2018年1月号
楽しいのは海だけじゃない!
パラオ オプショナルツアー完全ガイド
月刊『マリンダイビング』ではパラオの海の魅力をたっぷり特集しています。ここでは、最終日の過ごし方を計画するのに役立つオプショナルツアーをご紹介! パラオでやっているオプショナルのほとんどを網羅しているので、きっと役立つはず☆
※2014年12月現在の情報です。
オプショナルツアーはどこで申し込む?
オプショナルツアーに参加するには、パラオで展開しているオプショナルツアー会社に申し込むのがベスト。ツアー数もスタッフの人数も豊富なので、きっとあなたにぴったりのツアーが見つかるはず。日本人向けなら《インパックツアー》や《ロックアイランドツアーカンパニー(RITC)》などがある。
そのほか、リゾートホテルならその中で開催されている少人数制のツアーなどもある。受付で聞いてみよう。
また、リピーターでパラオの地形を理解していればレンタカーで回るのもおすすめ。ただし、細かな標識はなく、道も舗装されていないところがあったり、ガソリンスタンドが限られていたりするので注意。
アクティビティには許可証が必要
パラオでのアクティビティ参加には州政府発行の許可証が必要。ロックアイランドのツアーに参加するなら一人$50(10日間有効)。ジェリーフィッシュレイクに行くなら、ロックアイランドの許可証を含む一人$100(10日間有効)、フィッシングツアーなら一人$20(1カ月有効)、ペリリューに行くなら一人$20(1カ月有効)などがある。普通、これらはツアー代金とは別にかかること多いので注意。また、購入後は必ず携帯しておき、提示できるようにしておこう。
初めて行く方におすすめ! 編集部おすすめオプショナルツアー
ミルキーウェイ
予算:$100〜150程度(ロックアイランドツアーなど1日)
海底に真っ白な泥が敷き詰められているミルキーウェイ。この不思議な泥の正体は石灰石。泥にはミネラルをたっぷり含んだしっとりした泥が含まれており、肌に塗るとスベスベに! 船でミルキーウェイの場所まで移動する必要があるため、ツアーでの参加になる。スノーケリングやカヤックなどほかの遊びと組み合わせてのツアーが多い。
ガラツマオの滝
予算:$100程度(ランチなど含む1日)
ビッグアイランドの愛称で知られている“バベルダオブ島”には、ミクロネシア一水量の多いガラツマオ(ガラスマオと呼ばれることも)の滝がある。滝は緑深いジャングル地帯にあり、川を渡ったり、熱帯林に設置されたボードウォークを歩いたり、生い茂る木々の間を進んだりして到着。そこまでハードではないので、子供も参加できる。
ジェリーフィッシュレイク
予算:$130〜150程度(ロックアイランドツアーなど)
閉じ込められた海水湖により、外敵がいなくなったことで毒が退化してしまったタコクラゲが無数に浮かぶ湖。その数はすさまじく、写真のようにびっしり埋め尽くされている。クラゲ保護のため、群れの中にはいったらフィンキックは禁止。手を使ってやさしく泳ぐように。入るには許可証が必要で、10日間で1名$100(ロックアイランドツアー含む)。
ドルフィンパシフィック
予算:120$〜
憧れのイルカと会える世界最大級の施設。広大な敷地にフレンドリーなイルカの飼育施設が設けられ、イルカに触れたり、一緒に泳いだり、ダイビングができたり。コースによっていろいろな遊び方ができる。最初はイルカの生態やふれあい方を学ぶ「クロース・エンカウンター(一人$30)」を受講し、その後好きなコースを選ぶ仕組み。
カヤックツアー
予算:$100程度(1日)
ロックアイランドのさまざまな自然を身近に観察できるツアー。不思議な形をした島々、そして美しい海、マングローブ、ジャングル、戦跡など1回で見どころ満載。波もないので、親子での参加も安心。ガイドによる動物や植物、歴史の解説もおもしろい。
パラオの空を楽しむ
予算:$120〜450程度
美しい海とロックアイランドの形は、空から見るとひときわ素晴らしい。ちょっと贅沢して、空からパラオを眺めてみるのもおすすめだ。楽しみ方は「セスナ」と「ヘリコプター」。どちらも2013年に登場したばかりで、セスナはスマイルエアーが運行しており、15分、30分、45分と好きな時間を選んで回ってくれる。一方、ヘリはパラオヘリコプターが運行し、20分、40分、60分のコースがある。空からマンタやジュゴンを見つけるチャンスも!?
セスナ(スマイルエアーなど)
ヘリコプター(フィッシュアンドフィンなど)
そのほか楽しいオプショナツアーがいっぱい!
