お手頃な価格で行ける南の島
奄美大島ダイビングガイド
ダイバーがハマる10の理由
鹿児島と沖縄の間に浮かぶ日本最大級の離島、奄美大島。自然あふれる亜熱帯の島は、周囲の海もバラエティに富んだ多様性あふれる地形と生物にあふれています。奄美に行ったらダイビングをしなきゃ、もったいない!
奄美大島の基本情報
鹿児島から約380km。太平洋と東シナ海を分ける薩南諸島のほぼ真ん中に浮かぶ奄美大島は、面積約712km²、南北に60km以上ある大きな島。
入り組んだ海岸線は多くの穏やかな湾をつくりだし、ダイビングスポットとしても理想的な環境です。
ダイビングは空港に近い笠利エリア、その隣の龍郷エリア、奄美大島の中心地にある名瀬エリアを拠点にして島の北部を潜るか、南部の古仁屋やその沖に浮かぶ加計呂麻島を拠点にして大島海峡周辺を潜るかになります。
北部の場合は、東シナ海側の内湾、外洋、そして太平洋の3エリアを天候・海況が許せば日ごとに攻略するのが一般的です。
ダイビングサービスは笠利エリア、龍郷エリア、名瀬エリア、瀬戸内エリア、加計呂麻島に合計数十軒あります。
奄美大島 海のシーズナリティ
※気温、水温のデータは《ダイビングショップ ネバーランド》提供
※見どころは《ネイティブシー奄美》提供
ダイビングスタイル
一日のスケジュール
北部、中部、南部ともにダイビングスポットまで遠くてもボートで1時間、普通は15分程度の近場で潜ることが多いので、1ダイブごとに、もしくは午前中2ダイブして、ダイビングサービスに戻り、ランチを食べたら、希望者は午後もダイビングに出かけることになります。ビーチスポットもありますが、たいていはガイド付きとなるので、ボートと同じぐらいのスケジュールに。またダイビングサービスによっては「ハーフボート」といって、最初にボートでエントリーし、ビーチに戻って来るスタイルも実施しています。
ナイトダイビング、サンセットダイビングを開催しているダイビングサービスも多くあります。
ボートのタイプはいろいろ
ボートダイビングが盛んな奄美大島。大型のクルーザータイプのダイビングボートを所有しているダイビングサービスも多く、ブリッジ付きのボートなどは冬の季節のホエールウオッチングにも大活躍。
とはいえ、平型の和船タイプもメジャーです。
ブリッジ付きの大型ボートを持つダイビングサービスも
(写真は加計呂麻島ダイビング&ペンションRIKI所有のボート)
平型の和船タイプを好んで利用するダイビングサービスも多い
(写真はダイビングショップ ネバーランド所有のボート)
エントリースタイルはボートに応じて
ボートダイビングが初めてという方はエントリースタイルが不安かもしれないけれど、レギュレーターをくわえ、ゲージなどぶらぶらするものを体の前にまとめるという点では、どんなスタイルでも同じ。体の力を抜いて、あとは海へジャンプというよりは「イン」する感じでいけばいい。
クルーザータイプのボートは後部にデッキがあるので、そこからジャイアントストライドエントリーとなる場合が多いです。平型のボートの場合は、ボートのへりに座って、シッティングバックロールエントリーを。
シッティングバックロールエントリー(略してバックロールエントリー)は、“後ろに体を倒す”ことを心掛けて、勢いをつけないのがコツ
潜水時間やガイドスタイル
個性的なダイビングガイドが多い奄美大島ですが、どなたも奄美大島の海の魅力を見てもらうことに熱心で、ブリーフィングも熱い。1ダイブは基本的に45分程度とうたっているところが多いけれど、気づけば60分超えになっていることもしばしば。
