マンタもサンゴもなんでもアリ!
ダイビング天国 石垣島
スポット50徹底紹介
世界に誇る日本を代表するダイビングパラダイス石垣島。サンゴに地形に魚群にマンタ、とお宝ダイビングスポットがざっくざく!
オリジナルスポットを含めるとダイビングスポットはたくさんあるが、そのうち50スポットを大紹介!
~石垣島ダイビングエリアマップ~
“石垣島といえばマンタ”を
世界的に有名にしたエリア
川平エリアのダイビングスポット
景勝地として知られる川平湾周辺のスポットには、人気のマンタスポットがいくつかありダイバーに人気のエリア。川平周辺のダイビングサービスなら、スポットまで近いが、市街をはじめ北部などにあるダイビングサービスも川平を目指して潜りにくる。
初心者OKの
スポット
中級者以上向けの
スポット
マンタがよく見られる
スポット
洞窟やアーチなど地形が特徴的なスポット
石垣島を代表するマンタスポット
川平石崎マンタスクランブル
●流れ:ほとんどない ●最大水深:25m
石垣島のマンタスポットといえば、ココ。東西約600m×南北約200mの広いエリアにマンタのクリーニングステーションとなる根がいくつもある。根の上は7~13 mと浅く、根の端でマンタを待つ。特に9~10月頃は繁殖シーズンで、雌を何尾もの雄が追い回すシーンが見られることも!
1980年代に開拓され、1990年代に大ブレイクしたマンタスポット
5隻限定の人気マンタスポット
マンタシティポイント
●流れ:ほとんどない ●最大水深:20m
「川平石崎マンタスクランブル」から西へ400mほどのところにある、こちらも人気のスポット。クリーニングステーションで待っているとマンタがときに数尾現れることも。マンタ保護のためにブイには一度に5隻までしか係留できないというルールがある。クリーニングステーションが水深7~9mと浅いので、初心者でもOK。
初心者でもマンタに会えるスポットとして大人気
神々しいまでの光の芸術
吉原アーチ(シードー)
●流れ:ほとんどない ●最大水深:18m
リーフの切れ目やアーチから射し込む光が、ファンタスティックなシーンを見せてくれるフォトジェニックな地形スポット。リーフの上のサンゴもイキイキと元気。洞窟ではミナミハタンポやアカマツカサ、カノコイセエビなどが見られる。
川平からボートでほんの5分でこの絶景!
ウミガメやナポレオンが登場⁉
山原(やんばれ)
●流れ:ほとんどない ●最大水深:25m
水深約5mの浅瀬のリーフのスポット。周辺は砂地が広がり、明るい水中はエイがいたり岩場にウミガメがいたり。ナポレオンフィッシュが現れることもあれば、各種ウミウシや幼魚なども。魚種豊富でフィッシュウオッチングが楽しい。
ウミガメの姿もよく見かける
サンゴのお花畑と小魚たちの楽園
米原Wリーフ(フカピー)
●流れ:ほとんどない ●最大水深:26m
米原沖に通称フカピーという2つの大きな根がありその周囲がいくつものダイビングスポットになっている。サンゴが元気に広がるエリアで、デバスズメダイ、アカネハナゴイなどの魚たちが乱舞する様はまるで水族館のよう。根の東のドロップオフでは、スミレナガハナダイの姿も。
絵に描いたような南国の海が広がる
海底からにょきっと生えたような根に
魚が群れ集う
樹下美人(じゅかびじん)
●流れ:ほとんどない ●最大水深:20m
水深8mほどのリーフ上にカジュマルの大木のような形の根があり、周囲にはアカネハナゴイやキンギョハナダイの華やかな群れが舞う。“大木”の天井には、イチゴの形のホヤが群生しているのが特徴。周辺のガレ場や根には幼魚やエビ、カニなどマクロ生物も多数いる。
ワイドでもマクロでも美しい密度の濃いスポット
南国らしい明るいキラキラスポット
荒川ロックレイク
●流れ:ほとんどない ●最大水深:15m
真っ白な砂地にポツンとある小さな根は生物たちの宝庫。チョウチョウウオやロクセンスズメダイ、スカシテンジクダイの群れに幼魚やウミウシ、エビ各種。リーフ側には洞窟もあり、キンメモドキやテンジクダイの仲間がぎっしり。ワイドの風景も気持ちいい。
ダブルアーチが創り出す光と影の造形美
荒川Wアーチ
●流れ:ほとんどない ●最大水深:30m
大小2つの隠れ根に、2つのアーチがある。そこにはスカシテンジクダイがびっしり群れていて見ごたえあり。珍しいウスモモテンジクダイが潜んでいるので要チェック。アーチの外ではグルクンの群れやカスミアジ、カツオなど回遊魚が見られることもある。
ケーブやアーチの下はスカシテンジクダイなどの群れで満員御礼!?