世界遺産ツアー
予算:$120程度(1日)
2012年に世界複合遺産に認定されたパラオ。“複合遺産”のきっかけになった文化的な側面で、ロックアイランドに書かれた壁画や古代パラオ人が使っていたという古井戸、戦跡などを見に行く。そのほか、トロピカルフィッシュが舞うサンゴでのスノーケリングやマリンレイク、ナチュラルアーチなど、主要観光地も含まれているのでお得。
スノーケリングツアー
予算:$70〜120程度(1日)
色とりどりのサンゴがたくさんあるパラオ。美しい海を思いっきり堪能すべく、ツアー会社おすすめのスノーケリングスポットに連れていってくれる。スノーケリングセット、フィンのレンタルも含まれており、浮きを付けるところも多いので泳げない人でも安心。そのほか、ロックアイランドツアーやカヤックツアーの途中でスノーケリングスポットに立ち寄る所も多い。
ロックアイランド巡りと大シャコ貝ツアー
予算:$80〜100程度(1日)
イノキアイランドの近くにある、大シャコ貝のツアー。大きいものだと直径1mにもなるシャコ貝がたくさんあり、ほかでは見られない景色に驚くはず。そのほか、ロックアイランドの見どころも一緒に回ってくれる。
ロングビーチ
予算:$100〜120程度(1日)
潮が引くと、美しい海の上に現れる真っ白の砂、ロングビーチ。まるで海の上を歩いているかのような素晴らしい景色が見られる。通常はミルキーウェイやスノーケリングなどもセットになったツアーが開催されている。
ノースアイランドツアー
予算:$200程度(1日)
一時期は台風の被害が心配されていた北部の島々だが、現在復興作業を進めながらツアーが再開されている。片道2時間半かけていくパラオ最北の秘境、カヤンゲル島を訪れる。見たこともないくらい真っ白なビーチに包まれた無人島で、写真を撮りまくろう!
ジップライン
予算:$100程度(ガラツマオの滝ツアーに含まれる。1日)
ガラツマオの滝に行く途中にある、ジップライン。ジャングルの空中に設置されたロープに体を固定させ、ジャングルを端から端まで横断する。途中、かなり高いのでスリル満点! ガイドがお手本を見せてくれるので、初めてでも安心だ。ツアーに含まれず、個人でやる場合は1回$30〜。
オフロードジャングルツアー
予算:$80〜150程度(1日)
バベルダオブ島のジャングルを思いっきり耐寒できるおすすめツアー。4WDの車で、でこぼこの道や川をガンガン進んでいく。ほかのツアーでは体験できないような秘密の滝やジャングル奥深くまで行くことができる。途中、熱帯植物や亜熱帯植物もたくさん。
コロール半日観光
予算:$30〜50程度(半日)
パラオの文化や歴史を知るなら、コロールの市内観光がおすすめ。巨大ジュゴンのストーリーボード(写真)があるエピソン・ミュージアムなどの博物館や、海の生態系がわかる水族館、パラオ最大のショッピングセンター《WCTC》などを巡る。
ジャングルリバーボートクルーズ
予算:$65〜80程度(半日)
パラオはワニの生息地としても有名。そんなワニがすむ川をクルージングするツアー。亜熱帯植物が生い茂る中、ガイド付きで川を進んでいくと、途中でエサに釣られてワニが登場! 野生ワニの獰猛な捕食シーンはインパクト大。
フィッシングツアー
予算:$80〜(チャーター)600程度(1日)
初めての方や女性、子供でも簡単に参加できるお気軽なフィッシングから、海底100m以深にすむ魚を釣る本格的なフィッシングまでさまざま。魚がかかった感覚はワクワク、ドキドキ体験!
ナイトシーカヤック・カヌーツアー
予算:$35〜50程度(3時間)
手漕ぎタイプのシーカヤックや、電動式のカヌーで夜のパラオを巡るツアー。夜の海では青く光輝く夜光虫を観察したり、マングローブの間で夜行性の動物を見たりと、日中では会えない生物が見られる。また、月齢を調べて満月の日に行けばきれいな月が、新月に行けば星空が見える。
エステ《クール・エ・コール》
予算:フェイシャル60$〜、ボディマッサージ40$〜
ダイビングで疲れた肌を癒してくれるエステ。この《クール・エ・コール》はアラカベサン島にある隠れ家風一軒家。植物に囲まれた熱帯空間で、リラックスしながら施術を受けられる。パラオならではのオリジナルメニューがおすすめ。日本人スタッフなので、日本語OKなのもうれしい。
スパ《マングローブスパ》
予算:フェイシャル75$〜、ボディマッサージ$30〜
《パラオプランテーションリゾート》内にあるスパ。ミルキーウェイのホワイトパックをはじめ、コオナッツオイルやパパイヤオイルなど、パラオ産素材を使ったマッサージを提供。
ペリリュー島戦跡ツアー
予算:120〜150$程度(1日)
コロールから南へ50km、面積13㎢、人口700人程度の小さな島、ペリリュー島。第二次世界大戦において日米両軍が最も激戦を交わしたといわれるこの島では、戦車や大砲が当時のまま残されている。島を巡り、平和の大切さを再確認しよう。
シーバードディナークルーズ
予算:大人料理コース+ショー$58〜(3時間)
雄大な夕焼けを眺め、気持ちいい潮風に吹かれながら大切な人と特別なディナーを。ゲストの予算に合わせていくつかコースが用意されており、パラオの食材をふんだんに使った料理はどれも美味。パラオ人によるおもてなしのショーを見ながら、素敵なひとときを。
憧れの南の島でウエディング
今年1月に始まった《パラオ・パフィシック・リゾート》でのガゼボ・ウエディング。美しい青い海へと続くバージンロードは、最高にロマンティック。また、《ドルフィンズ・パシフィック》でもパラオならではの広大な敷地を貸し切り、キュートなイルカたちが2人を祝ってくれる。
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