超大物に会えるダイブサイト
モルディブ・フォーミュラ環礁&与那国島
Yonaguni Is. & Fuvahmulah Is.
日本初上陸のモルディブ・フォーミュラ環礁にあるダイビングサービスと与那国島のダイビングサービスがコラボ! 大型回遊魚に出合える2つのダイナミックな海の魅力をお伝えします!
2023年3月の情報です。
タイガーシャークがデフォルト!? モルディブ・フォーミュラ環礁がスゴイ
体に横縞が何本か入っているのが特徴のタイガーシャーク
Photo by Scuba Butler
ダイバーにとって憧れのモルディブで話題になっているのが、赤道の向こう側、南インド洋に位置するフォーミュラ環礁です。正式名称はフヴァムラ環礁(旧名ニャヴィヤニ環礁)といって、モルディブでは珍しく1つの環礁に1つの島(フヴァムラ島)しかない、特異なロケーションです。
周りにほかの島がない、まさにワイルドな秘境の島といえますが、この海でなんと、タイガーシャーク(和名イタチザメ)が普通に見られるというのです! しかもそれだけではなく、ハンマーヘッドシャークやジンベエザメ、ニタリ、マーリン、ブラックマンタといったこれまた超ド級の大物に会えることもあるというから驚きです!!
地球上最大の魚類、ジンベエザメがやってくることも♪
Photo by Scuba Butler
ロウニンアジなど大型回遊魚も普通に見られます
Photo by Scuba Butler
ナンヨウツバメウオやチョウチョウウオ、さらにサンゴ礁など、モルディブらしい光景も
Photo by Scuba Butler
タイガーシャークと潜って怖くないの?
タイガーシャークがこんなに近いなんて!
Photo by Scuba Butler
それにしても、タイガーシャークって人間を襲うという噂がありますよね? でも、実際に観察してみると、そんなことはないんです。じっと静かに観察していれば、ダイバーなんて獲物ではないと思うのか、近寄ってきても噛みついてくるような行動はまったく見せません。
それでも目の前に来るとドキドキ感がたまりません。ぜひ皆さまもご自分の目で確かめてください。
※ダイビングサービス《Scuba Butler(スクーババトラー)》で、シャークダイブの前はしっかりとしたブリーフィングがありますので、よく聞いて、指示に従ってウオッチングするようにしましょう。
日本でフォーミュラと呼ばれているワケ
赤道越えをする多くのダイブサファリで何年か前から話題になっているフォーミュラ環礁ですが、本当はフヴァムラ環礁(Fuvahmulah AtollまたはIsland)といい、旧名はニャヴィヤニ環礁(Gnaviyani Atoll)のことです。一時、この環礁をFoammulahとかFoamulakuと表記するものが出回っていた際に、日本人たちが「フォーミュラ」と呼ぶようになり、それが通用するようになったのです。
ハンマーリバーで今シーズンも湧く与那国島
与那国島のハンマーヘッドシャーク大群
Photo by Sametohoshi
ガイドさんが撮影しながらお客さんを呼んでいる音も臨場感を煽り立ててくれますね
Movie by Sametohoshi
今回、モルディブ・フォーミュラ環礁を紹介してくれたのは、《Scuba Butler》とパートナーになっている与那国島の《ダイブセンター マーリン(以下、マーリンと表記)》。
与那国島といえば、サメ好きダイバーが12~4月に大集合するハンマーヘッドシャークが有名。しかもその数たるや何十、何百!!「ハンマーリバー」という言葉まで生まれたスゴイ海です。
《マーリン》では、サメが大好きなお客さまのために、モルディブ・フォーミュラへタイガーシャークに会いに行くツアーを開催予定!
一生で一番エキサイティングな体験をぜひスペシャルなガイドさんたちと潜ってみませんか?
与那国に砂地で会えるハンマースポット新登場!
海の青さと砂地の白さを生かしたハンマーヘッドシャークの群れむれ写真が撮れます!
Photo by Sametohoshi
これまでハンマーを狙うといえば、島の最西端の岬「西崎(いりざき)」の南側がデフォルトだったのですが、西崎の北方面はどうなんだろう?と調査をしたところ、西崎に近い「久部良(くぶら)バリ」というスポットでもハンマーに会えることが判明! 北風がなく穏やかな時は港から近いのでとってもラクチン♪ しかも、海底が見えるんです。それも白い砂地! なので、ハンマーのフォトジェニックな写真が撮れるというわけです。通いますよね、そりゃ♪
与那国島はハンマー以外も超エキサイティング!
