上手くなる!水中写真
撮っただけで満足していたらもったいない!
地球の海フォトコンテストに挑戦
Vol.3 エリア賞&スポンサー特別賞
今年も「地球の海フォトコンテスト2017」の作品募集が始まりました。
フォトコンテストと聞くと、ちょっと敷居が高いというか……私なんかが応募してもいいの?と不安に思う人もいるかもしれません。しかし! 水中写真を始めたばかりの人でも、入賞のチャンスはあるんです! そこで、「マリンダイビングWeb」では4カ月にわたって入賞のコツを伝授。第三回目のテーマは“エリア賞&スポンサー特別賞”です。
第三回
エリア賞&スポンサー特別賞
エリア賞&スポンサー特別賞を狙え!
どうせなら、入賞を狙いたいのがフォトコンテスト。「地球の海フォトコンテスト」には、各部門のグランプリ、準グランプリ、上位入賞のほかにもエリア賞とスポンサー特別賞が用意されている。この2つの賞は、それぞれ対象となる部門が決まっており、エリア賞はネイチャー・環境部門、自由部門、ビギナー部門の水中3部門、スポンサー特別賞はビギナー部門が対象となっている。該当するエリアや撮影条件の作品から選ばれるので、入選確率も高く賞品もとっても豪華! これから応募を考えている人は、エリア賞&スポンサー特別賞を狙った作品選びをしてみては?
毎年、「マリンダイビングフェア」開催期間中に授賞式が行なわれる。作品を応募して、豪華賞品をゲットしよう。今年の「マリンダイビングフェア」は4月7~9日の3日間開催!
エリア賞の入賞賞品は、乗船券や航空券など。お気に入りのエリアに再び訪れるチャンス! 特別賞の入賞賞品はデジタルカメラや、ダイバーズウオッチなどと超豪華
スポンサー特別賞
毎年ビギナー部門入選作品から選出されるスポンサー特別賞。ビギナー向け水中撮影機材でも定評がある《オリンパス》、大都会で海中体験ができる《サンシャイン水族館》、そして今年から新設された賞として《セイコーウオッチ》から授与される。毎年爽やかで明るく、初々しい作品が選ばれている。
対象部門
ビギナー部門が対象となる。ただし、オリンパス賞はオリンパス製品を使用して撮影された写真から選出。セイコーウオッチ賞はビギナー部門グランプリに授与される。
(五十音順)
オリンパス賞
賞品/デジタルカメラ
入賞数/1名
提供/オリンパス株式会社
ビギナーフォト派ダイバーにも人気のオリンパス製品で撮影された作品が対象となっているオリンパス賞。コンパクトデジカメでも、デジタル一眼でもOKで、オリンパス製品愛用者には見逃せない! これから水中写真を始めてみようと考えている人は、オリンパス製品カメラを購入してチャレンジしてみよう!
2016年度ビギナー部門 オリンパス賞
「挟まっちゃってます。。。」(撮影/畠山亜紀代さん)
サンシャイン水族館賞
賞品/サンシャイン水族館年間パスポート
入賞数/1名
提供/サンシャイン水族館
海の生物の魅力を伝える水中写真が対象。過去には、カラフルで楽しげな水中シーンや、生態シーンを捉えた作品などが選ばれている。昨年は、イシガキカエルウオの愛らしい表情を捉えた一枚が受賞。背景の鮮やかなイエローが明るく楽しい写真だ。ワイド、マクロは特に関係ないので、躍動感ある一瞬を逃さず撮影してみよう!
2016年度ビギナー部門 サンシャイン水族館賞
「手乗りウオ」(撮影/梅原隆超さん)
セイコーウオッチ賞
賞品/ダイバーズウオッチ
入賞数/1名
提供/セイコーウオッチ株式会社
今年から新設されたセイコーウオッチ賞。こちらはビギナー部門のグランプリに授与される。ビギナー部門は、水中写真歴5年以内の方が対象となり、水中写真であればテーマは自由。昨年のグランプリ作品には、カエルウオが、まるで物思いにふけているかのように見えるその視点の面白さが評価された作品が選ばれた。
2016年度ビギナー部門 グランプリ作品
「ものおもい」(撮影/川﨑恵果さん)
エリア賞
日本はもちろんのこと、世界にはたくさんの水中フォトフィールドがある。その中でもダイバーに特に人気の7エリアの名前を冠したエリア賞。該当するエリアで撮影された入選作品から選ばれる。これから撮影に出かける人も、すでにさまざまな場所で作品を撮り溜めている人も、撮影地を意識した作品選びをしてみよう!
