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メナド | MD編集おすすめ!ダイバーズリゾート
『マリンダイビング』の取材には宿泊がつきもの。そんな取材先で宿泊したリゾートをダイバー目線でエリアごとにご紹介します!
ココティノス・メナドCocotinos Manado
ダイバーによるダイバーのためのダイビングリゾート。2007年に誕生したこのリゾートは、メナド空港から車で約25分のウォリという地区にあり、中心街へはやや遠いが(車で約50分)、メナドの名立たるダイビングスポットにボートで30~60分で行けるのが魅力。沿岸にある“マックダイビングスポット”(マクロ生物うようよ!)もメチャ近いので3本目、サンセットやナイトダイブなどにも便利だ。
海辺に建てられたこぢんまりとしたリゾートの敷地にダイビングサービス《オディッシーダイバーズ》のほか、22の客室とレストラン&バー、スパがあり、ダイビング以外の時間ものんびりと過ごせる。
11~3月はモンスーンの影響でブナケン国立公園に行けない日もあるが、レンベへのダイビングツアーも盛んに行なわれている。
22の客室はスタンダードが2、ガーデンルーム6、ガーデンルームwithプール&オーシャンビュー4、ウォーターエッジルーム8、スイート2室から成っている。客室は1棟2室、天井の高い平屋式が基本。2階建ての客室もある
天井が高く奥行のある客室はスタンダードとガーデンルームが38㎡で、ウォーターエッジルームとスイートはさらに広くなっている。ベッドはダブルだけでなく、セパレートしたツインタイプの客室も多いので、友達同士での利用にも便利
リゾート内にはブティックがあり、お土産をリーズナブルな料金で買うこともできる。また、リゾートでは半日のシティツアーも行なっているので、それに参加して、観光がてらショッピングをするのも手
ここがオススメポイント!
旅に食べ物はつきものだが、《ココティノス》では海に突き出したアウトドアの水上レストランで、リーズナブルでおいしいインドネシア料理を食べることができる。
写真のナシチャンプルも白米にのせたおかずの種類が多くボリューミーで、味付けも辛すぎることなく、日本人の口にもぴったり合っている。朝食はビュッフェスタイルがほとんどだが、ミゴレン(焼きそば)や焼きビーフンなども出てこれまたゴキゲン。『マリンダイビング』のカメラマンは朝からステーキを食べる強者(つわもの)も多いのだが、彼らも大満足なレストランである。
キマバジョ・リゾート&スパKima Bajo Resort & Spa
《ココティノス・メナド》と同じくウォリにあり、沖に浮かぶブナケン島周辺のブナケン国立公園に非常に近い。「キマバジョ」というのは、ウォリ湾を含むキマバジョ村の名前が由来。
海に臨む広大な敷地は斜面を拓いて造られていて、1棟独立型のコテージ「ブンガヴィラ」と、アパートメントタイプの客室棟「ロングハウス」、プール付きの「グランドヴィラ」などいくつかのタイプの客室がある。またリゾートの奥まった辺りに海を望むスパもあり、身も心もとろけそうなひとときを過ごすこともできる。
カメラルームなど施設充実のダイビングサービスもあるので、ダイバーにはオススメだ。
1棟独立型の「ブンガヴィラ」はヤシの葉葺きの屋根が南の島らしい快適なコテージ。ダイビングサービスやボートが出港する桟橋までやや歩くのだが、初日に器材を運んでもらえばあとはラクチン
ブンガヴィラの客室内。ロマンティックな天蓋付きのベッド、のんびりくつろげるソファ、ミニバーに大きなロッカー、バスタブ付きのバスルームと設備も充実。テラスも広々していて、海も眺められ、ゴキゲンだ
ダイビングサービスはバリやレンベなどインドネシアで広くサービスを展開する《ヨス・ダイブ・ブナケン》が入っている。日本人スタッフはいないが、とっても親日的なので初めての人でも安心
ここがオススメポイント!
