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軽くてコンパクト、ワイヤレスで楽しみ方いろいろ♪
LefeetS1が最高におもしろい!
これまでにないコンパクトさ・軽さと、ワイヤレスだから実現したさまざまな楽しみ方で話題沸騰の水中スクーター、Lefeet S1(リフィート エスワン)。どんな点が使いやすい? どんな使い方ができる? 気になる魅力をレポートします!
※価格表示は税込みです。
※2020年8月現在の情報です。
水中スクーターを使うと
こんなに楽しい!
泳いでいくには遠いところも水中スクーターなら楽チン♪ 行動範囲がぐんと広がります。疲れにくいのでエア消費が減り、また流れがあっても流されることなく進むことができます。フィンキックで砂を巻き上げたりサンゴを蹴ってしまったりということも防げるので環境にやさしいという点も。何より空を飛んでいる気分を味わえて気持ちがいいし、いろいろな遊び方ができてダイビングがもっともっと楽しくなるんです!
サンゴが一面に広がる美しい景色。中性浮力をとりつつ水中スクーターで近づきたい
普通に泳ぐのはもちろん、ぐるぐる回転して泳いでみても楽しいです
Lefeet S1ここがすごい!
アメリカで開催される「DEMA show」やパリでの国際ダイビング博などで高評価を受け、2020年に日本初上陸したLefeet S1。おすすめポイントをまとめてみました!
Lefeet S1は、何よりも「小さな本体」+「軽量さ」+「強い推進力」(長さ:30.5cm、幅:10.5cm、重量:本体+バッテリー2.3kg、水中推進力:約5.6km/h)が大きな特徴です(本体価格:72,000円)
業界最軽量でコンパクト!
前述したとおり、水中スクーターはダイビングがもっと楽しくなる魔法のアイテム。しかしどうしても大きくて重たくて持ち運びにくいイメージがあり、そのせいで今まで手が伸びなかった……という方もいるのではないでしょうか。しかし、Lefeet S1はなんとバッテリー含めても業界最軽量の2.3㎏、全長は30cmほど。これは本当に驚くべき軽さ&コンパクトさで、女性でもらく~に片手で持てちゃうんです。近場に持って行くときにカバンにすっぽり入るのはもちろん、重量制限のある飛行機内への持ち込みだって余裕の軽さ!
とっても小さいので、メッシュバッグやかばんなどにすっぽり入ります
軽々と持ち上げられて、エントリー口やボートまでの移動も楽々。遠目から見ると、水中スクーターを持っているようには見えません
小さくたって力持ち!
軽さ・コンパクトさとパワーは両立しないのでは?と思うかもしれませんが、その点Lefeet S1は申し分なし。むしろ頼れる力持ちなんです! ロケットモード(高)、マッスルモード(中)、ノーマルモード(低)と3つの速度設定があり、最速でなんと約5.6km/h! これは水中スクーターでは最速クラスのスピード。陸上で人間が歩くスピードより少し速いくらいですが、ダイバーが水中を泳ぐときの一般的な速度は歩くよりもゆっくりといわれるので、それを考えるとかなりの速度。また、ノーマルモードなら60分間の使用が可能なので、持久力も問題なく、途中で電池切れしてしまったら……という心配もいらないのはうれしいポイントです。
ワイヤレスで楽しみ方いろいろ
そして何よりおもしろいのが、トリガーのあるグリップ部とスクーター本体がワイヤレスで接続されるので、アタッチメントによってそれぞれ違った楽しみ方ができることです。本体に二つのハンドルを取り付けた状態が標準装備で、別途購入ができるアタッチメントによって片手持ちにしたり、本体を二つ連結させてよりパワフルに楽しんだり、タンクや、自分の両脚に取り付けたり、その日の気分やダイビングスタイル、スポットによって気軽に使い分けることができます。また、水中カメラマウントの取り付けも可能。付けておけば、より躍動感のある写真や動画を楽しめちゃいます!
二台同時接続が可能なので、連結させてパワフルに楽しんだり……
リモコンと本体は離し、手元でリモコンを持ちながら、本体を自分の体に装着して空飛ぶヒーローの気分を味わったり!
アタッチメントによって姿が変わる!?
アタッチメントによって姿を変えられるのはワイヤレスで接続ができるLefeet S1ならでは。ここでは、標準装備とダイビングで使える4つのアタッチメント、合わせて5つの姿をご紹介します。
①Standard Mode
本体を購入するとこのスタンダードモードのアタッチメントが最初から付属しているので、まずはこのモードから! 両手で持つのでバランスがとりやすく、安定した推進力が得られます。
写真はハンドルが右側になっているので右利き用。ハンドルの位置は右左どちらでも変更可能です
小さいけれどパワフルで、両手で持つのでバランスがとりやすいです
②Single Grip Rail Kit
片手で握れて操縦できて、両手がふさがらないのでカメラを持つ人でも安心。バランスをとるのに少しコツがいりますが、慣れればより身軽に水中を泳ぎ回ることができます。(価格:8,500円)
ハンドルが1つになり、よりコンパクトになりました。こちらもハンドルの向きは変更可能です
中心にハンドルを一つ付けることで、片手持ちが可能に。本当に小さく、水中スクーターを持っているようには見えない!