エビ・カニびっしり、小魚乱舞する水中庭園
シュリンプガーデン
●流れ:ほとんどない ●最大水深:22m
ドロップオフの下にはなだらかな白砂の海底が沖へ続き、明るい景観。水深22mにポツンとある小さな根に、スカシテンジクダイやキンメモドキにケラマハナダイ、ヨスジフエダイなどが群れ、オアシスのよう。根をよく見ると、名前の通りアカシマシラヒゲエビやスガクササラサエビなどエビの仲間もいっぱい!
エビたちにクリーニングされてご満悦のアザハタ!?
米原海岸沖でフィッシュウオッチング三昧
米原キャンプ場前
●流れ:ときに流れる ●最大水深:20m
「米原ビーチ前」とも呼ばれる。ビーチの延長線上のようなきれいな白砂に根が点在する。そこにはカエルアンコウやハダカハオコゼ、モンツキカエルウオ、深場にはハナヒゲウツボなども。
外洋に面したダイナミックスポット
底地(すくじ)アウト
●流れ:ときに強い ●最大水深:16m
外洋に面したダイナミックスポットで、豪快なドロップオフにはカスミチョウチョウウオが乱舞し、ウミガメやマダラトビエイの編隊など、大物たちの登場も期待できる。
ドロップオフにグルクンの群れが
底地(すくじ)グルクンの根
●流れ:ときに強い ●最大水深:25m
外洋に面したスポットで、水深30mあたりから立ち上がる細長い根がいくつも並び、グルクンの群れやスミレナガハナダイの群れなどが見ごたえあり。ナポレオンフィッシュが現れることもある。根の上は10m前後で、カクレクマノミなどかわいい生物たちも。
市街から近く、冬にも強い石垣の庭
南部エリア
石垣島のダイビングサービスの大半が集まる市街エリアの沖に広がるエリア。石垣島から西表島の間に広がる日本で一番大きなラグーン、石西礁湖(せきせいしょうこ)がそのほとんどを占める。水深が比較的浅く穏やかな海で、白砂の海底にサンゴの根、その周囲をカラフルなお魚たちが舞う沖縄らしい明るい水中景観が広がる。それでいて外洋はダイナミックで、大型回遊魚狙いのスポットもある。港から近いエリアでもあり、竹富島や黒島など小さな島々の周囲にスポットが集まり、北風に強い、冬場でも潜れるスポットが多いのも特徴だ。
初心者OKの
スポット
中級者以上向けの
スポット
マンタがよく見られる
スポット
洞窟やアーチなど地形が特徴的なスポット
元祖マンタスポット、
白砂&マンタのコラボに酔う
ヨナラ水道
●流れ:ときに強い ●最大水深:30m
小浜島と西表島の間にある水路のスポットで、元祖・マンタスポットとして知られるが、最近は以前とは少し離れたところにマンタが集まってくることが判明。流れがあり、ドリフトで潜る。クリーニングステーションが水深26m前後と深めなので、アドバンス以上の中級者以上向けだ。マンタのほかイソマグロなどの回遊魚やトンガリサカタザメ、ウミガメなどが姿を見せることも。
白砂の海底がきれいなエリア。マンタと白砂の織りなすワンシーンが美しい
南部エリアを代表するマンタスポット
パナリビッグコーナー
●流れ:ときに強い ●最大水深:20m
新城(パナリ)島の南にあり、近年マンタがやってくることがわかり注目されている新しいマンタスポット。北風に強く、冬場にも行ける。白砂にサンゴの根があり、根の上は水深5mほどと浅いので初心者でも可。
マンタの邪魔をしないように、ルールを守ってダイビング
真っ赤なイソバナが竜宮城のよう
パナリ竜宮の根
●流れ:ほとんどない ●最大水深:10m
