「マリンダイビング」最新号
水中写真、上達するなら、フォトコンに参加!
「地球の海フォトコンテスト2017」に入賞した方たちの声
『マリンダイビング』主催「地球の海フォトコンテスト2018」の応募締め切りが2018年1月22日(月)と迫ってきた! 今年で開催20回目を迎える、記念すべきフォトコンテストは、世界最大規模の水中写真の公募展。プロでもアマチュアでも応募可能なフォトコンテストで、海の素晴らしさを伝える作品が毎年多く寄せられてきている。
入賞するためのコツは『マリンダイビング』でも連載中なので要チェックだ。ここでは、2017年度の上位入賞者にインタビューしてみた! 実際に入賞した方たちの声を聞けば、“フォトコンテストに応募する”ということに対するハードルが下がり、きっとあなたも応募したくなるはずだ。
応募しなければ始まらない! 誰でもご応募お待ちしています!
「地球の海フォトコンテスト2018」は
募集を締め切らせていただきました。
たくさんのご応募
ありがとうございました。
4月6日(金)~8日(日)開催の「マリンダイビングフェア2018」会場内にて、全入賞作品を展示!!
応募するといいことってなんだろう?
入賞者の声を聞く前に、まずはフォトコンに応募するといいことを紹介!
自分の作品を大勢の人に見てもらえる
入賞作品は、2018年4月6日(金)~8日(日)東京・池袋で行われる、「マリンダイビングフェア2018」の会場内に展示される。自分の写真が展示されるなんて夢のよう!
応募資格は不問
プロでもアマチュアでも応募可能なフォトコンテスト。撮影歴やカメラも問わない。誰でも気軽に応募できてしまう。
プロ写真家に見てもらえる
応募作品を審査するのは、プロの写真家や海の専門家の皆さん。このように自分の作品を評価してもらえる場はなかなかない。
賞品が豪華
頑張った成果として賞品がもらえるのはやっぱりうれしい。「地球の海フォトコンテスト」の賞品はとても豪華! 誰でも手に入れるチャンスがある。今年はいったい誰の手に!?
「マリンダイビングフェア」では入賞作品の展示とともに、授賞式が行なわれる。写真は各部門上位入賞者の皆さん。たくさんの人にお祝いされて満面の笑み
上位入賞者の実際の声を聞いてみよう!
それでは、実際に「地球の海フォトコンテスト2017」の上位入賞者の声を聞いてみよう。
ネイチャー・環境部門 グランプリ
呼吸と捕食
迫田晋作(海底奉行)
