【連載】デジタル一眼を始めよう!
~基本と水中写真の楽しみ方~
第11回 ミラーレス一眼の魅力総まとめ!

これまで10回にわたり、マリンダイビングWEBがおススメするカメラ、OM-1 Mark IIを使いながら、水中撮影の基本についてお伝えしてきました。連載最終回は、その魅力の総まとめです! カメラにはたくさんの機能がありますが、全部を覚える必要はありません。まずは水中撮影をする上で役立つ機能と使い方をマスターすればOK。カメラを使いこなせるようになると、ダイビングがもっと楽しくなります。今回は最新モデルであるOM-1 Mark IIが持つ、水中でのアドバンテージを6つお伝えします!

※2025年12月の情報です。
1. 高いフォーカス性能
ピント合わせの速さは抜群!薄暗い水中でもスムーズなオートフォーカス性能は、限られた時間で撮影をしなければならない水中写真撮影の心強い味方です。更に第7回で詳しくご紹介したように、OM-1シリーズは裏技として「被写体認識:鳥」を使えば高い確率で魚も検出、追尾することができます。クマノミやハナダイの仲間など、動きが素早くピント合わせの難しい生き物の撮影がスムーズに…!ピントがバシバシ合うので「早く撮って、次の人に譲らないと…!」と焦ることなく撮ることができます。

(写真/茂野優太)
2. 高画質
有効画素数は2037万画素。A3に引きのばしたプリントにも余裕を持って対応できる画素数なので、プリント派も大満足。また、OM-1 Mark II は最大 8.5段分の補正効果を持ち、前モデル OM-1の7段から更に進化しています。流れやうねりがある中で写真を撮ることも多いのがダイバー。揺れやブレの影響をしっかり抑えることができるので、ワイド撮影でもマクロ撮影でも、クリアでシャープな写真を撮ることができます。暗所にも強く、暗いところで撮影した時のノイズ(ザラザラ感)が目立ちにくいのも魅力。ケーブダイビングやナイトダイビングはもちろん、薄暗い海での撮影も安心。
・十分な画素数
・抜群の手ぶれ補正機能
・高い暗所耐性 の3点で、高画質を実現してくれるのが、OM-1 Mark IIです。
また、RAWでの撮影にもしっかりと対応しているので、編集にもこだわりたい人にもおススメです!

(写真/清水淳)
3. 小型軽量
OM-1 Mark Ⅱのボディはわずか511g(本体のみ)。ペットボトル1本分の重さです。荷物が多くなりがちなダイビング旅行にピッタリです。また、水中ハウジングも小型なので水中での取り回しも抜群! コンデジからのステップアップはもちろん、レックやケーブといった狭い空間でのダイビングや流れのあるドリフトダイビングの際の強い味方です。

ハウジングはAOI、Nauticamから発売中。どちらも小型で取り回し抜群です。
4. 水中WBで美しい色彩を再現!
OM-1 Mark II は水中に特化した「水中ホワイトバランス」を搭載しており、水中で失われやすい赤系の色を補正して自然な色合いを再現できます。さらに、深度や水質による色の変化に対応しやすい「ワンタッチWB」や色温度を数値で指定できる「カスタムWB」で微調整が可能。環境に合わせて、柔軟に色を調整することができます。水中は青被りしますが、自然で色鮮やかな写真に仕上げることができます。
また、OM-1 Mark II の水中ホワイトバランスは、専用モード+ワンタッチWB+カスタムWBを組み合わせることができるので、とても柔軟です。浅場から深場まで幅広い環境で自然な色を再現できるこのカメラは、水中写真にピッタリです。ストロボやライトとの組み合わせを前提にするとさらに色再現性が高まって、美しい色彩を表現できます。「ライトやストロボはまだ難しくて…」というカメラビギナーだけでなく、ベテランのフォト派ダイバーも大満足の性能です。

(写真/むらいさち)
5. 簡単な操作!
AOIやNauticamのハウジングを使えば、陸上と同じようにボタンやダイヤル操作ができるので、陸でも写真を撮る人やベテランフォト派ダイバー、プロカメラマンのニーズを満たしてくれるこのカメラ。一方で「本格的なカメラは難しそう」「水中だと焦ってどのダイヤルを、どっちの方向に回せば良いか分からなくなる」という話を聞くことも多いです。でもOM-1 Mark Ⅱならそんな心配は不要です!
①スーパーコンパネ
背面液晶に「スーパーコンパネ」を表示させることで、簡単に各種設定を変更することができます。変更したい項目を十字ボタンで選ぶことができるので、変えたい項目を選べばOK。たくさんあるボタンやダイヤルを前に、水中で悩む心配はありあせん。

②カスタムモード
モードダイヤルの「C1〜C4」には「カスタムモード」といって、各種設定(絞り値、ISO、シャッタースピード、AF方式、連写、測光、ボタンカスタマイズなど)を記憶させることができます。よく使う撮影設定や「基準」となる設定値を覚えさせておくと便利です。

筆者はカメラを手にしたばかりのころ、「マクロ」「ワイド」「ストロボなし」など、基本の設定をC1〜C4に記憶させ、毎回その基準値をスタートに撮影を始めていました。いつも決まった設定から始めることで、「今日はいつもより暗いから感度を少し上げて明るくしてみよう」「いつもよりふんわりさせたいからF値を小さくしてみよう」など、環境や撮りたい写真に合わせて設定値を変えていくことに慣れ、写真が楽しくなりました!
「知らないうちにどこかを触ってしまった!」「設定を触っているうちに、何が何だか分からなくなってしまった!」という時も、電源のON/OFFやモードダイヤルをC1〜C4に戻すことで、あらかじめ登録しておいた「基準の設定」に簡単に戻せるので安心です。
6. 高いコストパフォーマンス
OM-1 Mark IIは本格的なカメラの中ではお手頃。コンデジからのステップアップには少し勇気の要るお値段かもしれませんが、本格的なミラーレス一眼の中ではコストパフォーマンス抜群です。余談ですが、筆者はコンデジからミラーレス一眼に買い替えた時、「もっと早く買っておけば良かった!!」と思いました。海での出会いは一期一会、感動したのに思うように撮れなかったあのシーン…、このカメラならもっと素敵に撮れたかも?!と思わずにはいられませんでした!
※OM SYSTEMでは2026年1月12日まで、冬のキャッシュバックキャンペンーンを開催中!
まとめ

(写真/齋藤利奈)
「綺麗な海を、綺麗に撮りたい!」「生きものを可愛く撮りたい」といったダイバーの希望を叶えてくれるのが、OM-1 Mark Ⅱ。「小型軽量 × 高性能」を極めたカメラです。強靭な手ぶれ補正機能や暗所耐性、操作性の良さに加え、高い防塵防滴性能など、ダイビングでの使用にピッタリです。水中写真を始めると、ダイビングの楽しさも倍増!この冬、OM-1 Mark Ⅱと一緒にフォトダイビングを楽みましょう!
協力/OMデジタルソリューションズ株式会社
写真提供/清水淳、むらいさち、茂野優太
ライター/齋藤利奈










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