
楽園モルディブ2019
※2019年1月現在の情報です。
インドの南西約600kmの辺り、インド洋の南北約920km、東西に約130kmに広がる26の環礁。
サンゴ礁の島々が花輪のように見えることから、古代インドのサンスクリット語のMALA(花輪)+DHEEP(島々)でモルディブと名づけられた島国。赤道を挟んで南北に細長い環礁に、島数はおよそ1200。
マーレ国際空港のあるフルレ島の隣、マーレ島は庁舎や銀行、オフィスビルやビジネスホテルなどが密集する首都。世界一の人口過密地といわれる。
ダイビングではアリ環礁南部にジンベエザメを高確率に狙える海域があるほか、マンタスポットはさまざまな環礁で見つかっていて、一年中どこかしらがオンシーズンという贅沢な環境だ。
ジンベエザメはアリ南部
サファリか周辺島から狙う
遭遇率が安定している上、ダイブクルーズ(現地では「ダイブサファリ」と呼ばれる)だけでなくリゾート滞在でもジンベエザメを狙えるのがアリ環礁南部。環礁の外洋側がジンベエザメのエサ場になっているらしく、乾季はやや西寄り、雨季はやや東寄りにはなるが、年間を通して狙える。
シーズン中はアリ南部のリゾート島からダイビングやスノーケリングツアーはもちろん、サファリボートもやってくる。多い時は100隻ぐらい集まることもあり、自然環境が懸念される。近年中にハニファルベイのような条例が施行されるかも。
Dhifushi Beru
ディフシ・ベル
アリ南部《ホリデーアイランド》の外洋。サンゴが覆うスロープの地形。スノーケリングボートも来るので、頭上にはくれぐれもご注意を。ジンベエスポットとしてもよく使われるエリアで、「ジンベエエリア」とも。5~10月はここから東、11~4月はここから西の海域でジンベエザメとの遭遇率が高い。
LanKanReef (Manta Point)
ランカンリーフ(マンタポイント)
北マーレの《パラダイスアイランド・リゾート&スパ(ランカンフィノール)》裏で水深約8mのクリーニングの根で群れに遭遇することも。モルディブでも息の長いマンタスポット。
Rangali Madivaru
ランガリ・マディバル
アリ南《コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド》の南。細いリーフの水路に面したドロップオフの水深12mほどでマンタ待ち。乾季の12~4 月がシーズンで運が良いと群れも。
Medu Faru
メドゥファル
南マーレ環礁のグラドゥチャネルに面したビッグスポットで、下げ潮の時にロウニンアジの群れが狙える。リーフの棚にはハナダイ類が大乱舞。水路の出入り口でトラフザメなどの大物が現れることも。
Fish Head
フィッシュヘッド
アリ環礁のほぼ真ん中にある、魚影の濃いモルディブでもトップクラスの人気スポット。ヨスジフエダイの大群とサメ、ナポレオン遭遇率も高い。北部の島から行くほかサファリのコースにもよく入っている。