楽園モルディブ2019
モルディブ《アンサナ・イフル》で
ハウスリーフの沈船24時間ダイブ
「10 to 10沈船ランナマーリ」開催!
世界中のダイバーが憧れるモルディブの島の1つ《アンサナ・イフル》。ハウスリーフには、沈船スポットがあり、今年誕生20年を迎える。記念イベント期間日の6月10日には、それを祝って24時間ダイブ(⁉)&水中映像ライブ配信という、ダイバー注目のイベントが開催される‼
※2019年4月現在の情報です。
《アンサナ・イフル》ハウスリーフに沈む
「沈船ランナマーリ」はこんなスポット
今も昔も変わらぬ人気の《アンサナ・イフル》は、島を取り巻くリーフ(=ハウスリーフ)がすばらしいと評判。しかも、そこには沈船まであるのだからスゴイ。1999年に沈められた「ランナマーリ」がそれ。水深約28mの海底に横たわる船体はサンゴなどで覆われ、アカエイやハタ、ツバメウオ、ナースシャーク、ギンガメアジの群れなど多くの魚たちが行き交い、ダイバーやスノーケラーたちを楽しませてくれる。透明度はいいときは30mを越え、浅瀬ではサンゴ礁にカラフルなお魚たちが舞い、真っ白な砂地と相まって明るい景観。こんなスポットが桟橋からエントリーしてすぐのところにあるのだから本当にお手軽!
ダイビングやスノーケリングを楽しみたいなら、ハウスリーフが近いイフルはおススメ!
「10 to 10 沈船ランナマーリ」
24時間ダイブ&ライブ配信!
そんな人気沈船スポット「ランナマーリ」を24時間潜り倒そう! というダイバーのためのスペシャルイベントが「10 to 10(テン・トゥ・テン)沈船ランナマーリ」。
20周年記念イベント期間中の6月10日は、午前10時から翌朝10時までの24時間、ゲストが交代で潜り続ける一大ダイブイベントが予定されている。時間帯が違えば、海の表情も見られる魚もその生態も変わってくるので、1つのスポットをじっくり潜りたいダイバーには特におすすめ(ただし、潜り過ぎにご注意! ダイブコンピュータ持参で安全ダイビングをどうぞ)。24時間水中映像をライブ配信するので、ノンダイバーでも、たとえ現地に行けなくても楽しめるのもいい。
このイベントには世界中から多くのダイバーが参加していて、その数100名を下らない!? 今年はぜひアナタも参加してみては!?
沈船を探検するドキドキワクワク冒険感も、カラフルな南の海の美しさもどちらも楽しめる「ランナマーリ」
ウミガメの保護にも力を入れているせいか、ハウスリーフにもちゃんとウミガメが姿を見せてくれる
「ランナマーリ」を楽しむリゾート①
普遍の人気
フォトジェニック&ナチュラルリゾート
《アンサナ・イフル》
「ランナマーリ」があるのは、青い海にぽっかり浮かぶヤシの木と白いビーチの小さな島という絵に描いたようなリゾートアイランド《アンサナ・イフル》。歩いて10分もかからず一周できてしまう小さな島は、自然との一体感を考え尽くし、華美すぎないナチュラルな居心地のよさにこだわった上質リゾートだ。日本人スタッフはいないものの、スタッフはみな親切でフレンドリー。小さな島だからすぐに顔を覚えて声をかけてくれるなどアットホームな雰囲気で、そんなところが誰からも愛されるリゾートの理由かも。
ウミガメやサンゴの保護などにも熱心で、島自体、ビーチや海の美しさそのものを堪能してほしいというリゾートのメッセージが伝わってくる。部屋からほんの数歩で海。そこは元気なサンゴや色とりどりのおサカナたちのパラダイス。ダイビングだけでなく、スノーケリングだけでも十分楽しめる。
夜のリゾートは満天の星空と波の音に包まれて最高にロマンティック♡
島の周りをぐるりと囲む客室はすべてビーチフロント。ヤシ葺き屋根のナチュラルな外観のヴィラタイプだがインテリアはモダンでお洒落
部屋の前のリゾートチェアで、海を見ながらのんびりするだけでも満足
食事のおいしさにも定評があるが、この景色を眺めながらの食事なら、それだけでお腹いっぱい!?
