世界の海を潜る、新しいダイビングスタイル“ダイブクルーズ”
初めて体験するなら ソレイユ号
世界にはダイバーの心をわしづかみにするダイブエリアがいくつかあります。そんな海を新しいダイビングスタイル“ダイブクルーズ”で体験してみませんか?
モルディブの海を舞台にエキサイティングなダイブクルーズを提供している「ソレイユ」号なら一生の思い出に残る感動体験間違いなし!
この特集は2023年3月現在の情報です。
新しいダイビングスタイル“ダイブクルーズ”とは?
モルディブではダイブクルーズ中、海とホワイトサンドが美しい無人島に立ち寄ることも。ダイブクルーズは母船で宿泊、食事、休憩を。ほかの国と異なりダイビングはダイビング専用の小型ボート「ダイビングドーニ」で行うのが特徴。写真はイメージ
Photo by Marine Photo Library
一般的なダイビングスタイルは、ビーチなどから潜るビーチダイブと、ダイビングボートを利用して潜るボートダイブの大きく分けて2通り。日帰りで行ったり、ダイビングする前日に現地入りして泊まったり(前泊)、週末1泊2日で潜るなどしますが、いずれも陸に戻ってくるのが普通です。
一方、ダイブクルーズ(ダイビングクルーズとも)の場合は、船に潜って食べて寝て過ごすことのできる施設があるので、1泊以上(普通は2泊以上1週間、2週間のスケジュール)の日程で朝から晩まで無減圧潜水時間の範囲で何本潜ることができます。オプションで上陸することはあっても、食べたり寝たりするのはダイブクルーズ船で行います。エリアごとにその海の最大の魅力を潜ってもらおうとスケジュールが組まれていて、1回の旅でそのエリアのメインスポットを潜りまくることができるのが醍醐味といえます。
今回オススメする「ソレイユ」号はモルディブのフルマーレ島を起点としてダイブクルーズ(モルディブでは「ダイブサファリ」という)を展開。日帰りダイビングでは行けない大物スポットを縦横無尽に攻略していくスタイルで大人気です。
では、「ソレイユ」号でのダイブクルーズのメリットを5つ挙げてみましょう。
ソレイユ号ダイブクルーズ最高!の5つの理由
1.ジンベエザメ・マンタ・魚群など夢の大物との遭遇率が高い!
ジンベエザメとはダイビング、スノーケリングで一緒に泳ぎに出かけます
Photo by Marine Photo Library
「ソレイユ」号が舞台としているモルディブは、ダイバーにトップクラスの人気を誇る海です。モルディブといえば世界最大の魚類にして野生のジンベエザメとの遭遇率が世界で最も高いといわれる海。しかも、一年中どこかでマンタも姿を現しますし、ほかのサメやエイの仲間、大型回遊魚との遭遇率が高いうえ、フォトジェニックなサンゴ礁にも事欠きません。 リゾート滞在だと潜りに行く場所が限られ、ジンベエやマンタもシーズン次第となりがちですが、ダイブクルーズであれば機動力を生かして、今そこに出ている超大物に会いに行くことができます。
ダイブクルーズで名物となっている体長2m超のナースシャークや1m超のマダラエイ
Photo by Marine Photo Library
ソレイユ号の「王道コース」(通常コース)の一例は……。
ダイビング1日目(日):チェックダイブでマンタ、2本目に魚群。この後北マーレ環礁から南マーレ環礁を越えてフェリドゥ環礁まで船旅。3本目はナイトまたはサンセットでナースシャーク大群
2日目(月):早朝ダイブでグレイリーフシャークを狙った後、アリ環礁へ。2~3本目は魚群狙い!
3日目(火):ジンベエスノーケリングやジンベエダイブ1本、会えれば移動してサンゴ礁、魚群ダイビング。夜はナイトマンタを狙うことも。
4日目(水):1~2本目は「フィッシュヘッド」や「マヤティラ」などで魚群やサンゴ礁ダイビング。ラスドゥ環礁に渡って大物狙い。
5日目(木。ダイビング最終日):天候によりますが、早朝ラスドゥ環礁でハンマーを狙い、その後北マーレ環礁に戻って最後のダイビング。翌日のフライト時間24時間前まで潜れます(2ダイブが普通)。
いかがでしょう? 運次第とはいえ、かなり高い確率でジンベエ、マンタ、大型回遊魚に会えるはず!