ガイドスタイルもフィッシュウオッチングや水中写真を撮る人には、驚くほどていねいなお店が多く、複数のフォト派ダイバーにそれぞれ被写体を見せて、待ち時間を少なくするなど工夫されています。
ダイビング装備をチェック
航空機の預け荷物の重量制限が厳しい昨今、マイ器材は事前にゆうパックやヤマト便で送っておくほうがいいのですが(ほかの宅配会社だと手数料が高額なのでご注意を)、現地にはレンタル器材もありますし、体験ダイビングも盛んな地域なので、どのダイビングサービスでもサイズや数量はわりとそろっています。ただし、ウエットスーツはぴったりしたもののほうが保温力が高いので持参するといいでしょう。
また、エンリッチド・エア・ナイトロックスを取り扱っているダイビングサービスも少なくないので、一日に3本も4本も潜りたい方は特に利用をおすすめします。
なお、ウエットスーツは1~2月は平均水温が20℃を下回ることもあるので、5mmまたは6.5mmウエットスーツにフードベストやフードは必携。ドライスーツでもいいでしょう。3~4月、11~12月も水温20~21℃なので同様です。
5月頃から水温は徐々に上がり始め、7~9月には水温は29℃以上になることもあるので5mm、または3mmワンピースでも大丈夫。
また、冬の間は北寄りの風がダイビング後、刺すように冷たく感じられることもあるので、ボートコートやウインドブレーカーも着用してきましょう。
奄美大島のダイビングスポット
大きな島だけに街やリゾートエリアにダイビングサービスが点在。大きく分けて、北部、中部、南部とあるわけですが、そこを中心にダイビングスポットも開拓されてきた奄美大島。利用するダイビングサービスがあるエリアを潜るのが普通ですが、ダイビングサービスによっては、遠征も。
北部エリア
龍郷&東シナ海
東シナ海側に大きく幾重にもえぐれた湾に龍郷町(たつごうちょう)、笠利町(かさりちょう)といった町が面していて、そこを拠点とするダイビングサービスがダイビングスポットを開拓。内湾と外洋に大きく分かれます。
内湾は、手軽に潜れてなおかつ生物相の厚いビーチスポット「倉崎ビーチ」を筆頭に、スカシテンジクダイの群れが見事な根やハナヒゲウツボ、ヒレナガネジリンボウなどお宝ザクザクな「山本スペシャル」、サンセットダイビングでニシキテグリのペアが狙える「ピアテグリ」、ギネス級の巨大コモンシコロサンゴが鎮座する「大仏サンゴ」などがズラリ。
外洋側は、その名のとおりオアシスのような癒しの景観が広がる「インオアシス」などがあります。
大きくえぐれ、奥の深いリアス式海岸でもある笠利湾。「倉崎ビーチ」はそんな湾の奥にある
倉崎ビーチ
ビーチ、ボート、ハーフボートなど潜り方もいろいろ。砂地から沖に向かって延びるリーフ、そして点在するサンゴの根など地形のバリエーションが豊富な上、内湾にあるため、魚や海の生き物のゆりかごのような環境。ハナヒゲウツボやジョーフィッシュ、ハゼやスズメダイなどからエビ・カニ、ウミウシまでさまざまな生物が生息しています。フォト派ダイバーは大忙しです。
ホヤに生息するエビなども腕利きのガイドが見せてくれるかも
山本スペシャル
ケラマハナダイなどが群れる小さな根が砂地に鎮座。周辺にはたくさんの生物もいて、トウアカ以外の日本で見られるクマノミ5種も生息。産み付けた卵を保育する行動など、愛のあふれるシーンがめじろ押し!
ケラマハナダイだけでなくスズメダイやキンメモドキもぐっちゃり!
