沖縄 | MD編集おすすめ!ダイバーズリゾート
『マリンダイビング』の取材には宿泊がつきもの。そんな取材先で宿泊したリゾートをダイバー目線でエリアごとにご紹介します!
石垣島:ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
石垣島きっての高級リゾートホテル。帆船を模した純白の客室棟は、ひと目みた瞬間からリゾート気分を高めてくれる。無料で使えるパソコンやWiFiスポット、キッズルーム、コインランドリー、お土産屋、バー、レストラン、ウエディング場、宴会場と館内設備も揃い、リゾートを一歩も出なくともすべてが満ち足りる贅沢な空間が広がっている。
パーシャルオーシャンビューの客室。木々の優しいぬくもりの溢れる空間で、家具はシンプル&モダンに統一されている
敷地内にはウエディングチャペルも完備。前面がガラス張りになっていて、シーフロントの教会内は石垣の美ら海を一望できる。人生の最高のひと時を演出してくれるはず
アメニティにもこだわりがいっぱい。シャンプーやリンスはイギリスの高級スキンケアブランド《Elemis》を使用している。優しい香りに包まれて、とっておきのバスタイムを!
ここがオススメポイント!
ビュッフェ形式の朝食が本当においしい! 宿泊客以外の人もわざわざ購入しにくる焼きたてのパンや、目の前で調理してくれるオムレツ、沖縄料理にフレッシュフルーツとバリエーションがたくさん。ビュッフェといえどどれも繊細な味付けで、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、最高の状態で提供してくれる。すがすがしい気持ちで一日をスタートできるに違いない。
石垣島:ペンション野空海Pension Nozomi
せっかくの離島旅、都会ではなかなかできない体験がしたいもの。ここは“野・空・海”の名のとおり、豊かな緑真っ青な海、星空に囲まれたとっておきの空間だ。BGMは鳥のさえずりと潮騒、ゲストの笑い声。オーナーはダイビングショップ《海のメロディー》を営む海のプロ。ダイビングはもちろん、滝ツアー、ビーチコーミング、野鳥観察など石垣島の通な楽しみ方を教えてもらおう。
オープンデッキのハンモックは石垣島の美しい海を一望する特等席。ふわふわ揺られながら読書を楽しんだり、お昼寝したり、一度座ったら離れられなくなりそう。リビングルームは周囲がガラス張りになっていて、室内にいながらにしてこの景色を楽しむことができる
白を基調にした清潔感あふれる客室。野、海、空とテーマとなっており、ウォーターヒヤシンスのベッドはリゾートムードを高めてくれる。客室は全部で3部屋のみ。特に夏場は混みあうのでご予約はお早目に
客室の一段下がったところにあるバスタブは開放感抜群、海を見ながらくつろげる。自分だけのプライベートな時間を満喫しよう。ウエットスーツを着たまま利用できるシャワー棟も別にある
ここがオススメポイント!
石垣島で採れた素材にこだわった手作りの食事は滞在中の楽しみのひとつ。新鮮な海の幸、風味豊かなフルーツ、石垣ならではのお野菜などなど、島の恵みに感謝しつつ残さずいただきたい。さらにこれも石垣島ならではだが、リビングにある泡盛はフリーでいただける(翌日にダイビングを控えている方は飲み過ぎ注意)。ダイビングなどで早朝の出発となる場合は、トースト&紅茶で簡単に済ませられるのもうれしいところ。
西表島:ヴィラうなりざきVilla Unarizaki
西表島の人気ダイビングショップ《ダイビングチームうなりざき》に併設するリゾート。《ダイビングチームうなりざき》といえば《イルマーレうなりざき》がダイバーにはお馴染みかと思うが、ダイビングだけでなくリゾートステイをより満喫したいという方のためにオープンした隠れ家リゾートだ。全12室、平屋建ての客室はオーシャンビューでプライベート感たっぷり。ダイバーはもちろんだが、スノーケルやノンダイバーのご家族や友人の方にも満足してもらえるはず。
(現在冬季休業中。営業は2014年3月中旬から)
運動会ができそうなほど広々とした庭。夏の夜はここでBBQをしたり、海を眺めながらプールに入ったり、まるで自分の別荘に来ているかのようにくつろげる
※プールは夏季限定
アジアンな家具で統一された落ち着いた雰囲気の客室。天井が高く、目の前が海なので開放感抜群だ。バルコニーには寝転んでくつろげるデッキチェアがあり、アフターダイビングのリラックスタイムにぴったり。
西表島の太陽をたっぷり浴びて育ったあま〜いパイナップル。そのパイナップルを食べて育った牛、その名も“パイン牛”は西表島の名物のひとつ。夕食はパイン牛を贅沢にいただこう!
ここがオススメポイント!