ダイビング経験:10年
ダイビング本数:1000本
撮影地:沖縄本島・真栄田岬 水深10m
カメラ:キヤノンEOS7D EF100mmF2.8LマクロIS ノーティカム7D S-2000 f13 1/250秒 ISO400
Q. 応募しようと思ったきっかけを教えてください。
A. 友達の勧めで応募しました。
Q. 受賞を知ったときの気持ちを教えてください。
A. 食べていたテビチを吹き出しました!
Q. 受賞してから何か変わったことはありましたか?
A. ブログのアクセス数がうなぎ登りに増えました。
Q. 「地球の海フォトコンテスト」に応募してよかったことを教えてください。
A. 環境大臣賞をもらったので新聞に載りました。ストロボやホテルの宿泊券をもらえて、うれしかったです。
Q. 水中写真の好きなところを教えてください。
A. 海の中はとってもカラフルだからです。汚染されていたとしても、人間が住めない場所なので、人間に管理されていない自然の顔を撮ることができるからです。
Q. 応募しようか悩んでいる方や入賞を狙っている方へ一言お願いします。
A. 今回初めて1枚だけ出した、真栄田岬のグルクマの写真にグランプリをいただきました。誰にでも公平に審査してくれる、素晴らしいフォトコンテストだと思います。
Q. 次回も応募されますか?
A. はい!よろしくお願いいたします。
ネイチャー・環境部門 3位
銀河鉄道
石野昇太
ダイビング経験:9年
ダイビング本数:3000本
撮影地:八丈島 水深5m
カメラ:ニコンD80 AFマイクロニッコール60mmf/2.8D プルーフ Z-240 f13 1/200秒 ISO100
Q. 応募しようと思ったきっかけを教えてください。
A. もてる力を最大限に活かした、個人的に最高傑作の写真が撮れたと思ったからです。また、どれほどの評価を得られるか試したかったため応募しました。
Q. 受賞を知ったときの気持ちを教えてください。
A. 上位入賞したことで多くの方の目にしていただく機会が増えるので、ライトトラップに関心をもつ方が一人でも多くなることを期待しました。
Q. 受賞してから何か変わったことはありましたか?
A. さらに良い写真が撮れるように、ストロボやライトの当て方によりこだわるようになりました。
Q. 「地球の海フォトコンテスト」に応募してよかったことを教えてください。
A. 多くのダイバーが集まるマリンダイビングフェアの会場で展示されると思うと、撮影のモチベーションの向上につながりました。
Q. 水中写真の好きなところを教えてください。
A. 自分の努力と感性が目に見える形で表れるところです。ダイビングが上達して余裕が持てるようになると、水中の美しいものに目が留まるようになります。
Q. 応募しようか悩んでいる方や入賞を狙っている方へ一言お願いします。
A. 作品をプロの写真家に講評していただける滅多にない機会です。珠玉の1枚で応募すれば、悔しさもうれしさも一層増して、より水中撮影に燃えるはずです。
Q. 次回も応募されますか?
A. はい!
自由部門 準グランプリ
WHAT'S PSYCHEDELIC
よがたみちあき
ダイビング経験:24年
ダイビング本数:680本
撮影地:インドネシア・アンボン 水深4m
カメラ:ニコンD7000 AF-S VRマイクロニッコール105mm f/2.8G ノーティカム S-2000×2灯 f11 1/60秒 ISO100
Q. 応募しようと思ったきっかけを教えてください。
A. 毎年応募しているからです。マリンダイビングフェアの見学がてら、表彰式&抽選会に参加するのが年度始めの恒例行事となっています。
Q. 受賞を知ったときの気持ちを教えてください。
A. 事務局から受賞を聞かされたときは、とっておきの写真が準グランプリと聞いて一瞬がっかりしたものの、それまでは入選止まりだったので、ついに上位に食い込めたことへの達成感がじわじわとわいてきました。
Q. 受賞してから何か変わったことはありましたか?
A. 親や親戚がたいそう喜んでくれましたね。九州の実家にいただいた額のまま飾ってあります。自分自身は受賞した写真をプリントしたTシャツを作って、よく着ています。
Q. 「地球の海フォトコンテスト」に応募してよかったことを教えてください。
A. 自身の写真の腕前を確認できたことです。なんとなく「アマチュアの中では平均より上かな」と思っていたものの、上位表彰されたことでそれを確信できました。誌面と表彰式で審査員から寸評をいただけたのもありがたかったです。それと、自己紹介の際に「地球の海フォトコン準グランプリ受賞」と言えるのは話が早くていいですね。
Q. 水中写真の好きなところを教えてください。
A. 水中写真はダイバーだけに許された特権です。主な被写体は人間が生身では活動できない環境下の生き物たち。それを水温、流れ、圧力、浮力などの影響を受けながら撮影するのは特別なことをしているような感覚になります。
Q. 応募しようか悩んでいる方や入賞を狙っている方へ一言お願いします。
A. 思うに写真の出来栄えはスキルとセンスと運の組み合わせで決まります。よってプロやハイアマチュアほどのスキルがなくても魅力的な写真が撮れる可能性はあります。 また自分と他者の評価は往々にして違うもの。自信がなくても高く評価してもらえることがあるので、積極的に応募しましょう。
Q. 次回も応募されますか?
A. 未定ですが、この先は本当に応募したい写真があるときだけにしようかと思っています。上位入賞という目標を達成して、次こそはという思いがなくなりました。グランプリを狙うのは現実的とは思えないし、もはや凡庸な写真を応募するわけにもいかないので。
ビギナー部門 準グランプリ
waiting for...
