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2023年1月6日、兵庫県の日本海側、豊岡市竹野の海に体長2.5ｍほどのダイオウイカが現れ、水中で泳ぐ姿を≪ダイブリゾートT-style≫の田中陽介さんが撮影しました。
地元の釣り具店の男性から「変なイカがいる」との連絡を受けた田中さんが猫崎半島の根元付近の海に駆けつけると、水面近くにダイオウイカの姿が！　少し弱っていたのでしょうか、ゆったり泳ぐダイオウイカを間近で激写。しばらくすると沖へと消えていったそうです。
「足はぶっとくて怖かった！　力強い目も、大王の名にふさわしいですね。一生に一度会えるかどうかわからないような生き物に出会えるなんて奇跡のようです」と、田中さんはその時の様子を話してくださいました。

ダイオウイカは深海生物の中でもその姿、大きさなどから人気の高い生物ですが、通常は深海に生息しているので、網にかかったり、海岸に打ち上げられたりした姿が報告されることはありますが、生きた姿を水中で見られることは非常に珍しいのです。新年早々、幸先のいいスタートですね♪ 
竹野は神戸から車で2時間半ほどのところにあり、春先はダンゴウオの赤ちゃんなど、生物も豊富で、地形も楽しめるダイビングエリア。温泉や日本海の海の幸も楽しめます。生物に詳しく、写真の腕にも定評のある田中さんのガイドで、ぜひ今年は潜ってみたいですね。いいことあるかも⁉

■写真・情報提供：≪ダイブリゾートT-style≫田中陽介さん

（ライター／島　みや） 

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