なだらかな勾配の斜面に建てられた1棟独立型の「ブンガヴィラ」。テラスからの海の眺めも抜群で、遠くにはメナド富士とも呼ばれるメナドトゥア島の秀麗な山が見える。海からの風もやさしくて、ダイビング後にのんびりと過ごすには最高だ。南国だけに蚊の心配もあるけれど、テラスにはちゃんと蚊取り線香も用意されていて、足元に置いておけば蚊も怖くない。ミニバーからビールを取り出して、シャワー後の1杯を満天の星や月明かりを眺めながら飲むのも最高のひとときになるはずだ。
グランド・ルレイ・リゾート&ダイブGrand Luley Resort and Dive
2012年に《サンティカ・メナド》から経営が変わり、2013年2月に《グランド・ルレイ・リゾート&ダイブ》としてリニューアルオープン! 空港から車で約40分、メナドの中心地からも約40分、ブナケン国立公園がすぐ沖にあるリゾートで、広大な敷地にメインビルとホテル棟、コテージ全99室が点在する、メナド最大級4ツ星クラスのリゾートだ。レストランやバー、プールなどの施設も充実しているので、家族連れでもOK。
ダイビングサービスは《タラサダイブセンター》からホテル名と同名のダイビングサービスに変更。日本人スタッフも常駐しているので、初めての人でも安心だ。
レセプションやレストランのあるメインビルディングの両サイドには3階建ての客室棟がある。テラスからは緑豊かな庭が眺められる。室内はリニューアルで新しくなっている
こちらは庭に点在するコテージの客室内。リビングスペースとベッドのあるスペースが分かれていて、ちょっと得した気分。室内には冷蔵庫があるので、何かと便利。Wi-Fiも完備されている
メインビルディングにあるレストラン。天井がものすごく高く、オープンエアながらも涼しく過ごせる。メニューはインターナショナルで、インドネシア料理はもちろん、パスタなどもある
ここがオススメポイント!
コーヒーなども飲める施設充実のダイビングサービス。その先にある、おそらくメナド一長い桟橋。500mはあるだろうか。両側にはマングローブが生い茂っていて、ちょっとしたネイチャーウオッチング、バードウオッチングも楽しめる。ダイビング器材はスタッフが運んでくれるのでご安心を!
シラデン・リゾート&スパSiladen Resort & Spa
ブナケン国立公園内に浮かぶ、一周徒歩30分ほどのシラデン島の一角にある、イタリア人オーナーのオシャレなリゾート。2013年3月にリニューアルオープン。ウォリベイの港からボートで約15分なので空港から約40分と、離島とはいえ近いのも魅力。ダイビングサービスも併設されていて、メナド屈指のダイビングスポットに非常に近い(ブナケン島は目の前にある!)のでのんびりとリゾートダイブが楽しめる。
客室数はわずか16室だが、客室と客室の間隔が広いのでプライベート感たっぷり。客室内も広々としていて、天井も高いので、エアコンをつけなくてもいいぐらいだ。
施設は“エコ”“自然”に溶け込むようにできていて、プールは海水となっている。また、個室が充実したスパも高級感たっぷりで超オススメ。
リゾートの目の前には白砂と青いサンゴ礁の海が広がっている! パラソルだけでなく、天蓋付きのソファベッドなどもあってとってもロマンティック。リクエスト次第ではビーチディナーもOK
ビーチビューヴィラの室内。どの客室も天蓋付きのベッドで、サイズもキングサイズと贅沢。5室あるビーチビューヴィラの面積は64㎡もあり、ミニバーやDVDセットなども充実。シャワールームは半屋外。離島とはいえ、水の出はバッチリ
イタリア人オーナーだけあって、料理には格別のこだわりがあり、どれもこれもおいしい。前菜、パスタ、メイン料理にデザートと、基本的にはコース料理が主体。アラカルトももちろんOKだ
ここがオススメポイント!
モルディブのように1島1リゾートというわけではないのだが、逆に小学校や教会、商店などもあって、島を散策してみるのもおもしろい。
また、スノーケリングも楽しい島としても有名で、リゾート前は遠浅で海藻が多いのだが、島のメインジェッティ近くのサンゴ礁がとにかくキレイ! スズメダイやチョウチョウウオなどの色とりどりの魚たちがサンゴ(種類が多い!)の上で乱舞している様子はまさに竜宮城だ。ダイバーに人気のクマノミ、スパインチークアネモネフィッシュも見つかるし、桟橋付近ではナンヨウツバメウオの子どもなどにも会えるかも。運が良ければ大物やウミガメにも会える!?