黒潮にどっぷりと浸かり、水温・透明度ともに好調の八丈島。連続で発生した台風でしたが、うねりの届かない島の東側は連日凪ています。八丈島にはボートポイントが豊富にあって、特に東側のボートポイントは、ドロップオフや五つ又のアーチなど見どころがいっぱい。また、ビーチポイントがメインの八丈島にとって、普段人が潜らないボートポイントは、魚影の濃さも魚種の多さも素晴らしいです。たとえば「局長ヶ浜」にはハナヒゲウツボやハナゴイ、「丸石」にはコクテンカタギやムレハタタテダイなど、南のサンゴ礁域の魚であふれています。八丈島は夏がベストシーズンなので、既に２８℃まで上がった水温も、３０ｍを超える透明度も、これからどんどん上昇していきます。それに伴い南方種も更に増えていくでしょう。(写真提供BIGROOFさん)