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「おいしい空気」でダイビング
伊豆大島
feat.東亜潜水機

伊豆大島をおいしい空気でダイビング

ダイビングに必要不可欠な圧縮空気(※)。快適にダイビングをするために、自分たちの吸う空気にはこだわりたいものです。今回は海にも空気にもこだわり続けている《伊豆大島シーサウンド》小川 修作さんにお話を伺いました。

※近年はエンリッチド・エア・ナイトロックスなどやテクニカルダイビングで混合ガスを使用することがあり、空気も含めて「圧縮ガス」ということが増えています。

※2023年11月現在の情報です

伊豆大島ってどんな島?

都内からも好アクセスな島

都心から船に乗って程近い海。でも、こんなに壮大な景色が広がっているとは驚き!「トウシキ」

都心から船に乗って程近い海。でも、こんなに壮大な景色が広がっているとは驚き!「トウシキ」
Photo by 伊豆大島シーサウンド

東京都に属す島々、伊豆諸島。そのうち、人々が暮らす島であるのが伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島です。東京都から一番近く、伊豆諸島最大の島が「伊豆大島」になります。
東京都・竹芝客船ターミナルからだと、高速ジェット船で最短1時間45分、大型客船(夜行)で最短6時間で行くことができる、都内からのアクセスも良い島です。その他、久里浜や熱海、伊東からも高速ジェット船が出ています。

日本ジオパークに認定! 活火山の島

三原山。島民には御神火様(ごじんかさま)として崇められています

三原山。島民には御神火様(ごじんかさま)として崇められています
Photo by 伊豆大島シーサウンド

数万年前の海底噴火で誕生し、何度も噴火を繰り返しながら形成された伊豆大島。島全体が一つの活火山です。火山島ならではの地形や、噴火の中で生き抜く動植物の姿を見ることができます。
島のシンボルである三原山は、島の中央に位置しています。直径約400m、深さ約200mもある火口を一周するトレッキングツアーなども人気アクティビティの一つです。《伊豆大島シーサウンド》の小川さんは、伊豆大島ジオパーク認定のジオガイドでもあります。海に限らず、陸の魅力もガイドしてくれますよ。

海の中の様子は?

地形が作り出す造形美に圧巻!「王の浜」

地形が作り出す造形美に圧巻!「王の浜」
Photo by 伊豆大島シーサウンド

火山活動によって作られたな大迫力な地形は、海へと繋がります。「複雑に入り組んだダイナミックな地形が、伊豆大島ダイビングの最大の魅力です」と小川さんは言います。
また、黒潮の恩恵を色濃く受け、夏場は黒潮がガツン!と入ると、透明度は30mオーバー、水温は約29℃にもなることがあります。

島の南部をホームグラウンドにする
伊豆大島シーサウンド

長閑な島時間が流れる島南部にある店

波浮港から見える夜景もきれい

波浮港から見える夜景もきれい
Photo by 伊豆大島シーサウンド

現在、島内には25店のダイビングサービスがありますが、そのほとんどは島の北部に集中していて、南部にあるのは《伊豆大島シーサウンド》を含めた3店のみです。
伊豆大島と言えば、島の北部にある「秋の浜」が有名ダイビングスポットですが、《伊豆大島シーサウンド》はマイナーだった島の南部、特に「トウシキ」をあえてホームグラウンドに。北部とはひと味違う海を店のカラーとしました。

伊豆大島シーサウンド 小川さんが想う
ダイビングの在り方とは?

ダイビングに出会った大学卒業後、小笠原のダイビングサービスや都市型ダイビングショップで経験を積んだ小川さん。2006年に学生の頃から通っていた伊豆大島に移住。1年間の修行期間を経て、2007年に《伊豆大島シーサウンド》をオープンしました。

お話し上手な《伊豆大島シーサウンド》の小川 修作さん

お話し上手な《伊豆大島シーサウンド》の小川 修作さん
Photo by 伊豆大島シーサウンド

小川さんの想うダイビングの在り方を教えてくれました。
「“⚪︎⚪︎ウミウシと⚪︎⚪︎ハナダイを見るためにダイビングをする”といった、魚を見たら次の魚に移動してと、海の中を点と点で繋いでいくようなダイビングが最近の流行りです。僕ももちろん、珍しい魚を見るダイビングも大好きです。でも本来のダイビングってそういうことではないと思うんです。海は自然ですから、その日入ってみるまでどんな海に出会えるかわかりません。楽しそうな方、引き寄せられる方へ気ままに泳ぎ、“ただ純粋に海を楽しむ”。それでいいと思うんです。広い海を悠々と泳いでいるだけでも楽しいじゃないですか。海で遊ぶ原理ってもっと自由なはず。火山が作り出したダイナミックな島、特に伊豆大島の南部はそんなダイビングにぴったりです。それが伝わってか、当店はワイドな景観を楽しむお客さまが多いです」

ぜひ三原山でのジオツアーも楽しんで!