対象部門
エリア賞はネイチャー・環境部門、自由部門、ビギナー部門の水中3部門。2017年度エリア賞該当撮影地は、伊豆諸島、奄美大島、セブ、タヒチ、ニューカレドニア、パプアニューギニア、フィリピン。
(五十音順)
伊豆諸島賞
賞品/竹芝~伊豆諸島往復1等乗船券
入賞数/ペア1組
提供/東海汽船株式会社
伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島などの島々が南北約180kmに連なる伊豆諸島。《東海汽船》の定期船が運航していて、週末を利用しての島旅も満喫することができる。島ならではの景色を撮影してみよう。昨年は、ライトトラップで撮影された浮遊系生物、キュウリエソが選ばれた。
2016年度地球環境部門 伊豆諸島賞
「確認発光物体」(撮影/髙栁恵太さん)
奄美大島賞
賞品/成田~奄美大島往復航空券
入賞数/ペア1組
提供/バニラエア
九州南西の海上に位置する奄美大島は亜熱帯の木々が生い茂り、サンゴがすくすく育つ手つかずの自然が広がる。最近では、海底にミステリーサークルを作るアマミホシゾラフグが暮らす海としても話題となった。昨年は、春らしいほんわかとした背景が印象的な、カエルアンコウを捉えた一枚が選ばれた。
2016年度ビギナー部門 奄美大島賞
「春寝坊」(撮影/大垣遥さん)
セブ賞
賞品/成田~セブ往復航空券
入賞数/ペア1組
提供/バニラエア
今年新設されたセブ賞。直行便を使えば、たったの5時間でひとっ飛び。海外とは思えない近さで、ダイバーに人気のエリアだ。人気の理由はもちろん海にもあり、ジンベエザメとの遭遇率ほぼ100%の「オスロブ」、雄大なサンゴ礁とマクロ生物宝庫の海に、美しい白砂のビーチの数々と、フォト派も大満足の絶景が広がる。
セブらしい被写体や風景を狙ってみよう! 写真は「オスロブ」で撮影されたジンベエザメ(撮影/石川肇)
タヒチ賞
賞品/成田~タヒチ往復航空券
入賞数/1名
提供/エア タヒチ ヌイ
南太平洋に浮かぶ118の島々から成るタヒチ。水中ではサメ、カジキなどの大物生物との出会いも期待大。ランギロアではダイビング中にイルカと遭遇するチャンスも。ファカラバではグレイリーフシャークの川のような群れなど、ダイナミックなシーンも堪能できる。タヒチ・ボラボラならではの水上コテージを画面に収めた明るい半水面写真が昨年のタヒチ賞。
2016年度地球環境部門 タヒチ賞
「海からのヲテヌヌ山」(撮影/石井正喜さん)
ニューカレドニア賞
賞品/成田または関空~ヌメア往復航空券+4ダイブチケット
入賞数/ペア1組
提供/エアカラン、アリゼ
世界最大規模を誇るニューカレドニアのラグーン。その貴重性と生物の多様性から世界遺産に認定された。1万5000種もの生物が生息するといわれ、固有種も多い。ブラックマンタや回遊魚など大物にも会える、ウミガメ遭遇率ほぼ100%のスポットがあるなどバラエティ豊かな海が楽しめる。
2016年度自由部門 ニューカレドニア賞
「舞姫」(撮影/梶川海人さん)
パプアニューギニア賞
賞品/成田~ポートモレスビー+PNG国際線
※往復航空券
※ケビエン、ホスキンス、マダン、アロタウ、ラバウルより1路線選択
入賞数/1名
提供/ニューギニア航空
ニューギニア島の東半分とビスマルク諸島など600余りの島々から成るパプアニューギニア。まるでタイムスリップしたかのような、手つかずの自然が残る。ダイビングスポットは世界でも指折りのサンゴ群生、回遊魚やサメなどの大物も。また、ピグミーシーホースやイースタンクラウンアネモネフィッシュなど、ぜひ押さえたい被写体も多い。
2016年度自由部門 パプアニューギニア賞
「たおやかに」(撮影/伊藤薫さん)
フィリピン賞
賞品/成田~セブ往復航空券
入賞数/ペア1組
提供/セブパシフィック航空
世界屈指の魚種数を誇るトロピカルアイランド、フィリピン。大小さまざまな7107の島々から成り、バラエティ豊かな海が待っている。昨年は、フィリピン・バリカサグ島で撮影されたギンガメアジのトルネードと、それを必死に撮影するダイバーを捉えた写真が受賞。ダイバーを入れることで、魚群の迫力が伝わる作品となった。
2016年度自由部門 フィリピン賞
「シャッターチャンス」(撮影/森本一宏さん)
過去の入賞作品はコチラ!
地球の海フォトコンテスト2017作品大募集!
応募締め切りは……
2017年1月20日(金)必着!
皆さん奮ってご応募ください!
地球の海フォトコンテストに関するお問い合わせ先は……
「地球の海フォトコンテスト2016」事務局
TEL:03-3222-0317 FAX:03-3222-0310
受付時間:月~金 9:30~18:00
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