武内泰範
ダイビング経験:5年
ダイビング本数:300本
撮影地:静岡県・大瀬崎 水深28m
カメラ:オリンパスOM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8マクロ PT-EP11 D-2000 f2.8 1/250秒 ISO200
Q. 応募しようと思ったきっかけを教えてください。
A. ショップで「こんなフォトコンがあるよ」と教えてもらったことがきっかけです。また、このフォトコンに応募することが水中写真を続けるモチベーションの一つになると思い、毎年応募するようにしています。
Q. 受賞を知ったときの気持ちを教えてください。
A. 受賞を知ったときは、驚き半分、喜び半分でした。私自身気に入っている写真ではありますが、それが入賞するとは思っていませんでしたので、入賞のご連絡をいただいたときはとても驚きました。そのときの驚きと喜びは、今でもはっきりと覚えています。
Q. 受賞してから何か変わったことはありましたか?
A. 構図や光の当て方などを意識するようになりました。また「皆さんはどうやって撮っているんだろう?」と、これまで以上に皆さんの写真を見るようにもなりました。そのほかに変わったことと言えば、仲間からプレッシャーをかけられる(いじられる?)ようになったことです(笑)。
Q. 「地球の海フォトコンテスト」に応募してよかったことを教えてください。
A. 応募して良かったことは、いろいろなことを意識して写真を撮るようになったという自分自身の変化です。ただ水中でシャッターを切るだけでも楽しいですが、少し構図にこだわるだけでまったく違う一枚になったり、被写体のかわいらしい表情を待ってみたり……。そういった楽しさに気づけた事はとても良かったです。また、仲間と一緒に、お互いの応募作品を選んでみたり、タイトルを付け合ってみたり、そういった楽しさを共有できたことも、このコンテストに応募して良かったことです。
Q. 水中写真の好きなところを教えてください。
A. 水中は陸上とはまた違う世界ですので、その特別な世界を写真に切り取れるのはとても面白いところです。かわいい生き物や不思議な生き物がたくさんいて、その彩りもさまざまで……。カメラを通してそういった生き物と向き合えるのも、水中写真の好きなところです。
Q. 応募しようか悩んでいる方や入賞を狙っている方へ一言お願いします。
A. 人の写真をたくさん見たり、逆に自分の写真を見てもらったりすることは、自分自身の世界観を広げるきっかけにもなると思いますので、ぜひ応募してみてください。
Q. 次回も応募されますか?
A. ぜひ応募させていただきます。
ビーチフォト部門 準グランプリ
夕焼け時の静かなひととき
飯岡健
ダイビング経験:11年
ダイビング本数:610本
撮影地:タイ・タオ島
カメラ:キヤノンPowerShotS120 f5 1/2000秒 ISO200
Q. 応募しようと思ったきっかけを教えてください。
A. 「地球の海フォトコンテスト2016」は自由部門のレベルが特に高く、全部門ともに見ているだけでも楽しめましたが、今回は「せっかくだから応募しよう」と思い、3部門(ネイチャー・環境部門、自由部門、ビーチフォト部門)に応募しました。
Q. 受賞を知ったときの気持ちを教えてください。
A. 今回は3部門(ネイチャー・環境部門、自由部門、ビーチフォト部門)で入賞することができ、素直にうれしいと思うと同時にホッとしました。
Q. 受賞してから何か変わったことはありましたか?
A. 私の身の回りでは特にはありませんが、写真撮影(水中・陸上問わず)に対してより真剣に向き合えるようになったのが一番大きいと考えています。
Q. 「地球の海フォトコンテスト」に応募してよかったことを教えてください。
A. 正直なところ、「地球の海フォトコンテスト」に応募するまでは、今までほかの人の写真にはあまり興味がありませんでした。しかし、応募するようになってからは、水中・陸上問わず、ほかの人の写真もきちんと見て参考にするようになりました。日々の観察力が向上するとともに、写真撮影の表現の幅を広げることができました。
Q. 水中写真の好きなところを教えてください。
A. 生物・海況に応じていろいろ考えながら撮ると、同じシチュエーションでまったく違う作品になる点です。また、同じ写真でも撮る人によってまったく違う写真になる点もあげられます。その他もいろいろありますが、この点が一番大きいと考えています。
Q. 応募しようか悩んでいる方や入賞を狙っている方へ一言お願いします。
A. 入賞だけではなく応募を通じていろいろな発見があるので、少しでも悩んでいるのであればぜひ応募してみてはいかがでしょうか?
Q. 次回も応募されますか?
A. 現時点では未定です。
「地球の海フォトコンテスト2018」は
募集を締め切らせていただきました。
たくさんのご応募
ありがとうございました。