DIVE IN ASIA ダイブインアジア
シンガポール航空でラクラク旅できる
インドネシアのコーラルパラダイス メナド
ダイナミックなドロップオフと美しいサンゴ礁 ダイバーを魅了する海
“メナド”という地名を聞いて、どこにあるかすぐにわかる人は少ないかもしれない。しかしその異国情緒な響きの地には、最高におもしろい海が待っている。潜ってまず驚くのが、サンゴの豊富さ。台風や温暖化による海水温の上昇などで世界のサンゴ礁はダメージを受けているが、メナドのサンゴはまさに健康優良児。主に潜りに行くブナケン島の周辺の海には、約70種のサンゴが生息しているという。またウミガメや、ツバメウオやバラクーダなどの群れなど、大物との出会いにも胸が高鳴る。
マクロにワイドに メナドの海の見どころは盛りだくさん
ハードコーラル、ソフトコーラル、ダイナミックなドロップオフ、真っ白な砂地。メナドの海にはいろいろな環境が揃っていて、そこにすむ生物も多種多様。現地には日本人ガイドが常駐するダイビングサービスが何軒もあるので、言葉の心配もなく、じっくりと見られる生物についても教えてもらえる。
メナドの主なダイビングスポット
メナドの主なダイビングスポットは、ブナケン島を中心としたブナケン国立公園エリアに集中している。カラフルなサンゴ礁の海に、たくさんのコーラルフィッシュが群れる風景が楽しめる。メナドトゥア島やシラデン島、モンテハゲ島、ナイン島の周囲にもスポットが開発されていて、バラクーダの群れなどの大物も期待できる。またメナドの沿岸にもスポットが点在し、“Muck(マック)ダイブ”といわれるマクロ生物狙いのダイビングが楽しめる。
Lekuan Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ
レクアンⅠ、Ⅱ、Ⅲ
ブナケン島の南東にあるドロップオフを潜る。いいときは透明度が40m以上あることも。サメ、ウミガメ、バラクーダやギンガメアジの群れなど大物との出会いが期待できる。
Fukui Point
フクイポイント
ブナケン島の南部に位置するリーフの一角。ナンヨウツバメウオの群れやロウニンアジ、ややなだらかなスロープに口を開けるように鎮座するオオシャコガイなど見どころ豊富。
Tanjung Kopi
タンジュン・コピ
メナドエリア随一のビッグスポットで、イソマグロやカンムリブダイなどの大物が登場。ほかにも潮の流れにのって、ギンガメアジやバラクーダなどの回遊魚が続々と泳いでくる。
Sachiko Point
サチコポイント
サンゴが見事なスポットで、ソフトコーラル、ハードコーラルともに元気いっぱい。カスミチョウチョウウオ、ムレハタタテダイなどの魚群も見どころ。
「サチコポイント」はあたり一面に広がるハードコーラルの群生が見事
Tiwoho
ティウォホ
ウォリというエリアにある、マクロ狙いのスポット。浅瀬にサンゴが群生している。ニシキフウライウオ、ハナヒゲウツボなどの人気者をはじめ、ウミウシも種類豊富。
マクロ生物もメナドの海では豊富。体色を七変化させるハナイカも「ティウォホ」などで見られる
羽田・成田からひとっ飛び メナドへの旅は、シンガポール航空が便利
メナドへの日本各地発のツアーは最短5日間から組まれているので、長期休暇が取りにくい人でも行きやすい。メナドはシンガポール経由で行くのが一般的だが、羽田深夜発の《シンガポール航空》を利用すれば「仕事帰りにメナドへ」なんてこともできちゃう。もちろん成田、名古屋、大阪、福岡などからもシンガポールへのフライトは豊富なので、アクセスしやすい。
また《シンガポール航空》は、エコノミークラスでも30㎏まで手荷物を預けることができる。ダイビング器材やカメラ器材なども、安心して預けられる。ほかにもさまざまな特典があるので、詳しくは《シンガポール航空》ウェブサイトでチェック!!
※30㎏を超過した場合は、超過手荷物料金を支払うことになるので、ご注意ください。
ダイバー向けのホテルが充実! メナドのリゾート事情
メナドにはダイビングサービスが多くあり、そのほとんどがリゾートホテルに併設されている。ツアーの手配時にダイビングも申し込みできるのでラクチンだ。南国情緒あふれるゴキゲンなリゾートホテルに滞在して、朝から夕方まで潜るダイビング三昧なバカンスが過ごせる。
ダイビングが終わってリゾートに戻ってくるのは、夕方4時くらい。夕食までのひとときは、プールサイドやバーでのんびり。スパがあるリゾートでは、疲れた体をリフレッシュするのもおすすめ。またリゾートからメナドの街までは、車で30〜40分。シャトルバスが出ているホテルもある。シーフード、中華など、リーズナブルにおいしい食事ができる店も多い。ショッピングモールでの買い物も楽しいので、時間に余裕があれば足を延ばしてみては?