運が良ければブルーマーリンなどカジキの仲間も。結構確率は高い
Photo by Sametohoshi
ナンヨウマンタよりも一回り大きなマンタ(オニイトマキエイ)が現れることも
Photo by Sametohoshi
こちらも運次第ですが、年に何回かジンベエザメ出現の報告があります
Photo by Sametohoshi
ハンマーヘッドシャークシーズンが終わる頃からよく見られるようになるブラックフィンバラクーダの大群
Photo by Sametohoshi
与那国島といえばハンマーヘッドシャーク。ではありますが、実はほかにも超大物に会える可能性があります。ハンマーの季節が過ぎても与那国島、スゴイんです(写真参照)。しかも春先からどんどん透明度が上がってきて、浮かんでいるだけでも気持ちいい♪
激レアなイッテンサクラダイ属の幼魚
Photo by Gorilla House
大物だけではなく、《マーリン》では浮遊系生物を狙う「与那国ドリフトナイト」を開催。与那国島の周辺海域は南から黒潮に乗ってやってくるためか、日本ではなかなか見られない激レアな生物が続々登場しています。
日本最西端、与那国島では自然も楽しい
切り立った断崖絶壁の島。「立神岩(たちがみいわ)」などの名所も
Photo by Sametohoshi
“与那国馬”と日本最後の夕日
Photo by Sametohoshi
日本最西端の碑や灯台のある西崎は夜、灯りがないのでスターウオッチングに最高
Photo by Sametohoshi
島には終日営業しているコンビニも夜の街もないけれど、普段味わえない大自然を満喫できます。日本最西端の島なので、西端には「日本最西端の碑」があり記念写真が撮れるほか、夕方訪れれば“日本で最後の夕日”を拝めるかもしれません。島の各所にある展望台からの眺めも素敵ですし、『Dr.コトー診療所』の撮影地となった“診療所”も見学できます。天気が良い日は夜になれば満天の星に天の川! 日常を忘れられる最高の思い出が待ってます。
モルディブ・フォーミュラ環礁の旅メモ
フォーミュラ環礁ことフヴァムラ島
Scuba ButlerのPR動画より
Scuba Butlerの皆さん
Scuba ButlerのPR動画より
Maa Thundiはとてもキレイで客室も快適
Photo by Scuba Butler
フヴァムラ島は、モルディブの人々が住むローカルアイランド。ここ数年ゲストハウスやダイビングサービスがかなり増えてきている、熱い島です。
国内線空港が島の南部にあるので、日本からはマーレ国際空港に行き、国内線に乗り継ぎ約1時間で到着。意外に便利です。
《Scuba Butler》は島の北部にあります。とても静かな場所でビーチも美しい好ロケーション。モルディブ人でベテランガイドの“シュミ”さんがオーナーで、ダイビングボートやレンタル器材がそろっていて、ガイドも数名常駐。
宿泊施設もいくつかありますが、オススメは同じく北部にあって、テラスやレストランから海が見える《Maa Thundi(マートゥンディ)》。新しくできたホテルでWiFi設備も整っているので、快適に過ごせるでしょう。
フォーミュラ島ステイプランの日本受付はパートナーシップを結んでいる《ダイブセンター マーリン》が承ります。
与那国島のダイブセンター マーリン情報
大型ダイビングボートで与那国島のスポットへ。長くても10分程度で、1ダイブごとに戻ります。トイレ、シャワー付き
Photo by Sametohoshi
きれいなダイビングショップ内
Photo by dive center MARLIN
与那国島のハンマーヘッドシャーク人気に火をつけた老舗店が、今春リニューアルオープン。与那国空港から車で2分ととても近いところにあり、ボートが出る久部良(くぶら)港までは車で12分。祖納でも久部良でも送迎してもらえます。
ハンマーシーズン中はいつもダイバーでいっぱいになるほど人気です。
大物好きは集まれ!ということで、今回フォーミュラ環礁へタイガーシャーク狙いのツアーを開催しますが、その日程以外でも、モルディブに行くことができます。
詳細については《マーリン》までお問い合わせください。
※2023年4月7日(金)~9日(日)開催のマリンダイビングフェア2023に出展予定! ぜひ訪れて詳しいことを聞いてみてくださいね♪
お問い合わせ先≫ダイブセンターマーリン
TEL:0980-87-3365
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写真・情報提供/sametohoshi、dive center MARLIN、Scuba Butler、ゴリラハウス
デスク/後藤 ゆかり