バベル
バベルの塔のようなものものしい根が目印。クダゴンベやハゼなど生物が豊富でフィッシュウオッチングや水中撮影にもピッタリですが、近年は毎年4月頃から7月頃にアマミホシゾラフグがミステリーサークル(産卵床)を作ることでも注目が高まっています。
新種として奄美大島の名をあしらったアマミホシゾラフグ。オスがメスを受け入れるためせっせと作るミステリーサークルが見もの
ピアテグリ
サンセットダイビングでニシキテグリの産卵を狙うスポット。湾内にある小さな桟橋(ピア)からビーチエントリー。水深10mにも満たない場所にユビエダハマサンゴの大群生があり、その隙間にニシキテグリが出現。体の大きなオスがメスにアプローチをしながら這いずり回るような感じで移動します。気が合ったメスがいると、ゆっくりと宙に飛んで放精放卵。その神秘的な行動は見るべき価値あり。
原色の衣装を身に着けたニシキテグリの産卵行動をぜひ
太平洋サイド
太平洋に面した東側は、ダイナミックでサンゴ礁も素晴らしい。もりもりと元気なサンゴ群落はウミガメも大好物なようで、ウミガメ遭遇率も高いです。また、スコーンと抜けた奄美ブルーや、神秘的な光が楽しめるアーチなど地形スポットも見もの。潜るスポットがダイビングサービスによって微妙に異なり、オリジナルスポットも多数あります。
目の前を悠々と泳いでいったアオウミガメ
スポットライトが射し込むアーチ内。神々しいばかりの光景
サンゴももりもり、元気!
中部エリア
東シナ海中部
奄美大島の中心地、名瀬のあるエリア。名瀬やその周辺にあるダイビングサービスのほか、北部のダイビングサービスが潜りに来ることも。
特に「奄美で大物を見るならココ」といわれる、「美波ちゃん」では、イソマグロとマダラエイは常連。夏は巨大ナポレオン、ウメイロモドキの大群にロウニンアジの群れなど超エキサイティング!
また、中級者以上向きですが、水深30m以深から立ち上がる根に潮がブンブン当たり、イソマグロやニザダイ大群など回遊魚が狙える「ブンブンロック」も見逃せません。
巨大な隠れ根がダイナミックで、ピグミーシーホースやアケボノハゼ、スジクロユリハゼなどマクロ派垂涎の生物が多い「デッショ」もオススメです。
南部エリア
大島海峡内
奄美大島の南には海峡を挟んで加計呂麻島(かけろまじま)をはじめとする島々が点在。加計呂麻島にもダイビングサービスがあり、奄美大島南部の中心、古仁屋(こにや)とともに南部を代表するダイビングエリアとなっています。
入り組んだ海岸線にはたくさんのダイビングスポットが開拓されていて、地形やサンゴ礁が楽しめるほか、内湾性の生物も多数。フォト派やフィッシュウオッチング派の天国といえます。
嘉鉄(かてつ)
南部を代表するスポットで「嘉鉄オアシス」「嘉鉄西」「嘉鉄東」などと呼ばれます。真っ白な砂地に大小の根が点在していて、ケラマハナダイやスカシテンジクダイなどが密集。サンゴにすむ生き物、砂地にすむ魚や生き物など、いろいろ見られます。
真っ白な砂地は水深も浅く、陽射しが射し込むと自分の影ができるほど
安脚場(あんきゃば)
水深も浅く初心者でも安心して潜れるスポット。生物相が厚く、フォト派はじっくり撮れるはず。トウアカ以外の日本で見られるクマノミが登場します。
日本では比較的珍しいセジロクマノミも健在
管鈍(くだどん)
大島側にあるスポットで、リーフを通って島に近づくと壁に穴がぽっかりあいていて、奥に進むと暗闇の向こうにほんのりと光が。さらに進んでいくと、光射す穴の上に空が。宮古島の「通り池」のように島の池につながっています。水面に上がって休息することもできる、楽しい地形スポットです。
島にある池につながっている
外洋スポット
加計呂麻島のさらに南に浮かぶ与路島や白砂のスロープが見事なハンミャ島など、外洋側は透明度も良く、青くてダイナミックな海が楽しめます。魚影も濃く、大物遭遇率が高いスポットも。ワイドに狙いたい方には最高のロケーションといえます。
奄美ホール
南部を代表する地形スポット。水深40m以深から水面に突き出た岩の周囲に大小のトンネルやアーチがあり。メインの穴は大きなホールになっていてフォトジェニック!