緑の美しい中庭を抜けると、そのままビーチに降りられるようになっている。しかも、ただのビーチではなく、周囲を囲まれたプライベートビーチ。これぞ“南国のバカンス”の醍醐味といえるだろう。のんびり日焼けを楽しんだり、スノーケルをしたり……ビーチで遊んだ後は、庭からそのまま客室へ。西表島の自然をたっぷり満喫して。
渡嘉敷島:とかしくマリンビレッジTokashiku Marine Village
日本でも有数のサンゴ礁を誇るケラマ諸島。大小20余りの島々が点在するが、中でも那覇から高速艇で約30分と近い有人島が渡嘉敷島(とかしきじま)だ。緑濃い、豊かな自然と透明度の高い青い海が広がる島の西海岸の中ほどにダイバーの楽園がある。《とかしくマリンビレッジ》だ。真っ白な砂浜が1km以上にもわたって連なるとかしくビーチに面した、ケラマで唯一のビーチサイドホテルで、ホテル棟は全56室。新館と本館があり修学旅行や家族旅行向けの和室も33室ある。青いサンゴ礁を満喫するには、最高のロケーションだ。
3階建ての本館、4階建ての新館から成るホテル棟。ほとんどの部屋から青い海のパノラマが満喫できる。かなたに点在する島々の向こうに夕日が沈むのもゴキゲン。利用者の満喫度も非常に高い
洋室タイプの室内。エアコン、バス&トイレ、TVなど完備され、バスタオルやボディソープ、シャンプー、歯磨きセットなど必要なアメニティグッズがそろっているのも魅力。トリプルでの利用も可能
1階にはレストランがあり、エアコンの効いたエリアのほかに、オープンエアのテラス席もある。夏の夜はリクエストでBBQも可能。とれたての魚介類をたっぷりいただいてみては
ここがオススメポイント!
ケラマで唯一、ビーチに面したリゾートホテル。しかもそのビーチの美しさは日本でも屈指! スノーケリングスポットとしても名高いとかしくビーチは、アオウミガメが3〜4匹すみついていて、ダイビングでも遭遇率は高いのだが(ボート移動中に何匹も会えることも!)、スノーケリングでも十分遭遇率は高い。特に早朝、夕方に浅瀬で見られることも多いので、ぜひトライしてみては。もちろん、サンゴ礁の魚たちもいっぱい! 水深26m付近では珍しいトウアカクマノミが見られることでも有名。
沖縄本島 恩納村:ペンション ムーンヴィラPension Moon Villa
日本のワイキキともいえる沖縄本島西海岸に並ぶ瀟洒なビーチリゾートホテルもいいが、アットホームで“沖縄に来た”感がたっぷりなペンションステイもオススメだ。
恩納村のムーンビーチに徒歩2〜3分のここ《ペンション ムーンヴィラ》もそのひとつ。建物の2階部分にレストラン(ダイニング)、3、4階に客室があるスタイルで、残念ながらエレベーターはないが、シンプルで快適な沖縄ライフが楽しめる。
何よりもダイビングサービスが周辺に多く(『マリンダイビング』の取材でお世話になった《ブルーリーフ》は徒歩30秒!)、食べどころも非常に多いので、アフターダイブもバッチリ!
ムーンビーチのすぐそばに立つ4階建ての建物。各階にちょっとしたテラスがあり、宿泊客同士の情報交換場になったりする。ダイビングスポットで人気の「山田ポイント」方面の海や港、恩納村の町並みが眼下に広がる
4階は洋室が6室。ツインベッドルームでとりたてて広いわけではないが、二人でも程よい広さ。ユニットバス、冷蔵庫、歯ブラシセットやバスタオルなど設備もアメニティグッズもそろっていて快適
3階は和洋室が4室。家族4人で泊まっても余裕の造りと、宿泊客に人気。アメニティは全室同様で、たいていのものがそろっている。最大5名まで泊まれ、5歳以下のお子さまは無料、12歳までは割引あり
ここがオススメポイント!
ペンション内では朝、パンとコーヒーを出してくれるが、昼、夜のレストラン営業はない。が、なんてったって、そこは恩納村。歩いて行ける範囲においしい食事処がたくさんあるし、車があればさらに恩納村ならではのこじゃれたレストランへ足を延ばせる。特に取材班がハマッたのは、歩いて1分以内にある《くぇ〜ぶぅ》。地元の漁師さんから仕入れた新鮮な魚介類、海ぶどうなどを使った一品料理をはじめ、沖縄家庭料理や創作料理がめちゃくちゃ美味。ソーキそばは本格的な出汁が香ばしくて胃にやさしく、北川暢男カメラマンも「毎日食べたい!」と言うほど。ぜひ行ってみて。