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ブルー&スノーで
海の環境を守るダイバーになる!
八幡野で水中清掃を開催

ブルー&スノー

世界的に叫ばれている海洋ごみ問題。海を誰よりも近くで見ているダイバーだからこそ、できることがあります。海をフィールドに遊ばせてもらっているダイバーとしての責任ですね。《ブルーアンドスノー ダイビングスクール》では毎年、大学のダイビングサークルの皆さんと一緒に水中清掃ダイビングイベントを開催しています。今回はその模様を紹介していきます。あなたも海の環境を守れるダイバーになりませんか?

※2024年12月現在の情報です

未来に残そう、かけがえのない海

2050年には魚より海洋プラスチックごみの量が多くなる!?

大切な海と生き物たち。この先の未来もずっと残していきたいですね

大切な海と生き物たち。この先の未来もずっと残していきたいですね
写真提供/新井夏海

今、地球では海洋ごみによる環境汚染が深刻化しています。なかでも重大なのが海洋プラスチックごみです。

海洋プラスチックごみの大半は、街で捨てられたごみが水路や川をたどって海へと流れつくことで発生しています。そう、私たちの生活から生まれているのです。

海洋プラスチックごみによる被害は計り知れません。例えば、海の生き物たちがエサと間違えてポリ袋を食べてしまったり、漁網に絡まって傷ついてしまったり……。

それだけではなく、人体にも影響を及ぼす恐れもあります。海洋プラスチックごみが紫外線や波の影響により削られ、直径5mm以下になったものを「マイクロプラスチック」と呼びます。マイクロプラスチックが蓄積された魚等を人間が食べることで、体内にマイクロプラスチックが蓄積。健康被害を引き起こす可能性も……。

海を守るために、ダイバーだからできること

水中清掃「ブルーエコダイビング」の様子。釣り道具(ルアー)を発見

水中清掃「ブルーエコダイビング」の様子。釣り道具(ルアー)を発見

海洋ごみ問題解決のための第一歩として、マイバッグやマイボトルを持参してプラスチックごみを減らす、ごみのポイ捨てや不法投棄をしない、意識のシェア等、一人ひとりの行動が大切です。

そして、海を誰よりも近くで見ているダイバーだからこそできることがあります。ダイビングを通して海の状況を目の当たりにして、敏感に察知できるダイバー。海に流れ出てしまったごみも、ダイバーであれば拾えます。

海を守るための活動に参加することができるのも、ダイビングの魅力の一つではないでしょうか。

水中清掃ダイビング「ブルーエコダイビング」が開催

海のエコ活動「ブルーオーシャン・伊豆」

《ブルーアンドスノー ダイビングスクール》高橋秀嘉さんを先頭に、エシカルダイビングへの意識を高めています

《ブルーアンドスノー ダイビングスクール》高橋秀嘉さんを先頭に、エシカルダイビングへの意識を高めています

ダイバーが中心となって海岸や水中にあるごみを拾うクリーンアップ活動が全国各地で行なわれています。

2024年11月16日(土)には、一般社団法人ブルーエコ協議会主催のもと、東伊豆の八幡野(静岡県伊東市)で開催されました。

一般社団法人ブルーエコ協議会では毎年定期的に水中清掃活動を開催しています。同協議会の理事を務める高橋秀嘉さんは、人気ダイビングスクール《ブルーアンドスノー ダイビングスクール》(以下、ブルー&スノーと表記)の代表でもあります。

《ブルー&スノー》は10年以上前から毎年秋、この活動に参加。いつもお世話になっている海へ恩返しするために、大学のダイビングサークル等のダイバーたち約100名が参加し、水中清掃「ブルーエコダイビング」を行なっています。

6団体が参加する大規模水中清掃に!

活動に参加した6つの大学ダイビングサークルの皆さん

活動に参加した6つの大学ダイビングサークルの皆さん

今年の参加団体は、日本大学ブルー&スノー、日本大学ブルー&スノー東京、駒澤大学SHUNTER、Mew Dolphin‘s、東邦大学ダイビングサークルKlar、法政大学ハープシールの6つの大学ダイビングサークルの皆さん。約100名のダイバーが参加する大規模水中清掃になりました。

「ゴミってこんなにあるんだ」と参加者もびっくり

湾内で水中清掃を実施

バディをサポート。安全にダイビングをするためになくてはならない存在です

バディをサポート。安全にダイビングをするためになくてはならない存在です

《ブルー&スノー》のインストラクターも見守ってくれるので安心♪

《ブルー&スノー》のインストラクターも見守ってくれるので安心♪

他大学でも関係なし! 集まれば皆、海の仲間です

他大学でも関係なし! 集まれば皆、海の仲間です

いよいよ水中清掃スタートです。各サークルごと、バディを組んで器材セッティングから協力し合いエントリーしていきます。

各チームには《ブルー&スノー》のインストラクターも付きました。いつものファンダイブや講習とはちょっと違ったダイビングでも安心・安全を確保できるのは、世界で最もスキル上手なダイバーを育てることが目的であるダイビング教育機関SNSI導入の《ブルー&スノー》だからこそです。

