南太平洋屈指のダイバーズパラダイス
ランギロア&ファカラバ
&タヒチ島タイガーシャーク
南国リゾートをゆったり満喫するイメージのタヒチですが、海の中は超ダイナミック! 特にサメ好きにはたまらない海で、シャークダイビングで会えるサメの種類が多いこと! イルカやマンタにも会えちゃう、パラダイスなタヒチの海の魅力をご紹介します。
※2020年1月現在の情報です。
イルカ、マンタ、サメ!
大物天国 ランギロア&ファカラバ
イルカやマンタと泳げ、バショウカジキやハンマーも登場するランギロア。そしてグレイリーフシャークなどの大型のサメのパレードが圧巻のファカラバ。大物が好きな人は、絶対大満足できるのがランギロア&ファカラバの海なのです。
© TOP DIVE
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おもしろすぎる!
ランギロアの海の魅力
マンタにサメにカジキな、大物天国
タヒチの島々の中でも、トップクラスの大物三昧なダイビングができるのがランギロア。マンタにナポレオンフィッシュなどの人気者から、バショウカジキやマダラトビエイの編隊、グレイリーフシャークやグレートハンマーヘッドシャークなどの大型のサメも狙えます。
ダイバーの憧れを全部叶えたいなら、ランギロアを潜っておくべき!
頭上を舞うマンタ。次から次へと登場する大物たちに、ワクワクしっ放し!
超フレンドリーなイルカと接近!
ランギロアの海ではダイビング中、野生のハンドウイルカと一緒に泳ぐこともできます。野生のイルカとスキューバで潜れる海は、世界の海を見渡してもランギロア以外になかなかありません。イルカは年間を通して見られ、時には至近距離まで近づいてきてくれることも。まさに夢のような体験です♡
イルカとは、ランギロアの2大ダイビングスポット「ティプタ・パス」「アバトル・パス」で会える
ずば抜けた透明度と、回遊魚の群れ
透明度の高さと魚影の濃さは比例しないと言われることがありますが、ランギロアの海はいい意味で裏切ってくれます。1200mまで落ちる外洋との水路には、絶えず新鮮な潮が流れ込み、魚影が濃い。壁のように群れるバラクーダやギンガメアジの群れは、ランギロアの海では定番シーン。
まるでひとつの大きな生き物かのように群れるバラクーダ「ティプタ・パス」
手つかずの海は、サメが続々とやって来る
ファカラバ
ファカラバ島は近隣の6つの島とともに、ユネスコの生態系保護区として申請されています。その手つかずの海には、グレイリーフシャークやハンマーヘッドシャークなどのサメが次々と登場。またマダラトビエイ、バラクーダのトルネード、ハタの群れなど見どころも盛りだくさん。
北ファカラバのメインで潜る「ガルアエ・パス」は幅1.6kmもあり、10カ所ほどのダイビングスポットが点在。大物三昧のダイビングを楽しめます。
南ファカラバでは「トゥマコフア・パス」も人気で、パスの幅が200mと狭いだけに、サメやマンタが一度に楽しめます。
外洋のダイビングスポットでは、いろいろなサメの仲間が見られます。かなり接近できるので、迫力満点!
ハタの群れもファカラバの海の見どころのひとつ。6~7月の満月の夜、南ファカラバの「トゥマコフア・パス」に数百匹のハタが集まる光景は圧巻!
タヒチ島では、
タイガーシャークダイビングも!
タヒチ島では9割以上の確率で、タイガーシャーク(イタチザメ)を見ることができるポイントがあります。
ランギロアでは、深場に出ることが多いタイガーシャークが、ここでは水深15mぐらいで見ることができるのでフォト派ダイバーもきれいに写真に収めることができます。
タイガーシャーク以外にもナポレオンフィッシュをはじめとするたくさんの魚と、ブラックチップシャークなどの計6種類のサメがやって来る贅沢な海!
こんな間近でタイガーシャークを撮影できるチャンスも!
ここは潜りたい!
ランギロア&ファカラバの
ダイビングスポット
ティプタ・パス Tipta Pass
(ランギロア)
魚群が常に多く、野生のハンドウイルカと年間を通して出会える人気スポット。バショウカジキが出没することも。12~3月にはマダラトビエイの大群やグレートハンマーヘッドとの遭遇率がアップ。ドロップオフの棚の上にはハナゴイの群れが泳ぎ、深場ではグレイリーフシャークが群れを成していて、見どころ満点です。
アバトル・パス Avatoru Pass
(ランギロア)
大物が次々に現れる迫力満点のスポット。ギンガメアジの壁のような大群、バラクーダの渦を巻く群れが見られます。グレイリーフシャーク、巨大なシルバーチップシャーク、そして野生のイルカやナポレオンフィッシュも登場。7~10月はマンタとの遭遇率もアップします。
ランギロアでは、バラクーダのトルネードとの出会いも日常茶飯事
ガルアエ・パス Garuae Pass
(ファカラバ)
幅1.6kmもあり、潮流が複雑な上、水深も深い水路を潜ります。外洋からインリーフへドリフトで流していくと、サメ、イソマグロ、ハンマーヘッドシャーク、マダラトビエイが目の前を通過。水深20mくらいの地点にアカマツカサやヒメフエダイの大群がたまるくぼみがあります。
トウマコフア・パス
Tumakohua Pass(南ファカラバ)
幅200mと狭いこのパスは、グレイリーフシャークやブラックチップシャークなどのサメが多く集まってくることで有名。その他にも、マンタやギンガメアジ、バラクーダなどの多様な生物を一度に見ることができ、何度潜っても飽きることがありません。6~7月の満月の夜には、数百匹のハタが産卵のために集まってきます。
ランギロア&ファカラバの
リゾート事情
ランギロア、ファカラバは環礁の島で、美しいラグーンの景観を楽しめます。
ランギロアには何軒かのリゾートホテルやペンションがありますが、ダイバーに人気なのが《マイタイ・ランギロア》。ポリネシアンスタイルのバンガローが居心地よく、アフターダイブもゆっくり過ごせます。またリーズブルに旅したいなら、ペンションの利用もおすすめ。
ファカラバには大型のリゾートホテルなどはないので、ペンションに滞在することになります。《ペンション ハヴァイキ》はダイビングの拠点に便利。目の前にはビーチとエメラルドグリーンの海が広がり、景色の良さも高ポイントです。
ホスピタリティにあふれた《マイタイ・ランギロア》
アフターダイブは、夕陽を見ながら極上のひとときを過ごしたい