崎森さんのダイビングサービス。ダイビングスタイルはのんびり&まったり。少人数制なので初心者やブランクダイバーも安心して潜れ、フォト派ダイバーもじっくり水中写真を楽しむことができる。豊富な知識で屋久島の海や生き物に関する不思議を紹介してくれ、ゲストにわかりやすいと評判。
屋久島ダイビングライフ
屋久島北部の志戸子にあるダイビングサービス。代表の高久至さんは、西伊豆・大瀬崎にて生態観察や水中写真の楽しさを伝えるガイドとして活躍、その後2009年に屋久島に移住しお店を立ち上げる。三度の飯より海が好き!という至さんが、まったり派、フィッシュウオッチング派、生態観察、フォト派とあらゆるゲストのリクエストにも応えてくれる。
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