③Dual Jet Rail Kit
本体を二つ連結させ、プロペラが二つになるのでパワーも倍に。流れがあるところで泳ぐときや、よりアクティブにダイビングを楽しみたいときにぴったりの使い方です。一つのリモコンで本体二つをペアリングして使用します。しかも、二つ連結しても重さは5kg未満という軽さなので、移動も苦になりません。(価格:8,500円)
アタッチメントで本体を二つ連結させます。左右にプロペラが一つずつ付いているため、「水中スクーター」と聞いてイメージする姿に近いかもしれません
よりパワフルな移動が可能になります
④Scuba Booster Strap Kit
透明度がいい海でのダイビングを「空を飛んでいるよう」と表現することがありますが、これこそ空を飛んでいるよう。アイアンマンのスーツの左右から炎が噴き出しているような姿といえば想像がつくでしょうか。また、重さのあるものを身に着けることになるので、場合によってはウエイトを減らしてもいいかもしれません。(価格:12,500円)
両太ももに装着します。ストラップはマジックテープ式なので太さやフィット感は調節可能です。おなかとももの複数箇所で支えるのでどこか一カ所に負担がかかりすぎるということはないので安心です
片手に小さなリモコンを持つだけ。まるで空飛ぶヒーローのよう!?
⑤Scuba Tank Mounts
これはスクーターをタンクに付けるので、本体を手に持ったり体に装着するほかのアタッチメントと違い、重みを感じにくくなっています。バランスとウエイト量だけ気をつければ、小さなリモコンを手に持つだけで快適に泳ぐことができます。(発売予定価格:12,500円)
タンクにベルトで装着します。タンクにはBCのベルトも巻きつけるので、タンクがベルトだらけの状態に。ちょうどいい位置に留めるには調整が必要なので、エントリーの直前で焦らないよう前もって準備し装着しておきましょう
タンクの左右につけるので、高さや位置がそろっていないと水中でバランスを崩す原因になります。よく見てバランス良く付けましょう
取り扱いもカンタン
スクーターってなんか操作が難しそう。ペアリングとか付け替えとか、難しい取り扱い方法があるのでは……?と思う方もいるかもしれません。筆者も実は、そう思っていました。でも、操作もお手入れも驚くほどカンタンなんです。
ペアリング? ボタンを押すだけ!
リモコンと本体はデフォルトでペアリングされていますが、二台連結させる場合や別のペアに接続し直す場合はペアリングが必要です。ペアリングといっても、それぞれを近づけてリモコンのボタンを5秒長押しした後、本体のボタンを5秒長押しするだけ。プロペラが約1秒間回転するので、それがペアリングされた合図です。
ボタンを押すだけのカンタン接続♪
トリガーを引くだけのらくらく操作
ハンドルについている赤いトリガーを引くだけ。引いているときだけ進み、手を離すと止まります。方向転換も、行きたい方向に体の向きを変えるだけでOKです。一度説明書は読んでおく必要がありますが、読めば誰でも使いこなせるはずです。
トリガーは使わないときはロックしておけるので、意図と反したタイミングで動いてしまうこともありません
モードの切り替えもボタン一つ
速度の切り替えもボタン一つで。一度ボタンを押すごとに一段階スピードが速くなる仕組みになっています。カメ、力こぶ、ロケットのアイコンがあり、現在のモードのアイコンが光るようになっているのでぱっと見でわかります。
写真のモードはノーマルモード(カメ)。水中ではもっとはっきり見えます
付け替えも1ダイブごとでOK
付属のネジをマイナスドライバーで止めるだけ。濡れたままでも付け替えができるので、1ダイブ終わるごとにアタッチメントを変えることも可能です。ただ、海辺で砂などがネジの隙間に入っているとうまく止まらないこともあるので、砂粒が飛んでこない清潔な場所で落ち着いて作業しましょう。
本体のトラックにアタッチメントのトラックレールをスライドさせて通します
ネジを締めて固定します。写真ではマイナスドライバーを使用していますが、なければ硬貨でも締めることができます
ハンドルを差し込み、回して締めます。右利きの場合はハンドルを右に、左利きの場合は左に取り付けましょう
お手入れも難しいこと一切ナシ
使用後はカメラなどの水槽にしばらく浸け、2、3度動かした後、水から上げて柔らかい布で水分をふき取ります。その後バッテリーを取り出し、本体とバッテリーを風通しの良い場所で乾かすだけ。難しいお手入れは必要ありません。
編集部で使ってみました!
「Lefeet S1」を編集部が実際に使ってみました。インプレッションを皆さまにお届けします。
あまりにも軽くてパワフルで
驚きました!
使ってみて、とても楽しかったです! こんなに小さくて本当に引っ張ってくれるのか?と半信半疑でしたが、驚くほどパワフルで大満足でした。何人かでつながって掴まって遊んだり、回転などのアクロバットも楽しいかも……! ただ、パワーがあるので慣れないうちや、浅い場所での上下移動は注意したほうがいいだろうなと感じました。また、ノーマルモードで60分の使用が可能ということですが、ダイビングの間ずっと使うわけではないので3ダイブくらいなら余裕で持つと思います。実際、3~4時間撮影していましたが、バッテリー切れにはなりませんでした。操作もトリガーを引くだけと簡単で、お手入れが誰でも楽に扱えると思います。これ、ほしい!!
製品情報
Lefeet S1 SPEC
重量 2.3kg(バッテリー)
サイズ(W×D×H) 315×300×164mm
動作温度 0~40℃
最大水深 40m
稼働時間 30~60分(ノーマルモードで60分)
最大速度 約5.6km/h
充電時間 約2.5時間
本体価格 72,000円