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Well-being2023.08.22
サメ愛溢れる書家・岡西佑奈さんのWell-being な沖縄ダイビング旅
ダイバーにうれしいウェルビーイングな情報をお届けするこのコーナー。今月は、青い地球への想いを昇華させた作品を発表するなど、書にとどまらず絵画、独自のライブパフォーマンスと多方面で活躍する書家・岡西佑奈さんにお話しを伺いました。
◇ 岡西佑奈さん 38歳 プロフィール ◇
自然界の「曲線美」を書技によって追求し創作活動を行う。書家として文字に命を吹き込み、独自のリズム感や心象を表現。近年では、書のみならず、墨象や絵画も手掛け国内外で個展を展開。青い地球への想いを昇華させた作品「青曲」シリーズを発表するなど、地球環境問題の啓蒙活動も精力的に行なっている。絵画のような独自のライブパフォーマンスでも注目される。2019年に初の作品集「線の美」(青幻舎)を刊行。
初めてのシャークダイビングに魅了
初めてシャークダイビングに行き魅了された書家の岡西佑奈さん。ダイビング本数は8年ほどの間に200本!作品にまで影響を与えるほど夢中になっているそう。今まで水族館で見ていたシャークと間近で出逢えた感動はひとしおだったとか。レモンシャークとガラパゴスシャークに出会い、美しい流線形のフォルムはその後の作品に影響を及ぼすほどに。
現在はアドバンスを取得し、さまざまな場所で楽しんでいるそう。最も記憶に残るものはガラパゴスへ行き大きな流れに身を任せて潜るドリフトダイビングをしたこと。シャーク(ハンマーヘッド!)はもちろん、トビエイが大群で通り過ぎていく様や生命体が非常に多く、プランクトンも多い大自然が印象的だったそうです。
沖縄へWell‐beingなダイブトリップ
そんな彼女の今回のダイビングトリップは沖縄。
「恩納村の眞栄田岬で体ならしをした後、珊瑚の植え付けをしているポイントへ行きました。ここは5年前に一度潜ったことのある場所。白化現象が起こっていたので、珊瑚を守ろうという活動のもと、ポールを建てて珊瑚の植え付けをしています。前回行った時はまだまだ小さかった珊瑚が見事に大きくなってきていた様子に感動! SDG‘sを目の当たりにした瞬間でした。まだまだ通過点ではありますが、将来の姿を少し想像することができ嬉しかったです」
珊瑚の植え付け風景
「入り組んだトンネルを好み昼間は群れで狭いところに身を寄せ合っている『ネムリブカ』に出会えました」
真っ白な砂が海底一帯に広がり、影がくっきりと砂に写ります。
「翌日は慶良間諸島へ。慶良間の美しい海の色は聞いていたものの想像を超えるものでした。1本目は渡嘉敷島付近で。透き通った海はもちろん、生命体すべての色が美しい。亀にも、そして『スズメダイ』の仲間にも大群で出会えました。海の流れも非常に速く、海の勢いに圧倒され、また、色絵の具では決して出せないぐらい鮮やかな色の魚たちを目にし、幸せな時間を過ごしました。その後、砂地に影が映るぐらい真っ白な砂が海底一帯に広がる美しい海に潜り、夢の世界を堪能。ウェルビーイングなダイビングトリップとなりました」
多くのウミガメに出会いました。
「1週間ほどのんびりと過ごした沖縄から帰ってからはせっせとお肌ケア。雪肌精の最高峰「みやび」シリーズは太陽に当たった肌をケアするのに最適。ふっくらとした肌を取り戻せます。ロゴをデザインさせていただいた縁でしたが、手放せなくなりました」
雪肌精MIYABI
「宿泊していた場所はHIYORI RESORT。コンドミニアムのように洗濯機やキッチンが付いているので、子連れにおすすめ。朝食バイキングもかなりオススメです。ダイビングの日は朝食が食べられなかったので、ランチボックスにたっぷりと持たせてくれて、船上で食べました」
HIYORI RESORT
「シャークダイビングをするようになり、シャークをモチーフにした作品を描くようになりました。乱獲され少なくなっている彼らを守る力添えができたら、と思って描いた作品は宜野座のHIRAMATSUに飾ってもらっています。海中でシャークに出会うと日光があたり、シルバーカラーに見えて美しく、また、勢いよく泳ぐ様子に感動して描いたものです」
HIRAMATSU宜野座
(写真/岡西佑奈)
(聞き手・文/ファッションライター 金沢由紀子)
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