
La SCUBA ラ・スクーバ Vol.3
美しいビーチ、世界中から多くのダイバーが訪れるケラマ諸島。プロカメラマンが通い詰めるケラマ諸島へは沖縄本島・那覇の泊港から船でわずか50~70分(クイーンざまみの場合)とあっという間。今回は阿嘉島のダイビングサービス《BLUE PLANET》の吉村剛(よしむら つよし)さんのステキなお写真とともに阿嘉島の魅力を教えていただきました!
沖縄でも1、2のサンゴの美しさを誇るケラマ諸島。写真は阿嘉島にあるダイビングサービス《BLUE PLANET》。
『グリーンコーラルガーデン』
色鮮やかな外洋性サンゴ礁の上にスズメダイたちが群れる絶景です。
『モンツキカエルウオ』
浅場の岩盤では複数のモンツキカエルウオが穴から可愛い表情をのぞかせています。写真は穴の内壁にびっしりと産み付けられた卵を守っているところです。
『ユキンコボウシガニ』
サンゴ礁のところどころに張り付いているチャツボボヤの群生の中には、ユキンコボウシガニ(通称)が隠れています。歩く姿はブリキのおもちゃのようでとっても可愛いですよ。ユキンコ以外のカイカムリspも見られるときにはご紹介します。
『竜宮城へようこそ』
写真はイソバナ1枚ですが炎のように燃えているかのような真っ赤なイソバナが群生している風景は、とても美しくまるで龍宮城のようです。
『ヤマブキスズメダイyg』
イソバナなどのヤギ類には美しく可憐なヤマブキスズメダイygが住んでいます。イソバナの赤とヤマブキスズメダygのレモン色の対比が美しく絵になります。
『ミナミゴンベ』
立派なイソバナなどのヤギ類にはミナミゴンベがすみ着いているところがあります。とってもフォトジェニックでマクロ写真派に人気です。
『マッシュルームガーデン』
ウミキノコ類とウネタケ類数種が一面群生しているエリアです。写真で見ると一見して地味ですが、実際は美しく癒される風景なのです。見渡す限りのウミキノコ畑をまったりとお散歩してみませんか。
『ボタンウミウサギガイ』
ウミキノコに着生してポリプや表皮を食べる美し外套膜を持った貝です。貝の端にはピンク色の部分あり。写真の左側の白色透明部分は卵で産卵中です。
『イソコンペイトウガニ』
ウミキノコ畑のスポットは潮通しが良く、トサカも生えています。トゲトサカにカムフラージュしているイソコンペイトウガニはマクロ写真派にオススメです。
『レーザー光線』
一条の光線と青白い出口がとっても幻想的な風景(縦位置写真です)。
『光の竪琴』
ゆらゆらと動めく光がの竪琴のようで神秘的な風景が広がります。
『オーロラ』
15時過ぎに美しい光のオーロラが見られるスポットがあります。
『ニシキヤッコyg』
少し警戒心がありますが、穴から穴へと移動する様子が観察できます。
『アオギハゼ』
上を向いてじっとホバーリングしています。ライトを照らすとその美しさに驚くことでしょう
『アオベニハゼ』
やや暗い所に住み、ライトを照ら頭部がぼんやり青みがかります。
『グルクンの川』
メタリックブルーに輝く“グルクンの川”は圧巻です。
『カスミチョウチョウウオ群舞』
外洋のドロップオフではカスミチョウチョウウオの群れをかき分けて泳ぐことができます。
『キンギョハナダイの乱舞』
潮通しの良い斜面には色鮮やかなキンギョハナダイが乱舞する風景が素晴らしい。
『マツバギンポ』
外洋の浅瀬には、とってもかわいらしいマツバギンポが複数見られるスポットがあります。
『ピグミーシーホース』
水深25~30m付近にある色鮮やかなヤギでは、見事にカムフラージュしたピグミーシーホースと出会えます。
『ロングノーズピグミーシーホース』
イボイボのピグミーシーホースよりも稀少な種ですが、《ブループラネット》では毎年1~3個体はキープしております。
『ハダカコケギンポ』
真横や正面からおもしろい表情を観察して、撮影していただきたいです。寄りは慎重に。
『ハナゴンベ』
色彩、デザイン、動き、どれをとっても優雅で美しい。必ずライトで照らして観察しましょう。
『テングヘビギンポ』
あまり知られていないテングヘビギンポの生息スポットを数カ所保有しております。先端の角から顔にかけての色彩はメタリックな光沢を帯びていて美しい。
『夢心地』
見渡す限り光が揺らめく風景。この光景を見ると誰もが心癒されて夢心地になります。
『オアシス』
砂地に点在している美しいサンゴ礁。そこに群舞するデバスズメダイygを眺めながら、まったりとお散歩しましょう。
『トウアカクマノミ』
シーズン中は頻繁に産卵を繰り返し、卵の世話をしている姿を観察することができます。
『アザミカクレモエビ』
ウミアザミの中にカムフラージュして生息しております。マクロ写真派、エビ好きにオススメ。
『ヤシャハゼとコトブキテッポウエビの共生』
ハゼ好き、マクロ写真派には時間をかけてじっくり寄って、共生関係や生態行動を観察撮影していただきたいです。
オリジナルスポットの「コーラルウェイ」では水面にサンゴ礁が反射して映る水面美の世界をお魅せします。
『アオウミガメ』
アオウミガメが生息しているスポットをいくつか保有しているため、かなりの確率で見ることができます。春から初夏にかけては巨大なアオウミガメと出会え、さらにはタイマイに出会えることもあります。
『ギンガメアジの群れ』
小さな群れは通年見ることができます。大群を見るならば5~6月がオススメです。大群に包まれる迫力は圧巻!
『オニカマスの群れ』
通年見られるが、オススメは10~1月。大きな群れが群れの形状を変化させる様子がおもしろい。時折ホソカマスを狙って1m40㎝クラスの巨大オニカマスが現れます!
『ザトウクジラ』
1~3月末はザトウクジラが出産と子育てのためにやって来ます。写真は2010年3月に遭遇したザトウクジラ。大音量のラブソングを歌いながら出現し、ゲスト一同驚き! ほかにもケラマではイソマグロの群れ、ロウニンアジなどさまざまな大物が見られます。