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ガイドダイバーのGARMIN Descent Mk3i 使用レポ

GARMIN Descent Mk3iレビュー

スマートダイブコンピュータで大注目&大人気のGARMIN(ガーミン)の最高機種「Descent(ディセント) Mk3i」は安全にダイビングをするための機能が満載なばかりでなく、日常でも便利で健康思いの頼れる相棒。「Descent T2トランシーバー」とともに使えばダイビングではもっと威力を発揮します。そんなMk3iを肌身離さず愛用しているガイドダイバー永橋麗良さんに、その魅力を教えてもらいましょう!

※2024年8月現在の情報です

Descent Mk3i & T2の特長と魅力

Descent Mk3i & T2の特長と魅力

「Descent Mk3i」は、スマートウオッチタイプのダイブコンピュータの中でも最高で最新の機能を満載した画期的なダイコンとして、世界中のダイバーが注目しています。
カラー液晶をAMOLEDタイプに変更したことで、驚異の視認性を実現。「Descent T2トランシーバー」とあわせて使用すれば、水深やタンク残圧を表示することができて、一緒に潜るダイバー最大8名が同様にMk3i+T2を装着していれば、仲間との距離、仲間の水深と残圧を共有することも可能。さらに簡単なショートメッセージを送受信することもできちゃいます。
ほかにも日常にも便利なLEDライトを搭載していたり、ビッグデータを活用した健康状態の可視化「ダイブレディネス」が搭載されていて、睡眠や運動、ストレスなどの要因からダイビングに向けて体がどれだけ準備できているかを数値で表示してくれます。Mk3iは、ありとあらゆる場面でダイバーを助けてくれる最高のバディなのです。

Mk3i驚きの機能まとめはこちら≫

ダイビングに日常に、プロのダイバーはMk3iをどのように活用しているのか。早速お話を伺ってみましょう!

瞬時に残圧確認できる安心感

レギュレーターのファーストステージに装着した「Descent T2トランシーバー」から送られてきたタンク残圧は201

レギュレーターのファーストステージに装着した「Descent T2トランシーバー」から送られてきたタンク残圧は201
写真/Diving Shop NANA

見やすいMk3i画面

葉山にある《Diving Shop NANA》の大人気ガイド永橋麗良(ながはし れいら)さんは、GARMINのDescentシリーズが発売されて以来ずっと使っていて、「Descent Mk3i」が発売された際もすぐ購入して、肌身離さず着けているというヘビーユーザーです。
Descentを歴代使ってきた永橋さんが、まず熱く語ってくれたのは、「Mk3iにしてすぐ気づいたのが画面の明るさです! AMOLEDタイプになったことで、今までのGARMIN Descentシリーズとはハッキリと差がわかるぐらい、色も文字も明瞭さが格段に良くなっていて驚きました。水中でももちろん、明るい陸上でもそうです!」

細かく表示される残圧

水中でひと目でわかる残圧。現在、残圧は120、水深7.6m、潜水時間39分、その水深であればNDL範囲で99分以上潜っていられることを表示

水中でひと目でわかる残圧。現在、残圧は120、水深7.6m、潜水時間39分、その水深であればNDL範囲で99分以上潜っていられることを表示
写真/Diving Shop NANA

「すごいなと思ったのは残圧12とか、1bar単位で細かく表示してくれることです。とくにダイビング終盤に詳細な残圧がわかるのは安心です」と永橋さん。予定外に生物とたくさん出会えたりして、ダイビング中に当初のプランが変わってしまったとしても、細かく表示される残圧を手元でさっと確認して、そこから先のダイブプランを立て直すことができるというわけですね。

アラート機能でさらに安心

Mk3シリーズには設定した残圧になると、アラーム音やブルブル震えて知らせてくれるアラート機能も付いています。
「私は初期設定のまま使っていて、残圧が60になると知らせてくれます。自分で設定できるので、ガイドさんがブリーフィングで例えば『残圧が100になったら知らせて』といった時は100で設定しておくといったことができます」と永橋さん。残圧表示機能だけでなく、そのアラート機能についてもお気に入りのポイントです。

