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通いたくなる海
千葉・房総半島ダイビングスポット9

千葉・房総半島ダイビングスポット9

首都圏からのアクセス抜群の千葉県・房総半島は、ダイビングエリアが9つもあるダイビングパラダイス。個性的な各エリアの推しスポットを、千葉ダイビングサービス協力会の現地ガイドさんに伺いました。アフターダイブ情報も必見です! 2023年は房総半島に通ってツウになりませんか?

※2023年6月現在の情報です

~千葉・房総半島ダイビングエリアMAP~

房総半島ダイビングエリアMAP

勝浦 かつうら

勝浦

「ウマノセ」で安全停止中にカンパチの群れに遭遇!(写真/宮崎 崇)

勝浦

新スポット「鵜原島」。ボート3分でこのダイナミックな地形!5月撮影(写真/古賀努・ダックダイブ)

《勝浦ダイビングリゾート》の宮﨑 崇さんが教えてくれた推しスポット

待望の新スポット「鵜原島」がオープンしました! 風に強く港から3分でエントリーできて、初心者でも安心して潜れる待望のボートスポットです。根沿いの壁は深度5~最大25mで底は白砂地。緩急があってダイナミック! 棚あり割れ目ありと地形が魅力です。イワシの群れや回遊魚も入ってきて、根の上には浅瀬独特の解放感エリアもあります。2024年完全リニューアルオープンする施設に先駆けて、スポットは先行オープンです!

アフターダイブも楽しい!「勝浦」のおすすめはこれ!

潜って冷えた体には「勝浦タンタンメン」。当店近くの「こだま」や、元祖勝タンの「えざわ」など、勝タンを楽しめるお店はたくさん! 詳しくは勝浦タンタンメン船団 HPをチェック! それから、当店から歩いていける「海に博物館」にも行ってみてください。ウミウシの本も出版されている奥野先生が常駐されています。

勝浦を潜るなら

勝浦ダイビングリゾート

施設の全面リニューアル工事が始まりました。完成は来年頭予定。休憩スペースや更衣室、シャワー室など新しい建物内に集約され雨天にも強い勝浦の施設が誕生します。今年は工事をしながら営業するため、ご予約枠が限られることも。お早目にお問合せください。

TEL:0470-76-0854
Mail:katsuura-dr@mbr.nifty.com

《勝浦ダイビングリゾート》のホームページ

行川 なめがわ

行川

沖のイサキの群れ。マグロ根で秋頃撮影(写真/福永 順司)

行川

5月頃ベビーラッシュのタツノオトシゴ。新浜にて(写真/福永 順司)

《なめがわダイビングサービス》の大室 海斗さんが教えてくれた魅力

なめがわの魅力は、豪快な地形もマクロな生物ウォッチングも楽しめることです。夏秋には、タカベやワラサの群れにかまれるような光景を見ることができます。冬にはダンゴウオや小さいウミウシなど、かわいいマクロ生物に出会えます。それぞれの季節の魅力を体験して欲しいです。

アフターダイブも楽しい!「行川」のおすすめはこれ!

鴨川にある「まるよ」という定食屋さん! ボリューム満点の“まるよ天丼”や鉄火丼がオススメです。

行川を潜るなら

なめがわダイビングサービス

目の前が港でビーチダイブもボートダイブも行きやすくて便利なので、初心者からベテランまで楽しめます。海はダイナミックですが、スタッフや当店に来てくださるダイビングショップさんや個人のお客さま、猫も含めて(笑)とってもアットホームなお店です。ぜひ日々の疲れを癒しにきてください。

TEL:0470-76-3480
Mail:dive@namegawa-ds.com

《なめがわダイビングサービス》のホームページ

かっちゃま( 勝山 かつやま )

勝山

フォトジェニックなウミウシはかっちゃまのアイドル(写真/廣田 史登)

勝山

かっちゃま2023フォトコンのテーマはオルトマンワラエビ(写真/廣田 史登)

《かっちゃまダイビングサービス》の魚地司郎(うおちじろう)さんが教えてくれた魅力

かっちゃまは、東京湾に浮かぶ「浮島」のおかげでクローズ率が低いダイビングエリア。千葉随一のマクロポイントです! 多種多様のウミウシはフォト派やウミウシマニア垂涎ですよ。海もお店もアットホームで、のんびり潜れる!と定評です。

アフターダイブも楽しい!「かっちゃま」のおすすめはこれ!

勝山漁協組合直営のお食事処「なぶら」では、《かっちゃまダイビングサービス》で潜ったダイバー限定お料理「ダイバー御膳」を提供しています。地元の海の幸をふんだんに使い、ボリューム満点です!

かっちゃまで潜るなら

かっちゃまダイビングサービス

港のすぐ目の前に立つ、店内はいつも清潔で使い勝手がよく、ラウンジや屋外テラスも広いので休憩時間も快適! 2023年は「オルトマンワラエビ限定フォトコン」を開催中です。《かっちゃま》で潜ったダイバーならどなたでも応募OK。詳しくはHPをご覧ください!

TEL:0470-55-1513
Mail:info@paroparo.jp

《かっちゃまダイビングサービス》のホームページ

沖ノ島 おきのしま

沖ノ島沈船「水雷艇」2022~2023年撮影を編集(撮影/岡本正和)

《沖ノ島ダイビングサービスマリンスノー》の岡本 正和さんが教えてくれた推しスポット

推し①は、沖ノ島沈船(水雷艇)です。日露戦争で活躍した水雷艇とイサキの群れのコラボレーションが楽しめます。もともと漁礁として沈めたものですが、日露戦争当時に使用された船がダイビングスポットになっているのは関東では他にありません。歴史のロマンに浸りたいダイバーにおすすめです。
推し②は、沖ノ島黒根のサンゴイソギンチャクとミツボシクロスズメダイ&アカオビハナダイの圧巻の群れです。一面にサンゴイソギンチャクが広がり、とくにミツボシの群れは多いときには500匹以上で「こんな大群見たことない!」とゲストにも好評です。

アフターダイブも楽しい!「沖ノ島」のおすすめはこれ!

当店から徒歩1分! 網元直営の食事処「寅丸市場」がおすすめです。地元で獲れた新鮮な魚を提供しています。店内飲食は土日祝祭日(10:00~14:00L.O)のみ。平日はお弁当もあります(月火定休、水~金10:00~完売次第閉店)

沖ノ島で潜るなら

沖ノ島ダイビングサービスマリンスノー

千葉県館山市にある当店はNAUIプロスクーバセンター登録店舗。NAUIの理念『最愛の人を任せられる信頼』を念頭に、ダイビング・シュノーケリングの体験からライセンス取得、ナイト、リフレッシュなどのファンダイブを安心・安全・便利に楽しんでいただけます。JR館山駅からも冨浦ICからも一番近いお店です。会員限定で様々な割引もあり! 格安・お得に沖ノ島の海を、自然を堪能してください。

TEL:0470-29-5182
Mail:info@marine-snow.jp

《沖ノ島ダイビングサービスマリンスノー》のホームページ

見物 けんぶつ

見物

「沖漁礁」のイサキの群れ。水深23m。8月頃撮影(写真/山田 忠夫)

見物

館山の海にもサンゴが!水深7m「トライアングル」(写真/山田 忠夫)

《館山ダイビングサービスSARA》の山田 忠夫さんが教えてくれた推しスポット

冬のあいだクローズしていたスポットは元気いっぱい! 魚が人に興味をもって近づいてきますよ。水温が上がってくると「沖漁礁」に魚が群れだします。群れにまかれる体験をぜひあじわってみてください。「トライアングル」には、ダイビングのエスコートにやってくるクロダイの「クロちゃん」がいますので、ぜひ会ってほしいです。

アフターダイブも楽しい!「見物」のおすすめはこれ!

お腹が減ったら「食事処 多津味」へ! 和食も洋食もおいしいですよ。なかでもおすすめは、お刺身定食、ハンバーグ、磯パスタ!

見物を潜るなら

館山ダイビングサービスSARA

館山湾に面して長く延びるビーチにあるダイビングサービス。ビーチ、ボートとダイビングスポットがあり、ファンダイブはもちろん講習や体験ダイビングにも最適。お店の目の前からボート出航&エントリーするので最強に楽々ダイビングなのです!

TEL:0470-29-7660
Mail:yamada@tds-sara.com

《館山ダイビングサービスSARA》のホームページ

波左間 はさま

波左間

ウミエラ群生地。幻想的な景色が広がります(写真/鈴木 哲)

波左間

中性浮力必須です! 高根にて。1月撮影(写真/鈴木 哲)

《波左間海中公園》の鈴木 哲(あきら)さんが教えてくれた魅力

波左間はコブダイや水中神社、ときにマンボウやジンベエで有名ですが、それ以外にも魅力盛りだくさんなんですよ。たとえば条件がそろうと一面に広がるウミエラの群生地。上記写真の撮影は1月頃ですが、季節には関係なく潮の向きや速さで変化します。「今日は出ていそうだな!」と狙いを定めて近くのブイからエントリーします。とても幻想的で不思議な世界が広がっています。

アフターダイブも楽しい!「波左間」のおすすめはこれ!

渚の駅の道路を挟んで反対側、2階にあるカフェ「TSUMUGI」のルーロー飯、ガパオライス、ベトナムプリンがおすすめ。なかパン(中村パン屋)のモカソフトも、安定の美味しい!です。

波左間を潜るなら

波左間海中公園

お会いしてからお帰りになるまで、常に笑顔と感動をお届けできるように努めています。「高根」のコブダイや魚群はもちろん、人気のマクロ生物も豊富。フォトジェニックな撮影にぜひ挑戦してください。なお「マンボウランド」のジンベエやマンボウの状況は、季節やいきものたちの様子により変わります。最新情報は下記ホームページにてご確認ください。

TEL:0470-29-1648
Mail:o_hasama@mvc.biglobe.ne.jp

《波左間海中公園》のホームページ

坂田 ばんだ

坂田

背びれを大きくひらいて恋の戦い中?坂田ビーチ・枕根にて(写真/成田 謙介)

坂田

生態観察が楽しい坂田の海。産卵シーンを見ることもできます。5月撮影(写真/成田 謙介)

《シークロップダイビングスクール》の成田 謙介さんが教えてくれた魅力

坂田の夕方のビーチでは、秋口にかけてオハグロベラの産卵が毎日観察できます。大きなオス同士の闘争や、オスからメスへの懸命な求愛行動など、産卵とそこに至るまでの繁殖生態行動をじっくりと観察することができます。通常の2ボート終了後、昼食を食べてたっぷり食休みをして、日没間際にエントリーします。水深も浅くじっくり観察することができます。生態観察に興味のある方や産卵行動を激写したい方などに特におすすめです。夏だからこそ見られる魚たちの生態行動はほかにも色々。ぜひ観察しにきてください。

アフターダイブも楽しい!「坂田」のおすすめはこれ!

菓子匠「やまもと」館山駅近くにある和菓子屋さんです。名物どら焼きの「凪どら」は絶品。千葉ならではのピーナッツパイ饅頭もおすすめ! 夏にはかき氷が楽しめます。アフターダイブの甘味補充にはもってこいです。

坂田を潜るなら

シークロップダイビングスクール

坂田は房総半島の内側で最も先端に近く、内湾らしい穏やかな性質と外洋の潮通しのよさを併せ持った海です。水深は20mより浅く、穏やかなビーチもあってビギナーにも優しい海です。家族経営の小さなダイビングサービスですが、圧倒的なアットホームさで、水中も陸上も楽しめるサービスを目指しています。ガイドは大学院で魚類生態を専攻していたこともあり、生態観察やマニアックな生物も紹介します。

TEL:0470-29-1575
Mail:infoseacrop@gmail.com

《シークロップダイビングスクール》のホームページ

西川名 にしかわな

西川名

雲がかかったの? いえいえ、凄まじい数の魚群です!(写真/寺本 拓海)

西川名

モロコはヒゲダイとならぶ西川名の人気もの。西川名Aポイント沖にて(写真/寺本 拓海)

《館山DC西川名オーシャンパーク》の寺本 拓海さんが教えてくれた魅力

西川名は濃い魚群、頭上を覆うほどの魚の群れが見ものです。これから秋にかけて一番魚影が濃くなり、水中が暗くなるほどの水中景観が楽しめますよ。年間を通して見られる大きな高級魚クエ(モロコ)や、もはや西川名の代名詞ヒゲダイも根回りに居ついています。ここ数年で姿を見かけるようになったアオウミガメも、近頃は年中見かけるようになり、西川名の定住者?!になりつつあるようです。

アフターダイブも楽しい!「西川名」のおすすめはこれ!

木村ピーナッツのピーナッツソフトクリームがお勧めです。千葉名産のピーナッツが濃厚で絶品です!

西川名を潜るなら

館山ダイビングセンター 西川名オーシャンパーク

港まで徒歩2分! ポイントまで2分半! あっという間にダイビングが開始できます! 自社ボートはダイバーのために考えられた専用ボート。使い勝手のよさが定評です。寒い時季には室内の暖房、屋外休憩スペースには風よけとブルヒーターがございますので寒さ対策もばっちりです!

TEL:0470-29-1411
Mail:info@nishikawana-diving.com

《館山ダイビングセンター 西川名オーシャンパーク》のホームページ

伊戸 いと

西川名

これがシャークスクランブル!ドチザメたちは365日元気です!(写真/家守 亜由奈)

西川名

撮影は5月、恋の季節! 求愛中のクエ(写真/家守 亜由奈)

《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》の塩田 寛さんが教えてくれた魅力

唯一無二のダイビングが楽しめる伊戸は、なんといってもシャークスクランブル! ドチザメたちにもみくちゃにされる興奮は、ほかでは味わえない魅力です。関東近郊はもとより、近頃は海外からもダイバーがやってきます。これだけの群れにもかかわらず透明度が高い海なのも伊戸ならではです。8月頃まではクエの恋の季節。運が良ければクエの求愛ダンスが見られるかも!

アフターダイブも楽しい!「伊戸」のおすすめはこれ!

伊戸といえば海鮮レストラン「だいぼ」でしょう! 当店のお隣にあり、その人気ぶりは、遠方からも「だいぼ」を目指してくるゲストが証明しています!新鮮な海の幸をご堪能ください。

伊戸を潜るなら

伊戸ダイビングサービスBOMMIE(ボミー)

伊戸は、房総半島最南端のエリアですが、東京駅から直行のバスも出ていてアクセスがとっても便利です。もちろん駐車場もたっぷりありますのでマイカーでも大丈夫。この6月に、事務所棟と更衣室、シャワールーム、トイレがリニューアルしました。広々としてさらに快適になった施設で、気持ちよくお過ごしください。

TEL:0470-29-1470
Mail:diving_bommie@yahoo.co.jp

《伊戸ダイビングサービスBOMMIE》のホームページ

フォトコン2023開催中!
千葉ダイビングサービス協力会

千葉ダイビングサービス協力会

千葉ダイビングサービス協力会は、千葉県の現地サービス9社によって設立されました。千葉・房総半島の海は首都圏からのアクセスもよく、海は黒潮の影響を受け魚種も豊富で魚影も濃く、ビギナーからベテラン、マクロからワイドまで幅広く楽しめる海です。
現在、千葉ダイビングサービス協力会主催の「千葉の海の写真を撮っぺぉ!フォトコンテスト2023」開催中。作品応募は11月末まで。9エリアそれぞれが特徴的なので、それぞれ潜り歩いて9つの海を味わってみてください♪
→ 応募の詳細はこちらをご覧ください。
→2022年の入賞作品はこちらをご覧ください。

千葉ダイビングサービス協力会のホームページ