空から見ると、ビーチや海の美しさが一目瞭然。島の周囲はどこもかしこもスノーケリング天国
■《アンサナ・イフル》基本情報■
【施設】
客室45室、レストラン、バー、スパ、ブティック、マリンセンターなど
【アクティビティ】
ダイビング、ヨガ、カヤック、スノーケリングサファリ、ドルフィンクルーズ、海の環境保護プログラムなど
「ランナマーリ」を潜るならこのリゾート②
極上ビーチと極上スパの隠れ家リゾート
《バンヤンツリー・ヴァビンファル》
《アンサナ・イフル》のすぐ向かい側に浮かぶ姉妹島《バンヤンツリー・ヴァビンファル》。こちらの方がひとまわり大きく一周15分ほど(ビーチが広いので、ビーチの端を歩けば30分かかる⁉)。いずれ劣らぬフォトジェニックでかわいい島だ。無料のシャトルボートが2島を行き来しているので、こちらに泊まっていても、「ランナマーリ」で潜ることができるし、レストランやバーなどの利用もできる。客室はすべてヴィラタイプで広々。トレードマークの巻貝の形の屋根が印象的だ。
大人の隠れ家的雰囲気。客室数48室で、すべてヴィラタイプ。奥に見える島が《アンサナ・イフル》だ
半屋外のスパは雰囲気だけでなく、腕も一流。世界各国でも賞を受賞しているハイレベルなスパ。《アンサナ・イフル》のスパも同様にすばらしいと評判
毎日夕方になると桟橋近くでエイの餌づけをしていて、時間が近づくと子猫のようにエイたちがすり寄ってくる!
広いビーチが絶品の《バンヤンツリー・ヴァビンファル》。リーフエッジまで少し遠いけれど、そこには水中の楽園が広がっている
■《バンヤンツリー・ヴァビンファル》基本情報■
【施設】
客室48室、レストラン、バー、スパ、ジム、ブティック、マリンセンターなど
【アクティビティ】
ダイビング、スノーケリング、ウインドサーフィンなど
ハウスリーフ・ダイビングって?
モルディブのリゾートでのダイビングには、ボートダイビングのほかにハウスリーフでのダイビングというスタイルがある。島の周囲を囲むように広がるサンゴ礁のリーフをハウスリーフと呼び、ビーチや桟橋からエントリーして潜る。浅瀬から急に水深が深くなるサンゴ礁の斜面にはカラフルなかわいい魚からウミガメやギンガメアジの群れ、ときにはマンタやイルカなど大物の姿も。ハウスリーフがおもしろいかどうか、ハウスリーフまでの距離が近いかどうかでモルディブの島選びをする人も少なくない。これぞモルディブでのダイビングの醍醐味でもある。
ハウスリーフ・ダイビングはリゾート内のダイビングセンターで申し込み、営業時間内であれば自由に潜ることができるセルフダイビングが基本。希望すればガイドがついてくれるが、事前にブリーフィングしてくれるので、後は潜る時間などを申請して予約し、バディ単位で潜る。自己管理がしっかりできて、マイペースで潜りたい人にはぴったり!
ボートダイビングを申し込んだ場合も、最初の1本はチェックダイブを兼ねてハウスリーフで潜ることが多いし、体験ダイビングもハウスリーフで行なわれる場合がほとんどだ。
モルディブ・基本のトラベル情報
こんなところ
インドの南、インド洋に浮かぶ1,190の島々から成るモルディブ共和国。島は真珠の首飾りのような輪っか(環礁)を成し、26の環礁が赤道を越えた南側まで点在する。島1つ1つは、小さい島で歩いて5分で一周できてしまうほど(大きな島でも歩いて30分程度)。リゾートアイランドは現在150島を下らず、1つの島には1つのリゾートとなる。
行き方
日本からモルディブ(マーレ)まで
日本からの直行便はないので経由便で行く。
シンガポール経由、スリランカ(コロンボ)経由、香港経由、ドバイやアブダビなどの中近東経由などがある。
マーレ空港からリゾートまで
空港と同じ北マーレ環礁にある《アンサナ・イフル》と《バンヤンツリー・ヴァビンファル》。どちらも、空港からボートで約20分という近さ。