仲間と残圧共有して安心・安全

ほかのダイバーの残圧や水深、自分との距離がわかる優れた機能

ほかのダイバーの残圧や水深、自分との距離がわかる優れた機能
写真/Diving Shop NANA

「Mk3iは、あらかじめペアリングしてから潜ると、ほかのダイバーたちの残圧や水深、居場所がわかるのがありがたいです。私たちの場合、スタッフ同士で使うことも多いんです。たとえば、グループごとに時間をずらしてエントリーしていくのですが、次に見せたい生きもののところに、前のグループがいたりすることがあります。Mk3iでチェックすると前のグループを連れているガイドスタッフの水深が出るので、『まだそこにいるなら、別の場所から回っていこう』という感じで考えられます。Mk3iで効率のいいガイドが以前にも増してできるようになりました!」
ガイド同士のこのような使い方は、GARMINの開発者にとっても想定外だったかもしれないですね。

GARMIN Descentユーザーのゲストとダイビング

GARMIN Descentユーザーのゲストとダイビング

チームDescent?! 安全・安心ダイビングで一体感

チームDescent?! 安全・安心ダイビングで一体感
写真(2点とも)/Diving Shop NANA

ガイドダイバーとしては、ゲストの残圧や位置を把握できるのは安全面でこのうえないこと。
「ゲストが全員Descent Mk3i+T2で潜ってくれたら、安全面でも理想的ですよね。当店ではGARMINユーザーでペアリング可能な方とはペアリングして潜っています。想定以上にエアが残っている場合は見せたいものを追加したり、その逆だったり、調整ができますので、とても役立っていますよ。」
安全ダイビングを第一として、便利な使い方もできるのが、またMk3iのいいところですね。

水中でメッセージの送受信ができる!

ガイドのサインにゲストが気づいてくれない時でも!

安全ダイビングを追求するGARMINのDescentシリーズですが、Descent Mk3iで最も画期的なのが、注意をひきたいときや万が一のトラブルに直面した際、周りにガイドやバディがいない場面でショートメッセージを送受信できること。具体的には「こっち来てください」「大丈夫ですか?」など5つのメッセージが組み込まれていて、必要なものを選んで送れるのです。
「万が一の場合だけじゃなくて、水中で特別なものを見つけた時に、グループのみんながほかの被写体に夢中になって撮影をしている場合、『こっち来てください』と送信すると、みんなの手元でブルッと震えてくれるので、すぐに気づいてもらえます」と永橋さん。水中での活動が楽しくなりますね。

終了のメッセージも伝わります

永橋さんはガイド同士でもこのメッセージをよく使うと言います

永橋さんはガイド同士でもこのメッセージをよく使うと言います
写真/Diving Shop NANA

透明度が悪いときや、グループのみんながそれぞれの被写体に夢中になっている時などに、そろそろダイビングを終了して浮上する時間が来たとなると、これまでは浮上のサインに気づいてくれる人はいいのですが、撮影に没頭している人が何人かいる場合は、それぞれの人のところに行って知らせなくてはなりませんでした。「グループ全員がMk3シリーズを持っているわけではないのですが、それでも『ダイブを終了します』メッセージを送ると、気づいてもらいやすくなったので、とてもラクになりました」と永橋さん。
また、グループごとに船に上がる順番があるので、ガイド同士で終了メッセージを送って知らせることで、ほかのガイドさんは自分たちのグループがあと何分ぐらいしたら上がればいいか、計画を立てるのに役立つのだと言います。画期的な水中でのショートメッセージ機能、ガイドさんたちは上手に使いこなしていますよね。

操作もカンタン!

ところで、水中でメッセージを送るのは面倒ではないのでしょうか?
「ぜ~んぜん! 水中ではタッチパネルの機能は使えないのですが、ボタンひとつでポンポンと押すだけなので、ショートメッセージを選んで送信するのはとても簡単ですよ」と永橋さんは言います。受信した人も、返事が必要な場合は「はい」というメッセージが用意されているので、それを送ればいいだけ。Descent Mk3iのメッセージ送受信機能、素晴らしいですね!

永橋さんスマート機能大活用!

なんつってもゴルフ!すごいですよ!

