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地球の海フォトコンテストに挑戦
Vol.1 地球の海フォトコンテストってなあに?

ウェアラブルカメラで新感覚撮影

今年も「地球の海フォトコンテスト2017」の作品募集が始まりました。
フォトコンテストと聞くと、ちょっと敷居が高いというか……私なんかが応募してもいいの?と不安に思う人もいるかもしれません。しかし! 水中写真を始めたばかりの人でも、入賞のチャンスはあるんです! そこで、今月から4カ月にわたって入賞のコツを伝授。第一回目のテーマは“地球の海フォトコンテストってなあに?”です。

第一回
地球の海フォトコンテストってなあに?

45年以上の歴史を持つ世界最大規模の水中写真の公募展

来年で19回目を迎える世界最大規模の水中写真の公募展。入賞作品は2017年4月7日(金)~9日(日)に東京・池袋で行なわれる「マリンダイビングフェア」にて展示される。実はこの「地球の海フォトコンテスト」、1971年に始まった前身の「マリンダイビング水中写真コンテスト」から数えると45年以上の歴史を持つ世界最大規模の水中写真コンテスト。部門は、ネイチャー・環境部門、自由部門、ビギナー部門、ビーチフォト部門の4部門。各部門の上位入賞者には、賞状と副賞が贈られ、『マリンダイビング』などで紹介されることも。

What is 地球の海フォトコンテスト

Q.ビギナーでも応募できる?

A.実は、このフォトコンテスト最大の特徴はビギナーの参加者が多いということ! それだけでなく、入賞者の5人に1人が水中写真を始めてから3年未満というから驚き。まだ技術に自信がないという人は、ビギナー部門にエントリーしてみよう。

Q.複数の部門にエントリーするのはOK?

A.地球の海フォトコンテストは全部で4部門。一つの部門のみでの応募ももちろん可能だが、ほとんどの人が複数の部門にエントリーしている。水中写真を始めてから5年以内の人は、ビギナー部門から挑戦してみるのがおすすめ。

Q.画像の加工やトリミングをしてもいいの?

A.フォトコンテスト参加条件として禁止されているわけではないのだが、極端な画像の加工やトリミングはあまりおすすめできない。画像の編集は必要不可欠な工程ではあるが、あくまで最終調整程度にしておくのがベスト。

Q.コンデジでも勝ち目はある?

A.ビギナー部門では60%以上、全部門でも40%以上の人がコンデジを使用して撮影した作品での入賞を果たしている。一眼レフなど、高いカメラでないと入賞を狙えないというのは、大きな間違い。少数派ではあるが、iPhoneで撮影された作品も入賞している。

Q.写真が失格とみなされることはある?

A.生物に触れている写真など、ダイビング中に良くないとされている行為を撮影したものは審査を通過できない場合がある。そのほか、複数の部門に同じ作品を応募したり、ほかのフォトコンテストで入賞した作品も失格の対象となる。

Q.フィルムでの応募は……OK?

A.ネイチャー・環境部門と自由部門において、ポジフィルムでの応募を受け付けている。フィルムでの応募は全体的に減ってはいるが、全くなくなったわけではない。希望の人には、作品の返却も行なっているので、ご安心を!

この「エルニーニョ」(撮影/広瀬晴夫さん)という作品は、フィルムでの応募で見事2016年度地球環境部門(今年のネイチャー・環境部門)の第3位に輝いた

部門は全部で4部門

ネイチャー・環境部門

昨年までは「地球環境部門」という名前だったが、今年度より名称が変わった。ただ生物がいるだけなのではなく、メッセージ性の強い作品はこちらにエントリーを!
制限点数/何点でも応募可能、応募手数料/1点につき1,000円

2016年度地球環境部門 グランプリ作品
「王様の晩餐」(撮影/竺山愉里子さん)

2016年度地球環境部門 準グランプリ作品
「天の羽衣」(撮影/金光浩史さん)

自由部門

水中写真であればテーマはフリー。色彩の美しさや、アート性のある作品、撮影者の意図がはっきりと伝わるものが選ばれる傾向にある。
制限点数/何点でも応募可能、応募手数料/1点につき1,000円

2016年度自由部門 グランプリ作品
「猪突猛進」(撮影/松本昭子さん)

2016年度自由部門 準グランプリ作品
「興味津津」(撮影/伊藤令子さん)

ビギナー部門

ビギナーの人にも積極的にコンテストに応募してもらうために設置された部門。水中写真歴5年以内のビギナーが対象。水中写真であればテーマは自由。
制限点数/1人10点まで、応募手数料/1部門につき1,000円

2016年度ビギナー部門 グランプリ作品
「ものおもい」(撮影/川崎恵果さん)

2016年度ビギナー部門 準グランプリ作品
「青の世界」(撮影/好川理絵さん)

ビーチフォト部門

陸上で撮影された写真で、ビーチや夕日など自然をテーマとしたアート性のある作品や、海辺を感じさせる人物や街並みが写っている作品などが対象。
制限点数/1人10点まで、応募手数料/1部門につき1,000円

2016年度ビーチフォト部門 グランプリ作品
「Beach dog」(撮影/田中宏和さん)

2016年度ビーチフォト部門 準グランプリ作品
「10秒間の奇跡」(撮影/丸山智裕さん)

過去の入賞作品はコチラ!

2016年全入賞作品

2015年上位入賞作品

2014年上位入賞作品

2013年上位入賞作品

2012年上位入賞作品

地球の海フォトコンテスト2017作品大募集!

応募締め切りは……
2017年1月20日(金)必着!
皆さん奮ってご応募ください!

応募要項はこちら

「地球の海フォトコンテスト2017」応募票はこちら

地球の海フォトコンテストに関するお問い合わせ先は……

「地球の海フォトコンテスト2016」事務局
TEL:03-3222-0317 FAX:03-3222-0310
受付時間:月~金 9:30~18:00
Emailでお問い合わせ:photo-con@marinediving.co.jp

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