なお、「ソレイユ」号ではダイビング本数よりもダイビングそのものの質を重視しています。つまり、本数を消化するためのルート取りを避け、その時のベストスポット、潜るのにちょうどいい海況や時間を重視してダイブクルーズを運航しているのです。
また、連日2~3ダイブをするということは、体に窒素がたまった状態が続きますので、できる限りEAN(エンリッチドエアナイトロックス)タンクの利用を勧めています。
水中だけでなく、太陽や月、星などの大自然もたっぷり堪能できるダイブクルーズ。イルカの群れが現れることも!
Photo by Marine Photo Library
2.毎日連続して潜れるからスキルも上達!
ダイビングドーニからエントリー!
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通常コース例でも紹介したように、ダイブクルーズでは一日2~3ダイブを5日間連続で行うことができます。ダイビング好きには朝から晩まで潜れて最高です。
スキルの上達を目指している方はガイドに相談して、上達したいこと――中性浮力、フィンキック、ヘッドファースト潜降などのコツを教わったりして、次のダイビングで実践。それをガイドに見ておいてもらえるようにすれば、5日間でみるみるスキルアップできるはずです(スキル上達には自分の意識を高く持つことが大切なので)。
3.リゾートホテルのように快適な船上ライフ
ダイビングをしない時は母船で。デッキには日陰もあちこちにあるので日焼けが心配な方も大丈夫
Photo by Blue”K”Safari
ダイニングスペースとラウンジが広~い!
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ある日の昼食。野菜、肉や魚料理、スープ、ごはんや麺類などの主食がズラリ!
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ある日の夕食。バランスのとれた料理が毎回並びます
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客室は全8室。それぞれベッドの置き方などが異なります。トイレ、シャワーが個々に付いているのも魅力
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バーコーナー。こちらで有料のソフトドリンクやアルコールももらえます。一日ごとに部屋番号と名前の欄に印を付けて最終日に精算するシステム
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ソレイユ号は施設が快適。ダイビングはダイビングドーニで行いますので、母船はドライな状態が保たれます。休憩中たいていのゲストはラウンジやダイニングで仲間や一緒に潜った人と語り合っています。また、トップデッキをはじめ各所に横たわれるベッドチェアがありますので、昼寝しているゲストも少なくありません。限られたスペースとはいえ、どこも広々と設計されていて、リゾート気分満点♪ リッチで夕方な気分を味わえます!
4.潜る・食べる・泊まる+αがオールインクルーシブ!
ダイビング料金は乗船料に含まれます
Photo by Marine Photo Library
クルーズ中、ローカルアイランドに立ち寄ったり、無人島に上陸したりするのも乗船料内♪
Photo by Marine Photo Library
ダイブクルーズの魅力は、空港送迎、ダイビング、宿泊、食事などがオールインクルーシブなこと。いちいちお財布(最近は携帯)を出す必要がないのです。これ、快適です!
「ソレイユ」号の通常コース乗船料は6泊14ダイブ付きで一人$1,700~、土曜下船なら7泊17ダイブ付き$1,750~と世界のダイブクルーズ料金と見比べるとわかりますが、リーズナブルです。
しかも、朝食は2回、ダイビング前と後に出してくれます。ダイビング前は簡単なトーストやシリアル類、ダイビングから戻ったら卵料理付きの朝食が用意されるんです。さらに昼食と夕食の間にはティータイムがあって、スイーツが毎日出されます。ヤバイんです(笑)。
ダイビングの休憩時間に無人島やローカルアイランドに上陸することも。リゾート滞在だと別途料金がかかる場合が多いのですが、それが無料なのだからうれしいかぎり。
もちろん宿泊料金は含まれています。単純に割ると(潜らない日も入っちゃいますが)、潜って食べて遊んで泊まって、空港送迎までしてもらって一日$250~280! 円安を考えてもかなりお得じゃないですか?