Descent Mk3iのゴルフモードでは、ホールまでの距離や利用するクラブなどを教えてくれます

Descent Mk3iのゴルフモードでは、ホールまでの距離や利用するクラブなどを教えてくれます
写真/Diving Shop NANA

「ダイビングの時だけでなく、他のアクティビティでもDescent Mk3iはとても役立ちます。特にゴルフ! 以前使っていたDescentシリーズから進化しているみたいで、『次は何番を使ってください』と、バーチャルキャディも登場するんです」と興奮気味に話す永橋さん。ゴルフコースがビジュアル的に見られるだけでなく、そんなことまでしてくれるなんて頼りになりますね♪

目覚ましアラート&健康チェック

寝坊厳禁な際にも役立つ目覚ましアラーム機能。動画は撮影のためにショップで撮ったものでバイブ設定。アラーム音の設定ももちろん可能
動画/Diving Shop NANA

ほかにもランニングや自転車に乗っているときなど、消費カロリーや心拍数なども計測してくれるDescent Mk3i。「お酒をちょっと飲み過ぎたかな、というときのダイブレディネスの数値は、あまりよくはないですね。こうして数値を見ながら用心することもできるってことです」と永橋さん。ほかにも「絶対寝坊しちゃダメな時にアラーム設定をするのですが、手元でブルブル震えるので、絶対に起きられるのです。本当に助かります!」と昼夜問わずMk3iの威力を大いに感じているのだとか。

ウォレットや音楽、いつでもGARMINと一緒♪

スイカを同期させています

スイカを同期させています
写真/Diving Shop NANA

「Mk3iに同期してあるスイカにはサブのウォレットとして少しチャージしておいてあるので、たとえお財布や携帯を忘れても何とかなるので助かっています」と永橋さん。賢い使い方ですよね♪

音楽もMk3iで聴けます!

音楽もMk3iで聴けます!
写真/Diving Shop NANA

プライベートな時間は音楽を聴きながら過ごすという永橋さんはMk3iにアマゾンミュージックやSpotifyを同期させて、音楽も楽しんでいるのだといいます。「他の人は携帯を使っていることが多いようですが、私は断然Mk3i派です! LINEなどのSNSもすぐにつながりますし、ログブック機能には写真も入って便利ですし、スマートウォッチが腕にあることが普通になっています」
誰よりもMk3i使いこなしている永橋さん。でもそれだけ使っていたらバッテリーの持ちが心配ですよね?
「それが全然大丈夫なんです! ダイビングをしても2~3%しか減らないので、一度チャージしたら1カ月ぐらい持つ感覚です」と驚きのコメントも。永橋さんのように肌身離さずDescent Mk3iを着けて、さまざまな機能を使いこなすと、人生も楽しくなりそう!

今回ご協力いただいた永橋麗良さん

永橋麗良さん

パー子ちゃんこと永橋麗良さんは、大学時代バレーボールに情熱を注いできただけあって体育会系体質で、いつも元気ニコニコ、口を大きく開けてワハハと笑っている元気女子。一緒にいるだけで元気をもらえます。Descent Mk3iは勤務している《Diving Shop NANA》のみんなも使っていますが、ここまで使いこなしているのはさすが、平成生まれ世代!

今回ご協力いただいた永橋麗良さんがいるお店

Diving Shop NANA

Diving Shop NANA

神奈川県の葉山と三浦半島を拠点にするダイビングショップ。「海を通してみんなで幸せな時間を共有すること」をコンセプトに、ビギナーからベテランまで、ゲストの様々な楽しみ方に応えてくれます。ダイブコンピュータの選び方や水中写真の上手な撮り方などにも力を入れていて、代表の佐藤輝さん(前列中央)を筆頭に、スタッフの皆さんは全員GARMIN Descentシリーズの愛用者。それぞれの好みもあるようですが、ダイビングだけでなく日常でもスマートに使いこなしていて、インフルエンサー的な存在です。

撮影協力 ダイビングショップNANA

Mk3シリーズ製品紹介

Descent Mk3i(51mm) black

Descent Mk3i(51mm)
T1トランスミッター対応
T2トランシーバー対応
¥248,000(税込)

Descent Mk3Si(43mm) French Gray

Descent Mk3Si(43mm)
French Gray

T1トランスミッター対応
T2トランシーバー対応
¥218,000(税込)

Descent Mk3Si(43mm) black

Descent Mk3Si(43mm)
Black

T1トランスミッター対応
T2トランシーバー対応
¥218,000(税込)

Descent T2トランシーバー

Descent T2トランシーバー
¥77,000(税込)

Descent Mk3シリーズ特設サイトはこちらをご覧ください

お問い合わせ先

ガーミンジャパン株式会社

商品のお問合せはこちらから

ガーミンジャパン株式会社
TEL:0570-049530
E-mail:jp_Info@garmin.com

画像提供/GARMIN
ライター/後藤ゆかり