パナリ島周辺は透明度のよさも魅力の1つ。まばゆいばかりの真っ白な砂地に巨大なリュウキュウイソバナの赤、キンギョハナダイやスカシテンジクダイのキラキラとカラフルな水中景観は、竜宮城そのもの。
沖縄らしい、絵になるシーンを堪能したい
浅瀬でのんびりゆったりダイビングを
黒島テラピー
●流れ:ほとんどない ●最大水深:8m~
最大でも水深8mほどの海底は真っ白な砂地が続き、ところどころサンゴの根が。明るく透明な石垣ブルーの海の中、石垣ならではのゆったりダイビングを楽しんで。根にはスカシテンジクダイの群れやハナヒゲウツボの姿が。
浮遊感がたまらない! 砂地が美しいスポット
キンメモドキの密集度が半端ない!
黒島キンメの根
●流れ:ほとんどない ●最大水深:18m
真っ白な砂地にサンゴの根が点在し、キンメモドキやスカシテンジクダイの密度の濃い群れがキラキラと根の周囲を覆う。黒島周辺にはこのほか「黒島タートルロック」「黒島マンタランチ」など、透明度のいい癒し系スポットが多い。
ぎっしり詰まったキンメモドキやスカシテンジクダイの群れは、それだけで見ごたえあり
V字とドロップオフの地形に回遊魚が
黒島Ⅴ字ポイント
●流れ:ときに強い ●最大水深:27m
水深27mあたりへ落ちるダイナミックなドロップオフには、V字に切れ込んだ部分がある。カスミチョウチョウウオやグルクンの群れ、イソマグロやツムブリなど回遊魚もやってくる。この近くの「仲本ケーブ」では水深23m以深でハナゴンベが見られるほか、ネムリブカも見られる。
大物に目を奪われがちだが、マクロの目で見るとウミウシをはじめさまざまな生物が
回遊魚&ドロップオフの豪快スポット
トカキンの根
●流れ:ときにあり ●最大水深:30m~
沖縄の方言でトカキンはイソマグロのこと。水深40mほどの海底からそそり立つダイナミックな根の周囲にイソマグロのほかバラクーダやツムブリ、ロウニンアジなどの回遊魚、マンタ、ハンマーヘッドシャークなど大物が現れることもあるビッグスポット。
迫力のある地形と大物が楽しめるが、ときに流れが強いので中級者以上向け
ヨスジフエダイにデバスズメと
小魚たちが密集
竹富島南ビタローの根
●流れ:ほとんどない ●最大水深:13m
「ビタロー」とは、方言で「ヨスジフエダイ」のこと。ヨスジフエダイのほか、デバスズメダイ、アオバスズメダイ、スカシテンジクダイの群れなど、小さい魚たちが所狭しとひしめきあう。海底は白砂なので明るくキラキラ。
根の陰にハナヒゲウツボが見つかることも
砂地とサンゴとの癒し系スポット
竹富島南ミドルブック(じゃがいもの根)
●流れ:ほとんどない ●最大水深:18m
砂地にコモンシコロサンゴの根が点在する。「竹富島南じゃがいもの根」(ジャガリコの根とは別)と呼ばれることも。根にはデバスズメダイやスカシテンジクダイ、ケラマハマダイ、ヨスジフエダイなどが。砂地にはヤシャハゼやヒレナガネジリンボウなどハゼ好き垂涎のハゼがいっぱい。
ヤシャハゼのほか、ギンガハゼなどのハゼ類も多いし、ガーデンイールも
小さな生物たちがひしめく海の保育園
リトルクリーチャーズホーム
●流れ:ほとんどない ●最大水深:14m~
竹富島南側にあるスポットで、その名の通り小さな生物たちがわんさか登場。流れがほとんどなく、ゆりかごのような環境のためか、タテジマキンチャクダイの赤ちゃんなど幼魚が多い。ヤシャハゼやギンガハゼ、ヒレナガネジリンボウなどのハゼ類に、エビ・カニなどの甲殻類と、フィッシュウオッチングもマクロ撮影もいくら時間があっても足りない!?