プラスチックや釣り道具等のごみが多数

拾ったごみは一人ひとりに渡されたごみバッグの中へ。空き缶を拾った模様

拾ったごみは一人ひとりに渡されたごみバッグの中へ。空き缶を拾った模様

右から2番目のダイバーが持っているのは長靴ですかね

右から2番目のダイバーが持っているのは長靴ですかね

浮き輪も落ちていました。風で飛ばされてしまったのかな

浮き輪も落ちていました。風で飛ばされてしまったのかな

八幡野はダイバー人気のエリアということもあり比較的ごみが少ないのですが、それでもプラスチックや釣り道具等のごみが目立って見つかりました。

一度海へと流れ出たごみは回収されることが難しく、海を漂い続けます。今回の水中清掃で参加者の皆さんが回収してくれたこと、感謝しなければなりませんね。ありがとうございました!

参加者の皆さんには感謝状が贈呈

日本大学ブルー&スノーの表彰シーン

日本大学ブルー&スノーの表彰シーン

水中清掃に参加したサークルの皆さんには、(一財)ブルーエコ協議会代表理事の河合正典さんより感謝状が贈呈されました。皆さんの達成感に満ちあふれた笑顔がすてきです!

参加者の皆さんにとっても
「やって良かった」
「ごみってこんなにあるんだ」
等、学びと気付きの一日となった模様。海を守るための第一歩を踏み出したようでした。

水中清掃後はファンダイビングも。これからも海の環境を守りながらダイビングを楽しんでくださいね

水中清掃後はファンダイビングも。これからも海の環境を守りながらダイビングを楽しんでくださいね

《ブルー&スノー》インストラクターの皆さん。本活動は来年以降も引き続き実施予定とのこと

《ブルー&スノー》インストラクターの皆さん。本活動は来年以降も引き続き実施予定とのこと

海への感謝の気持ちを忘れずに、2ダイブ目はファンダイビングを実施。各サークルごとに《ブルー&スノー》のインストラクターが海を案内しました。水中清掃の後のファンダイビングは、いつもとは違う見方ができたのではないでしょうか。フィッシュウオッチング等に夢中になりながら中性浮力をはじめとしたスキルも意識して、楽しいダイビングとなったようです。

海への感謝を忘れない!ブルー&スノーでダイビング

海は地球の表面積の約70%を占め、古来より豊かな生態系を育んできました。海と地球の未来を守るため、海が遊び場であるダイバーだからこそできることから始めていきましょう!

今回活動に参加したサークルの皆さんのように、同じ趣味を楽しむ仲間ができることや、同じ目標に向かい垣根を超えて団結できることを味わえるのもダイビングの醍醐味です。

そのきっかけを作ってくれる《ブルー&スノー》で海の環境を守れるダイバーになって、地球からのSOSを見逃さないであげてくださいね。

水中清掃から海外ファンダイブまで海を舞台に幅広く活動!

ブルー&スノーダイビングスクール
Blue and Snow Diving School

元気ハツラツなインストラクターがそろう《ブルー&スノー》

元気ハツラツなインストラクターがそろう《ブルー&スノー》

代表の高橋秀嘉(ひでよし)さんは最初の一歩のエントリー講習からプロのインストラクター育成まで認定できる資格の保持者。プロとしてキックボクシングの大会にも出場するなど、ダイビング以外の活動も充実しているパワフルなインストラクターです

代表の高橋秀嘉(ひでよし)さんは最初の一歩のエントリー講習からプロのインストラクター育成まで認定できる資格の保持者。プロとしてキックボクシングの大会にも出場するなど、ダイビング以外の活動も充実しているパワフルなインストラクターです

東京・世田谷と葛西、千葉・柏にダイビングショップを構えるダイビングスクール。ダイビング指導団体SNSIの指導に基づく「スキル上手なダイバーを育てる」講習や実習を徹底的に行っていて、子どもから大人まで老若男女のゲストをダイバーとしてデビューさせています。講習が終わった後もリーズナブルに行けるファンダイブや国内外のダイビングツアーを企画。日本屈指の元気のいいショップとして注目を集めています。水中清掃イベントも10年以上続けていて、環境に関心の高い方にもオススメです。
冬のこの時期、ダイビング講習を受けておいて、あったかくなった春先から実際に海でダイビングを楽しみたい方、今すぐご連絡を♪

ブルー&スノーダイビングスクール
世田谷店

TEL:03-5430-5377
〒155-0033東京都世田谷区代田2-18-12ガーデニア代田1F
E-mail: info@blueandsnow.com
●営業時間12:00~21:00 ●定休日/無休

葛西店

TEL:03-6808-1322
〒134-0084東京都江戸川区東葛西6-16-1
E-mail: info-k@blueandsnow.com
●営業時間12:00~21:00 ●定休日/無休

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情報・写真提供/ブルーアンドスノー ダイビングスクール、SNSI Japan
ライター/新井夏海