年間125万人が訪れるダイビング情報サイト

奄美大島で大自然満喫!

奄美大島で大自然満喫!

日本の離島の中でも、沖縄本島、佐渡島に次いで3番目に大きな奄美大島。陸にはまだまだ開発されていない亜熱帯植物林が広がり、大自然を満喫しながら手つかずの海で潜れるのが魅力です。全国各地からのアクセスも便利で、お得な《スカイマーク》を使えばなんと片道1万円前後で行けちゃう! どんな海? 陸の見どころは? 奄美大島の基本をご紹介します。 

※2020年3月現在の情報です。

サンゴ礁に癒しの砂地、地形と
何でもアリ!

サンゴ天国、カメパラダイス!

元気いっぱいのテーブルサンゴが群生する海は、南の島の真骨頂。奄美大島には、そんなエリアが北部太平洋側やその南の笠利湾、南部の大島海峡にもあります。特に太平洋側の「メインランド」や「元カレとニューカレ」などは、ウミガメにとっても居心地がいいらしい。沖の根に近づくと、1、2、3尾……まだまだいる!と、カメの多さにびっくり。ウミガメ三昧を楽しめます。

北部太平洋側の「メインランド」。テーブルサンゴが見事に群生! 中性浮力は必須テクです

北部太平洋側の「メインランド」。テーブルサンゴが見事に群生! 中性浮力は必須テクです

ホワイトサンドが広がる癒しの風景も

北部の「キリスト浜」や「きょらサンド」、南部の「嘉鉄」、「江仁屋」などなど、奄美大島には真っ白な砂地が続くリラクゼーション系スポットもたくさんあります。海底の砂紋に見惚れた後は、ケラマハナダイが乱舞する根やキンメモドキやスカシテンジクダイが大群を成す根をひと巡り。水深もそれほど深くなく、初心者でも南国らしさを満喫できるスポットが多いのも特長です。

北部太平洋側の「メインランド」。テーブルサンゴが見事に群生! 中性浮力は必須テク

まるで宇宙空間を飛んでいるような爽快感を味わえる「キリスト浜」。地形もおもしろい

ダイナミックな外洋のシーズン到来!

ビギナーでも安心して潜れるだけでなく、中上級者にも奄美ファンが多いのは、水中のバラエティの豊かさゆえ。特に海況が安定するこれからの季節は、東シナ海の外洋や、南部のビッグスポットへもアクセスしやすくなります。透明度が高くてダイナミックなスポットが多く、ドロップオフでカスミチョウチョウウオの群れに迎えられたり、巨大なホールを探検したり。ワクワクする体験の連続です。

両方とも、奄美を代表する南部のビッグスポット「奄美ホール」。海が凪ぐ夏がチャンス!
両方とも、奄美を代表する南部のビッグスポット「奄美ホール」。海が凪ぐ夏がチャンス!

両方とも、奄美を代表する南部のビッグスポット「奄美ホール」。海が凪ぐ夏がチャンス!

バリエーションに富んだ奄美大島のダイビングスポットを1本でも多く潜りたいなら、《スカイマーク》がおすすめです! 羽田、名古屋、神戸から午前中に奄美空港へ到着できる便もあるので、北部エリアなら到着日の午後に早速ダイビングできます。

リピーターが多い理由は、
内湾や海峡のマクロ生物

浅めの水深でマクロ生物三昧

一度行くとクセになり、つい通ってしまう……そんなダイバーが、奄美大島には実に多い。その理由は、生物層豊かな北部の笠利湾・龍郷湾など内湾や、南部の大島海峡の存在です。それほど深くない水深に、人気のマクロ生物がザックザク! 例えば青、黒、黄色のハナヒゲウツボやヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ジョーフィッシュ、キチャクガニ、フリソデエビetc......。フォト派がハマる由縁です。

ヤシャハゼもいっぱいいます。南部「赤崎」では、数尾のセットや共生エビとのコラボも撮れました

ヤシャハゼもいっぱいいます。南部「赤崎」では、数尾のセットや共生エビとのコラボも撮れました

4月から6月には
ミステリーサークルも!

海底に、突如現れたミステリーサークル⁉ と一時話題になり、実は魚が作る産卵床だったと判明したのは2011年奄美大島南部でのこと。アマミホシゾラフグがその正体で、オスがメスを呼ぶためにせっせと作り上げる自然の神秘です。毎年4月~6月末ごろ南部「嘉鉄」の沖合や北部「バベル」の水深10~30mほどで見られ、直径約2mとけっこうでかい。奄美大島以外では見られない宝物、ぜひ見に行きたい!

フグは模様に貝の欠片などを乗せ、メスの気を引くための飾りつけにも熱心だそう

フグは模様に貝の欠片などを乗せ、メスの気を引くための飾りつけにも熱心だそう

原生林にマングローブ林etc......
陸の見どころもいっぱい

奄美大島の魅力は、世界遺産クラスの大自然。潜れない最終日午前や前日午後などは、金作原(きんさくばる)の原生林やマングローブ林もぜひ訪れてみてください。金作原へはレンタカーでも行けますが、珍しい動植物を教えてもらえるガイドツアーの参加がおすすめ。マングローブは、カヌーツアーが開催されています。奄美大島ならではの、レアな体験ができるはず。

マングローブのカヌーツアー。スケールの違う、壮大な自然を満喫!

マングローブのカヌーツアー。スケールの違う、壮大な自然を満喫!

金作原原生林。原始を思わせるヒカゲヘゴが繁り、天然記念物のルリカケスなどにも会えます

金作原原生林。原始を思わせるヒカゲヘゴが繁り、天然記念物のルリカケスなどにも会えます

《スカイマーク》の奄美大島~鹿児島(乗継)~名古屋、奄美大島~鹿児島(乗継)~神戸は、夕方に奄美空港を出発する便があるので、最終日には島内観光や各種アクティビティへの参加もおすすめです!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE