「マリンダイビング」2017年8月号
ノーザンエクスプローラーでバア環礁のさらに北へ!!
マンタスペシャルティカードを手に入れよう!
モルディブで唯一!!ファンアズール号に乗船すると PADI認定『Swim With Manta Ray(マンタスペシャルティーカード)』がGETできる!!!(2016/7~) クルーズ滞在中にマンタについて学んで、マンタのスペシャリストになろう!
・講習料 無料
・カード申請料 無料
※申請時の写真代、PADIへの郵送費はお客様負担になります。
※初めて申請されるお客様のみ対象となります。
モルディブのダイブクルーズ
ノーザンエクスプローラー(コアなファンが多い!)
5~11月雨季の時期になると、南西の風と潮流によってプランクトンが深海から押し上げられ、ハニファルベイに入ってくる。水面近くにたまるプランクトンを目掛け泳ぐマンタのフィーディングを狙う。
また、色とりどりのソフトコーラルに埋め尽くされた「シャンデリア・ケーブ」
沈船ポイントや、サメ・イーグルレイ等が見れるポイントなど首都マーレよりも北に位置するあまり知られていない7環礁を1週間で攻めるルート!!毎年コアなお客様から好評を頂いているツアーだ。2017年は10/28発、11/4発の2トリップのみの限定ツアーである。
サンゴの群生、インド洋の固有種も見られる
モルディブの海の魅力は大物だけではない。栄養分豊富なモルディブの海は魚影が濃く、ヨスジフエダイやムスジコショウダイなどの大群、ギンガメアジやバラ クーダの群れなどが見られる。また美しいサンゴ礁の群生やさまざまなマクロ生物と、見るものはとても豊富。中にはモルディブアネモネフィッシュのようなイ ンド洋固有種の魚も見られて、フィッシュウオッチングも本当に楽しい。
イチ押しルートは赤道越えの5大環礁南下コース
乾季にしか行けない赤道を越える2~3月の限定ビッグツアー。ヴァーブ、ミーム、ター、ラーム、ガーフの5大環礁を回るルート。チャネルダイブでは、ギンガメアジ・カスミアジ・ブダイ・イエローフィンバラクーダの群れと魚影が濃いのが魅力。パウダーブルーの群れやグレイリーフシャークなども透明度の良い海でじっくりベストショットを狙える。大きな大きなジンベエザメをナイトダイビングで見れ、とにかく魚の群れの数が多いのが魅力。
南ルート+ヴァーブ環礁コースでマンタ狙い
このシーズンのヴァーブ環礁は、グレイリーフシャークの群れ、マダラトビエイの編隊なども多く透明度も上がる時期。ダイバーに人気の高いジンベエ&マンタも狙うことができる。また、ナースシャークやナイトマンタの乱舞にも遭遇することができるおすすめルート。
クルーズルート&船を選ぶコツ
どんなスポットが潜れるか?
ダイブクルーズの場合、どんなダイビングスポットを潜れるかは大きなポイント。11~4月開催のダイブクルーズはジンベエ&マンタが狙える「南ルート+ヴァーブ環礁コース」(8日間)のほか、上記でも紹介した赤道越え5大環礁南下コースがある。透明度の良いベストシーズンのモルディブを潜るなら今がチャンス!
休みの取れる日数や、あなたの見たい生物、潜りたいダイビングスポットなどに応じて、参加するコースを選ぶようにしよう。
クルーズ期間中に何ダイブできる?
クルーズの日程によって、潜れる本数は変わってくる。日本発8日間のツアーの場合は最大15ダイブ付き(1日3ダイブ×5日間)というのが一般的。なお海況によっては、オプションで1日に1ダイブ追加できる場合もある。
日本語ガイドはいる?
初めての海外でのダイブクルーズという人や、英語でのブリーフィングだと不安……という人には、日本人ガイドが乗船しているクルーズ船がおすすめ。一生のうちに会っておきたい大物にたった1航海で会える確率が非常に高いことで人気のモルディブサファリ。これまでモルディブクルーズツアーを長年手がけてきた旅行会社《クラブアズール》が満を持して送り出したのが「ファンアズール」号。ニーズに応えた、贅沢な船内も魅力。
ファンアズール号では、ナイトロックス完備
一日に何本も反復潜水をするダイブクルーズではナイトロックスの使用がおすすめ。毎回使わなくても、午後だけの使用、その日の最後の1本だけで使用などのアレンジも可能だ。8日間のツアー(ダイビング5日間)で$100。一日あたり$25となる。
ここは潜りたい!!
モルディブの人気ダイビングスポット
ハニファルベイ Hanifaru Bay (バア環礁)
大きなリーフの一角に湾のようにえぐれた広い海域があり、ここに5~11月にマンタやジンベエザメが集まってくる。マンタ数十尾を一度に見られることは当 たり前、多いときには200尾以上が集まる。よく集まるのは水深が最大でも10m前後の砂地。夢のようなマンタの乱舞をスノーケリングで楽しもう。
ドンファン・ティラ Dhonfan Thila (バア環礁)
「ドンファヌ・ティラ」「クダ・ティラ」とも呼ばれる根のスポットで、5~11月にマンタとの遭遇率が高い。くぐり抜けられるアーチがあって、穴の中には “グラスフィッシュ”と呼ばれるスカシテンジクダイやキンメモドキなどがグッチャリ群れている。根の岩陰ではフリソデエビやフルムーンリーフゴビーなども 見つけられる。
ネリヴァル・ティラ Nelivaru Thila (バア環礁)
バア環礁随一のマンタスポットとして人気。大きな根の南の砂地を挟んで「ネリヴァル・ハア」と呼ばれる小さな隠れ根があり、両方でマンタを見ることができ る。また砂地の水深24mくらいの場所では、ドラキュラゴビー、オーラルゴビー、トールフィンゴビーなどのハゼ類を狙える。
マーミギリ・ベル Maamigili Beryu (アリ環礁)
6~10月頃にジンベエザメが狙えるアリ環礁南部の人気スポット。スノーケリングで入る場合もある。水路内にケーブがあり、コーナーにはナポレオンやマダラトビエイ、ウミガメ、マンタも現れる贅沢なスポットだ。
フィッシュヘッド Fish Head (アリ環礁)
サメが多いことから漁師が魚を釣り上げると、釣竿には魚の頭しか残らないという話がスポット名の由来。ヨスジフエダイの大群、ロウニンアジやカスミアジの群れ、ナポレオンやグレイリーフシャークなど、魚まみれの1ダイブが楽しめる。
ランカンリーフ Lankan Reef (北マーレ環礁)
北マーレ環礁にある、6~11月の雨季にマンタが狙えるスポット。マンタのクリーニングステーションがあり、多いときは10尾近いマンタが集まる様子が見られる。