リーフの上ではコケギンポも多数見られます。メインのホールは水深30mぐらいまで落ちているので、中級者以上にオススメ。
ところどころに天井穴もある
ダイバーがハマる理由10
理由1 心もスッキリ! アマミブルー
東にダイナミックな太平洋、西に黒潮がすぐ沖を通る東シナ海を抱く奄美大島。
“外洋”のダイビングスポットに行けば、平均30~50mの透明度の海を潜ることができます!
無重力の世界をたっぷりと楽しもう!!
龍郷エリア(北部)の内湾ですら青い! 内湾なので濁ることもあるのだが、これで外洋側に行ったらどんなに青いんだろう
加計呂麻島の西にある人気スポット「奄美ホール」の青さにもビックリ! カスミチョウチョウウオの群れが色鮮やか
理由2 ウミガメがいっぱい! ここは本物の竜宮城!?
竜宮伝説の残る「用崎」には“夢をかなえるカメ”の像もあるほど、奄美大島とウミガメの関係は深い。
ダイビング中でも会えないことのほうが珍しい(!?)とか。
なお、手広海岸では北風の吹く冬場にかなり高い確率で浅瀬にアオウミガメがすんでいて、スノーケリングでウミガメに会いに行くツアーも開催されています。
ダイビング中によく出会うのはアオウミガメ。「オリジナルスポット『元カレとニューカレノビーチ』ではほぼ100%で会える。冬場は『手広海岸』も狙い目です」と≪ダイビングショップ ネバーランド≫の古田直基さん
理由3 サンゴがキレイ!
エルニーニョ現象やオニヒトデの大発生などで過去に幾度となく壊滅状態に陥られた奄美大島のサンゴ礁。でも生命力はかなり強く、元気なサンゴ礁があちこちで蘇生しつつあります。空港に近い笠利エリアでも写真のとおり。
龍郷エリアには、日本でも屈指のコモンシコロサンゴの大群落があります(スポット名は「大仏サンゴ」)。
サンゴの種類も約220種と多く、その数は沖縄並みといわれています。
空港から車で約5分、《ダイビングショップ ネバーランド》のすぐそばの、オリジナルスポット「元カレとニューカレノビーチ」。浅瀬のサンゴがスゴイ!
理由4 生き物の多さにびっくり! 生命の宝箱
ガイドさんの腕にもよるのだろうが(だとしたら、奄美大島のガイドのレベルは高い!)、奄美大島で潜っていると、次から次へと魚やエビ、カニ、ウミウシといった生き物に出会います。
沖を黒潮が通っていて、水温が常に高く、緑が豊かで川もあり、起伏に富んだ海岸線のおかげなのでしょう。
サンゴ礁、白砂、泥砂、ガレ場などさまざまな環境に合わせた、さまざまな生物が生息しています。
「見た者を魅了してやまないスミレナガハナダイ。メスにアピールする時のオスはもっとも美しく、まぶしいくらいの華やかさを発揮する。プレイボーイなオスを是非」と諏訪誉さん
理由5 フォト派に人気のハゼ類もいっぱい!
砂地のスポットも多い奄美大島。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ、ヒレフリサンカクハゼ、ホタテツノハゼなどなど人気のハゼ類があちこちで狙えます。
水深もさほど深くないので、フォト派はじっくりゆっくり写真が撮れるのも魅力です。
また深場の貴公子、アケボノハゼが生息していることも!
浅瀬のハナヤサイサンゴの仲間の枝の隙間には、パンダダルマハゼなどダルマハゼ系もいっぱい!