名前の通り小さな生物たちがいっぱい! 砂地から顔をのぞかせているのはギンガハゼ
“ザ・石垣の海”フォトジェニックスポット
ミルキーウェイ
●流れ:ほとんどない ●最大水深:20m~
「ミルキーウェイ(天の川)」の名から想像がつくように、真っ白な砂地が広がる。そこにサンゴの根が点在し、デバスズメダイやスカシテンジクダイが大乱舞。こちらもまた「ミルキーウェイ」のよう。かわいいリーフフィッシュやウミウシなどマクロ生物たちも彩りを添える。
ウミウシもさまざまな種類が見つかる
サンゴの根に小魚の群れと
沖縄ならではの水中風景
竹富島ジャガリコの根
●流れ:ほとんどない ●最大水深:12m
竹富島の北、海底から温泉が湧き出る「海底温泉」スポットのすぐ近くにある。ジャガイモのようなコモンシコロサンゴの根があるほか、リュウキュウキッカサンゴやミドリイシなどさまざまなサンゴの群生が広がる。水深も浅く、ゆったりのんびり。スカシテンジクダイやヨスジフエダイなどが見られる。根にアカククリが潜んでいることも。
サンゴの群生も見事!
船酔いなしで行ける、サンゴ礁広がる楽園
港から5分の楽園
●流れ:ほとんどない ●最大水深:10m
名前の通り、石垣港から5分という近さ。船酔いする間もないし、水深も浅いので、初心者でもリラックスして潜れるはず。海底にはミドリイシ系のサンゴが広がり、エビ、カニ、ハゼなどマクロ系生物たちもわんさか見つかる。
砂地に岩礁、マクロ生物も
中層にはマンタも!?
三つ石
●流れ:ときにあり ●最大水深:30m~
嘉弥真島へ向かう途中にあり、砂地に大きな根が3つある。砂地にはガーデンイールやテンスの幼魚、根にはカエルアンコウモドキやフリソデエビ、ウミウシ各種などマクロの生物が多い。潮通しがいいため、中層にはマダラトビエイやマンタが姿を見せることもある!
サンゴの隙間をのぞくと、テングカワハギたちの姿が
地形も砂地も生物も
午の方石
(うまのふぁーびー)
●流れ:ほとんどない ●最大水深:8m~
水深7~8mのところにあるリーフには、ケーブやクレバスがあり、地形派におすすめ。穴にはネムリブカがいたり、ハタンポやアカマツカサなどがいるほか、冬から春にかけてはコブシメの産卵も見られる。
ポコポコ海底から温泉が湧く!
竹富島南海底温泉
●流れ:ほとんどない ●最大水深:18m~
砂地の海底、すり鉢状になった中央あたりからポコポコと湧き出る気泡。これが温泉の噴出口となっている珍しいスポットだ。48度前後の熱さなので、特に冬場にはうれしい!?
よく見ると、気泡が湧き出ているのがわかる
大物が狙える外洋スポット
宮良アウトリーフ
●流れ:ときに流れる ●最大水深:20m~
石垣港から、島の東側に5分ほど行ったところにある外洋のスポット。流れが速いことがあるので中級以上のダイバー向けだが、バラクーダやトビエイ、ホワイトチップシャークなど大物が登場する確率が高い。
港からも近く、多種多様な生物が見られる
西部エリア
島の西側、名蔵湾から御神崎にかけてのエリアで、市街からも川平からも潜りに行く。湾内は穏やかで生物が多く、御神崎や屋良部崎など岬の突端では潮あたりがよく、大物回遊魚などとも遭遇できるスポットが。名蔵湾には名蔵川が注ぎ込む汽水域もあり、独特の生物相も見られる。
初心者OKの
スポット
中級者以上向けの
スポット
マンタがよく見られる
スポット
洞窟やアーチなど地形が特徴的なスポット
サンゴも地形も美景ラビリンス
崎枝迷路(さきえだめいろ)
●流れ:ほとんどない ●最大水深:20m~
リーフが複雑に入り組んでいて、進むにつれあちこちにケーブやアーチが現れ、フォトジェニックな光のシャワーが楽しめる。浅瀬のサンゴもすばらしく、クマノミ5種が全て見られるほか、スズメダイなど小さな魚たちも多い。
太陽の光が差し込むケーブがいくつもある
リュウキュウキッカサンゴのお花畑に
地形も幻想的!
御神崎コーラルウェーブ
●流れ:ほとんどない ●最大水深:20m
バラの花びらのような(キャベツのような…とも言う⁉)優雅な曲線を描く、リュウキュウキッカサンゴの群生が広がるスポット。リ―フの壁には亀裂が入り、射し込む光が美しいし、中層にはグルクマの群れが見られることも。
リーフの沖を見やると、マンタの姿が!
ウミガメとキスできる⁉
御神崎タートルキス
●流れ:ほとんどない ●最大水深:20m
御神崎の沖にあるリーフの棚(水深8m前後)には、アオウミガメがいることが多く、かなり近く(キスできるほど!?)まで寄れることも。ウミウシやキンチャクガニなど、小さな生物たちも豊富。
ウミガメたちはダイバーを気にせずゆったり
カスミチョウチョウウオやハナダイが群舞
御神崎カスミの根
●流れ:ときに流れる ●最大水深:30m
男性的なドロップオフの地形の周囲にはカスミチョウチョウウオやアカネハナゴイ、キンギョハナダイなど華やかな魚たちの群れが舞う。根には小さな生物たちも数多く、潮通しもよいので回遊魚やマダラトビエイなどの姿を見かけることも。
大物&地形を堪能したい人におすすめ
屋良部崎コーナー
●流れ:ときにあり ●最大水深:30m~
島の西に突き出た屋良崎の先端のスポットで、何通りもの潜り方がある。水中遺跡のような巨石のあるところもあれば、バラクーダやイソマグロなど大物回遊魚系が現れる場合もあるダイナミックなスポットだ。
流れが速いこともあるが、イソマグロなどの回遊魚も期待できる
ハナゴイ群れるスロープには
レアもいっぱい!?
大崎ハナゴイリーフ
●流れ:ほとんどない ●最大水深:30m~
水深5mくらいから、なだらかに傾斜する海底にはユビエダハマサンゴが群生し、名前の通りのハナゴイやキンギョハナダイたちが群れている華やかなスポット。冬から春にかけてはコブシメの産卵が見られるほか、小さな生物たちも数多く見つかる。水深30m付近ではナカモトイロワケハゼも。
ユビエダサンゴの間にハマクマノミの姿も
優雅なミノカサゴが舞い、
大小さまざまな魚たちが登場
大崎ミノカサゴ宮殿
●流れ:ほとんどない ●最大水深:30m
起伏に富んだリーフには、スカシテンジクダイやキンメモドキの群れがぐっちゃり。それを狙ってハナミノカサゴがたくさん集まってくる様子は、華やかだ。ただし少し深いので注意。砂地ではヒレナガネジリンボウやニチリンダテハゼなどハゼ類も多く、ガーデンイールもいれば、中層では回遊魚やグルクンなどの群れと、多種多様な生物が!
ミノカサゴをはじめ、さまざまな魚たちに会える
浅瀬のサンゴ礁がすばらしい
マッシュⅡ
●流れ:ほとんどない ●最大水深:15m~
名蔵湾にあるスポットで、サオトメシコロサンゴの群生が広がっている。エダサンゴやテーブルサンゴとさまざまな形状のサンゴが見られ、浅瀬にはネオテンジクダイの群れなど、小魚たちがいっぱい。
座礁するほど⁉ 浅いサンゴ礁スポット
ハーガッター
●流れ:ほとんどない ●最大水深:16m
干潮になると、コブハマサンゴの根が水面に顔をだす浅瀬のスポットで、初心者でも楽しめる。ハマクマノミが群れるミニクマノミ城やスズメダイなど南国らしい景色が広がる。冬場はコブシメたちの産卵場に。ちなみに石垣の方言で「ハーガル」は座礁するという意味。
アカククリの群れが行進!?
砂地にはハゼ類もいっぱい
アカククリパラダイス
●流れ:ほとんどない ●最大水深:30m
名蔵湾の西側にあるスポットで、多いときには50~80尾ものアカククリが中層に群れていて壮観。クリーニングステーションでクリーニングされている姿も見られる。水深20mほどの砂地では、ガーデンイールやヤシャハゼ、各種甲殻類なども。
アカククリの群れは大小規模の差はあるものの会える
モエギハゼが牧場の牛のように
たくさん見られる!?
モエギ牧場
●流れ:ほとんどない ●最大水深:40m~
名蔵湾内のスポットで、フォト派に人気のモエギハゼが水深30m以深で見られる。なので深場は中級者以上向きだが、浅瀬ではスズメダイやカラフルなリーフフィッシュが多く、初心者でも楽しめる。
ビッグなコモンシコロサンゴの群生が圧巻
シコロの根
●流れ:ほとんどない ●最大水深:15m~
ジャガイモ(メイクイーン)が山積みされているようなコモンシコロサンゴの群落が見渡す限り広がっている。その規模はギネス級。そこにはハマクマノミが群れるクマノミ城をはじめ、小さな生物たちがひしめきあっている。
自然いっぱいの島の北端は
手つかずスポットの宝庫
北部エリア
市街などに比べると、ぐっと静かでのどかなエリア。ダイビングサービスや宿などは少ないが、主にすぐ前の海、伊土名や伊原間、少し足を延ばして川平湾周辺で潜るので、船に乗っている時間が5~30分と短くて楽。昼には島に戻って昼食を取り、午後また潜りに行くスタイルだ。そのほか最北端エリア、太平洋側など少し離れたところに潜りに行くこともあり、片道1時間以上かかることも。
初心者OKの
スポット
中級者以上向けの
スポット
マンタがよく見られる
スポット
洞窟やアーチなど地形が特徴的なスポット
北部を代表する地形がスゴいスポット
伊土名(いとな)ドーム
●流れ:ときに強い ●最大水深:20m
伊土名エリアのすぐ沖にあるスポットで、大きなドームの奥に開いた穴から光のシャワーが射し込む感動的な光景が見られる。ドーム内は深くても水深11mぐらいと浅いので、初心者にオススメ。
光と影の織りなす、芸術的シーンが見られる
サンゴの群落に砂地と生物の宝庫
伊土名水路
●流れ:ときに強い ●最大水深:20m
リュウキュウキッカサンゴ、ミドリイシ、コブハマサンゴなどさまざまなサンゴの群生が見事。砂地やガレ場もあり、生物もさまざま。ニシキテグリ、モンハナシャコ、コブシメ、アカククリ、ハナヒゲウツボ……etc。ただし、年によって見られるものがガラリと変わることもあるのでご了承を。
根のくぼみをのぞくと、こんなキンメモドキの群れにご対面
回遊魚が狙えるビッグスポット
伊原間(いばるま)沖の根
●流れ:ときに強い ●最大水深:30m
北部随一のビッグスポット。バラクーダやギンガメアジ、ロウニンアジなどの回遊魚の遭遇確率が高い。11~5月頃は特にイソマグロの季節で、ホンソメワケベラにクリーニングされる姿が見られることも。ドロップオフの景観もワイルド!