※料金は2023年7月以降の料金を基に表示しています。
「ソレイユ」号名物バックデッキのバナナ
乗船時はバナナの大きな房が二つ
Photo by Marine Photo Library
最終日の朝。バナナは熟してきていて1房だけになっていました。下船する頃には全てなくなります
Photo by Marine Photo Library
乗船してすぐに目にするのが「ソレイユ」号のバックデッキに吊り下げられた2房?(2本?)のバナナ。また青々としていても時間が経つにつれて黄色く熟していきます。
このバナナはインテリアでもなんでもなく、「どうぞご自由にお食べください」のバナナ。お好きな時にもいでOKなのです。食べたい方は我慢せずにどうぞ!
5.新しい仲間と出会える。海の話で盛り上がれる
一緒に潜った人たちと感動的なダイビング体験を分かち合えます!
Photo by Marine Photo Library
「ソレイユ」号の通常クルーズは乗り合いなので、おひとり様参加もできるし、ご夫婦やカップルでももちろんOK。何人かのグループで参加することもできます。ダイビングは最大8名のグループごとに潜ることになるので、レベル別にも分けられますし、グループ別にしてもらうことも可能です。
クルーズで初めて出会ったダイバーと、ダイビングから上がって「すごかったね~」などの一言で話すきっかけができ、いつの間にか友達になっていたり、食事中に海の話題で盛り上がって、次のダイビングの旅に行く約束までしてしたりと、新しいダイビング仲間ができることウケ合いです。実際にバディができたという方も多いですし、「ソレイユ」号で知り合った二人がいつの間にか“永遠のバディ”になったりすることもしばしば。まさに幸せいっぱいのダイブクルーズですね♪
もちろん、あまり人と関わりたくないという方はそれでOKですし、おひとり様で寂しくないかな?と心配されている方はすぐに話し相手が見つかりますよ!
お好みルートもできる! 仲間だけで潜れる!! チャーターがお得
モルディブの海を楽しむためにはいろんな方法があります!
Photo by Marine Photo Library
貸し切りなら初心者のグループだって、超ベテラングループだってOK
「ソレイユ」号は全8室16人乗りの船なので、8人以上のダイビング仲間が集まればチャーター(貸し切り)することが可能です。
貸し切りでダイブクルーズを使うということは、何でも好きにすることができて、気の置けない仲間たちとストレスのないサファリが楽しめます! みんなの合意があれば初心者でも、例えばジンベエ狙いの海域だけに集中して潜ったりスノーケリングしたりすることもできますし、モルディブの海に実は多いマクロ生物狙いのスポットを次々に訪れるルートにすることもできます。ダイビング以外にフィッシングやサーフィンをすることだってできます。
メンバー構成も、ショップやサークルはもちろん、家族や親族で貸し切ったり、ウェディングやハネムーンのため二人で貸し切ることだってできます。スキルレベルの合うメンバーでチャーターすれば、初級者ルート攻めもできますし、超高難易ルート攻めもできます。
記念日ダイビングも仲間で和気あいあい楽しめる!
Photo by Blue”K”Safari
チャーター料金は10人以上で通常料金よりも安くなる!
「ソレイユ」号は、チャーターがベースだった頃に、様々なゲストが相乗りできるダイブクルーズをスタートさせたレジェンド的なクルーズ会社《ブルー”K”サファリ》が運航しています。もちろん、相乗りのクルーズも開催していますが、コロナ以降の新しいスタイルとして、チャータースタイルを提案し始めたのです。
チャーターは8人から可能ですので、サークルの仲間やダイビング仲間、家族/親族などを集めて貸し切ってはいかがでしょう?
《ブルー”K”サファリ》によると、2023年7月以降の料金の場合、10人で貸し切ればおひとり様の料金は、通常料金のおひとり様の料金よりも少し安くなり、人数が増えるほどどんどん安くなるという試算が出ています。
また、通常だとおひとり様は同性相部屋での利用になるところが、チャーターなら1名1室で利用することも可能です。ほかの人に気を遣うことなく、仲間で楽しめるとあって、「ものすごく楽しい! 快適!!」と評判も上々。
仲間8人以上で日程を決めて、ぜひチャーターしてみませんか?