水深10m台から見られるヤシャハゼ。同じ環境にはヒレナガネジリンボウもいるので、探してみよう
こちらはアケボノハゼの幼魚
理由6 エビ・カニ好きもビックリ! レアもの続々
ビードロカクレエビ、エボシカクレエビ、ヤクシマカクレエビ……などのレアなエビをはじめ、普通(?)のエビ、カニ類もたくさん見られます。
水深20m付近の暗がりに隠れているバイオレットボクサーシュリンプ。メスのおなかには濃い紫色の卵がぎっしり。生まれる前からバイオレット
理由7 サンセットやナイトダイブもおもしろい
ダイビングスポットまでが近いので、サンセットダイブやナイトダイブも盛ん。
特にニシキテグリの産卵を見るためのサンセットダイブは感動モノ。7~9月はほぼ毎晩見られるというからトライしてみよう!
日本で最もニシキテグリの産卵シーンが見やすいといわれる奄美大島。「ピアテグリ」では水深7~8mのユビエダハマサンゴが狙い目
理由8 神秘的な謎がいっぱい! 名物のミステリーサークル
真っ白な海底に突如姿を現すミステリーサークル。誰が一体こんな精巧なサークルを作ったのか?
近年はTVなどでも紹介されるようになり、有名になりましたが、この創造主は「アマミホシゾラフグ」と名付けられた奄美大島の固有種で、産卵期にメスを呼び寄せるために美しい模様の産卵床を作ってお迎えしています。
当初は南部エリアで発見されていましたが、最近は北部でも確認されていて、島の広範囲に生息していることがわかっています。
体長わずか15cm余りなのに自分の体の10倍以上(面積でいったらもっと!)、直径2m以上のサークルに整然とした模様をつくりあげるアマミホシゾラフグ。平面だけでなく立体的になっていることに感動せずにはいられない
理由9 ビーチもパノラマも最高!
自然が豊かな奄美大島は、どこへ行ってもフォトジェニック。
入り組んだ海岸線にはビーチが点在。真っ白な砂浜もあれば、まん丸の小石が敷き詰められた不思議な海岸もあります。
最終日はドライブで島をまるごと味わおう!
どこまでも続く白砂、沖は見渡す限りの水平線。ぜひ足を延ばして訪れたい
理由10 食べ物が……おいしい!
奄美大島といえば「鶏飯」が有名。
でも、それだけじゃない。自然が豊かで海に囲まれた島だけに、海の幸も山(というか、畑?)の幸も豊富なのが魅力。歴史的には貧しい食文化だったと地元の人はいうけれど、都会人にとってはナチュラルで質のいい食材がありがたいばかり。
そういえば、加計呂麻島を潜っているときに、「島内にはほとんど出ない高級品なんだけど……」と、さとうきびの一番搾り(?)の黒糖をいただいた。その上品な香りと口の中ですーっと溶ける味わいが忘れられないゴット姉さんなのだった。
《プチリゾートネイティブシー奄美》では、島でとれたオーガニック野菜やハーブ、近海産の魚介類などを採り入れた創作料理を提供。スープや前菜からメイン、デザートまでこだわり抜いた料理にすっかりハマったゴット姉さんたち
奄美大島名物の鶏飯。奄美大島に名産と呼ばれるものがなかった頃、天皇陛下御夫妻が来島することに。ほかに出すものがなく、この鶏飯を出したところ天皇陛下がとても喜ばれ、それが元で有名になったという
奄美大島へのアクセス
奄美大島へのアクセスは、飛行機かフェリーがあります。
飛行機は東京(羽田、成田)、大阪(伊丹、関空)、福岡、鹿児島、沖縄(那覇)から直行便が飛んでいます。また、羽田、名古屋(中部)、大阪、神戸から鹿児島経由でも奄美大島へ行けます。
フェリーは鹿児島、那覇から1日1便出港。所要時間は、鹿児島からが約11時間、那覇からが約13時間です。