潮通しがよく、カスミチョウチョウウオも乱舞する
山のように大きな根に生物びっしり!
ビッグマウンテン
●流れ:ほとんどない ●最大水深:18m
水深10mくらいから白砂の海底がなだらかなスロープとなり、水深15m付近にスポット名の由来になる山のように大きな根が。スカシテンジクダイやキンメモドキの大きな群れに、ユカタハタ、砂地にはミナミホタテウミヘビやネジリンボウ、ウミウシなど生物豊富だ。
大きな根は、生き物たちの団地状態
島最北端のサンゴ広がるスペシャルスポット
平野インリーフ
●流れ:ほとんどない ●最大水深:13m
島最北端のリーフにあるスポットで、透明度の高い青い海の中、サンゴの群生が広がる。そこにはチョウチョウウオやスズメダイなどのかわいいサカナたちが多く、沖に行けば潮周りによっては回遊魚などもやってくる。
島の突端は、ごらんのとおりの元気なサンゴが広がる
ハナダイたちが花吹雪のように舞う
ハナダイの根
●流れ:ときに流れる ●最大水深:25m
伊原間湾の北のリーフに、水深25mから水面近くまでそびえる巨大な根があり、名前の通りキンギョハナダイやアカネハナゴイの群れが乱舞するスポット。深場にはスミレナガハナダイの姿も見られる。中層にはナポレオンフィッシュやイソマグロなどが来ることも。
カスミチョウチョウウオの大群に回遊魚も!
平久保灯台下
●流れ:ときに強い ●最大水深:30m~
島の最北端にある平久保崎灯台の沖にあるスポット。ドロップオフにはカスミチョウチョウウオの大きな群れが乱舞し、見ごたえたっぷり! 壁には大きなイソバナなども美しく、沖を見ればイソマグロなどの回遊魚が現れることも。このあたりは透明度もよく、いい時は30mを超えることも!
東側の幻のダイナミックスポット
安良口(やすらぐち)
●流れ:ときに強い ●最大水深:30m~
島の東側にあるスポットなので、海況など条件が整わないとなかなか潜りに行けないスポット。流れが強いことも多いが、透明度の良さも抜群。イソマグロやロウニンアジなどの大型回遊魚が見られる可能性も高い。
石垣島で潜るならココ!
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TEL:0980-87-5980
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石垣島の海を遊び尽くそう!
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Diving Service SUNNY SUNNY
TEL:0980-87-0411
〒907-0023 沖縄県石垣市字石垣340番地3城間アパート1F北
その日のベストな海中世界をご案内します。
海をこよなく愛するガイド勢が、ワイドもマクロも遠征も、その日のベストな海にご案内いたします! お客様の楽しむ目的を大切にし、リラックスして良い雰囲気で安全に石垣島と八重山諸島の海を楽しんでいただけるよう全力でサポートさせていただきます。
沖縄県石垣市
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海講座は創立1985年、石垣島で最も歴史の長いダイビングショップのひとつです。あなたの大切な人を連れてきてください。2代目への継承を機に、より一層お客様に寄り添い、お客様だけのオリジナルのプランを一緒に組み立て、ひとりひとりの気持ちを大切にし、一生忘れられない思い出作りのサポーターとして、全力でガイドさせて頂きます。