ピグミー! ジンベエ! ロウニンアジ!
沖縄本島注目の海
読谷村
ダイビングもリゾートも観光も……。そんな欲張りなあなたにおすすめなのが沖縄・西海岸の読谷村。
その魅力をたっぷりの動画とともにご紹介。この夏の旅行の予定は、これを読んだら決まっちゃうはず♪
読谷村ってどんな海?
太陽の光が降り注ぐ、ぐんっと青い読谷村の海。そこにまずいるのは、愛らしい顔がたまらないピグミーシーホース! 読谷村の海を20年にわたって案内している《ダイビング&フォトスタジオ・ヴィアマーレ》案納昭則さんによると、水深20mほどで確実に見られるような場所はおそらく読谷村の残波岬(ざんぱみさき)だけ。これだけで終わらないのが読谷村の海。沖縄らしいダイナミックな地形や大人気の大物だってそろっている。あなたの見たい海がきっと読谷村にはあるはず……! 盛りだくさんの読谷村の海を覗いてみよう!
撮影:案納昭則
撮影機材:ソニーアクションカムHDR-AS300、イノンUFL-G140SDセミフィッシュアイレンズ
どこにあるの?
読谷村は真っ白なビーチが点在し、ラグジュアリーな空気が流れる国内屈指のリゾートエリア。周辺には美味しいグルメスポットや観光地もある。訪れれば心身ともにリラックスできること間違いなし。しかし読谷村に滞在する利点はそれだけではない。那覇空港から車で約1.5時間、沖縄本島の中心ほどに位置する読谷村はダイビング以外のアクセスも便利で、レンタカーを借りれば沖縄の北へも南へもドライブしながら観光へ行きやすいのだ。海だけで終わらない読谷村は欲張りダイバーにぴったり♪
大注目のダイビング情報
読谷村ダイビングポイントはどこも港から5~10分でアクセスでき、1ダイブごとに港に戻るスタイルが多いため、体に負担が少ない。船酔いしやすい人や陸でゆっくりと休憩したい人にはおすすめだ。《ダイビング&フォトスタジオ・ヴィアマーレ》では、基本的にAM9時から午前中に2本潜り、ゆっくりと昼休憩をしてから希望者は3本目に。3本目から参加の到着日ダイビングも可能。
動画提供:ダイビング&フォトスタジオ・ヴィアマーレ
残波岬が熱い!
残波岬周辺はダイナミックな地形が売りで、いくつかあるスポットの中でも特に人気なのが、「残波灯台下」。ドロップオフやトンネルを楽しめる上、根の壁には大きなイソバナもあるのでワイド派にはたまらない。生物だって負けてない。読谷村名物のピグミーシーホースなどのマクロ生物だけでなく、ロウニンアジやナポレオン、イソマグロなど人気の大物もたくさん。ここで、動画にてある一日の残波岬を覗いてみよう♪
動画提供:ダイビング&フォトスタジオ・ヴィアマーレ
夢のジンベエザメダイビング
読谷村では沖合500mに設けられた巨大なイケスの中でジンベエザメとダイビング・スノーケリング・グラスボートでウオッチングができる! 動画を見てもわかるが、こんな近くで確実にジンベエザメと泳げるなんて……夢のようだ。
動画提供:ダイビング&フォトスタジオ・ヴィアマーレ
クジラとも出会えちゃうかも?
冬~春の読谷村では、クジラとの遭遇も夢ではない。ショップから潮吹きを発見したら、すぐに出港してホエールウオッチングへ! 動画では貴重な水中映像も。沖縄で大注目なのもうなずける。
動画提供:ダイビング&フォトスタジオ・ヴィアマーレ
まだまだあるよ、ダイビングスポット
伊奈武干瀬南~クマノミパラダイス
トウアカ以外の日本産クマノミ5種を一気に見られるのに加え、深場の砂地はチンアナゴ畑となっている。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウも定番で、稀にマンタやウミガメも現れる。
ウフグチ(大口)
漢字のとおり大きなクレパスがあり光が射し込むと綺麗。運が良ければカメに遭遇できることもある。
ミシラギ
残波岬の断崖絶壁が水中まで続いていて、ダイナミックな地形が見もの。海底には米軍が残した戦車の残骸もある
残波の穴
上級者限定だが、ドロップオフの30㍍付近に大きな横穴があり、中にはアカマツカサの群れが! 穴に入って見るアカマツカサのシルエットがかっこいい。
アフターダイブはどこへ行こう?
ロマンチックなサンセット
沖縄本島の西海岸に位置する読谷村は、夕陽を邪魔するものが何もないため、海岸線に夕日がきれいに沈んでいく様子を見ることができる。家族、恋人、友人、一人……どんなシチュエーションでもこの景色は格別だ。
写真は《ダイビング&フォトスタジオ・ヴィアマーレ》目の前にあるビーチ。
「残波岬灯台」で海風を感じる
約2kmも続く高さ30mもの断崖絶壁の上に立つのは、沖縄本島で唯一登ることができる灯台「残波岬灯台」。読谷村を一望しながら受ける海風は心地良く、大自然を肌で感じることができる。
お気に入りに出会える《やちむんの里》
沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」を作る工房が集まる場所《やちむんの里》。職人が作業する様子を見学したり、自分のお気に入りの「やちむん」を探してみたり、楽しみ方はいろいろ。沖縄らしいのどかな雰囲気を味わえるのも魅力的。