ぜひ三原山でのジオツアーも楽しんで!
Photo by 伊豆大島シーサウンド

また、伊豆大島ジオパーク認定のジオガイドでもある小川さん。火山島である伊豆大島は、海と陸の関係が密接です。海をガイドする上での知識を深めるために陸の勉強をして、ジオガイドになったそうです。伊豆大島は2010年に「日本ジオパーク」に認定された豊かな大自然が魅力の島。小川さんのガイドで伊豆大島のワイルドで素晴らしい自然と知見を深めてみては?

伊豆大島シーサウンドがおすすめ!
お気に入りダイビングスポット

「トウシキ」がホームグラウンドではありますが、海況やリクエストに応じてさまざまなスポットを潜ります

「トウシキ」がホームグラウンドではありますが、海況やリクエストに応じてさまざまなスポットを潜ります
提供 伊豆大島シーサウンド

トウシキ
店から3分/エントリー:ビーチ/最大深度:20m

ダイナミックな地形の中で、アドベンチャーダイビングが楽しめます

ダイナミックな地形の中で、アドベンチャーダイビングが楽しめます
Photo by 伊豆大島シーサウンド

《伊豆大島シーサウンド》がホームグラウンドのように利用するスポット。切り立った壁や水路、そしてなんと言っても溶岩が冷え固まるときにできる柱状節理を海の中で見ることができるのが魅力で、ダイナミックな地形を楽しむことができます。

クロヘリメジロザメが出現!

クロヘリメジロザメが出現!
Photo by 伊豆大島シーサウンド

迫力あるマイワシの群れ

迫力あるマイワシの群れ
Photo by 伊豆大島シーサウンド

潮通しも良いので大物との遭遇も期待大です。また、マイワシやイサキ、メジナ、タカベなどをはじめとした魚たちが群れまくります。決して珍しい種ではありませんが、それがまた安心感と深い味わいがあり良い! 同じ日でも時間帯によって取っている行動が違うそうで、何度も潜って観察すると新たな発見がありそうです。

アオウミガメとも高確率で遭遇できる!

アオウミガメとも高確率で遭遇できる!
Photo by 伊豆大島シーサウンド

アオウミガメが雄大な地形をバックに優雅に泳ぐ姿も必見です。
トウシキは、エントリー、エキジット時に使うスロープなど、整備された物はありません。「自然に囲まれた場所で、自然体のまま入って、そのままの海を楽しんで!」と小川さん。

王の浜
店から3分/エントリー:ビーチ/最大深度:20m

大きくて状態も良いテーブルサンゴ

大きくて状態も良いテーブルサンゴ
Photo by 伊豆大島シーサウンド

入江になった湾内を抜けると、火山島らしいダイナミックな地形が広がります。伊豆大島では珍しい、テーブルサンゴにもたくさん出会えます。
黒潮が入り込みやすいため、ハンマーヘッドシャークやメジロザメ、マグロなど大物との遭遇も! 伊豆らしいテングダイやその他マクロ生物などもいて、目が離せないスポットです。

秋の浜
店から25分/エントリー:ビーチ/最大深度:40m

伊豆諸島をはじめ南日本各地で見られるハチジョウタツを発見

伊豆諸島をはじめ南日本各地で見られるハチジョウタツを発見
Photo by 伊豆大島シーサウンド

マクロ派に大人気のクマドリカエルアンコウも!

マクロ派に大人気のクマドリカエルアンコウも!
Photo by 伊豆大島シーサウンド

伊豆大島といったらここ!の代表的スポット。他ではなかなか出会えない、ニタリ(しっぽが長いサメ)を狙うのもここです。エントリーしてすぐの岩場、沖の砂地、ところどころにあるガレ場……など、さまざまな環境があるため、それぞれにすむ豊富な生物が観察できます。
「トウシキ」とは島を挟んで反対の位置にあるので、《伊豆大島シーサウンド》では「トウシキ」が潜れないときなどによく行くスポットです。

おいしい空気にこだわる伊豆大島シーサウンド

ゲストハウスも完備

島の南部、波浮港見晴らし台のすぐそばにある《伊豆大島シーサウンド》

島の南部、波浮港見晴らし台のすぐそばにある《伊豆大島シーサウンド》
Photo by 伊豆大島シーサウンド

島の南部、波浮港見晴らし台のすぐそばにあるダイビングサービスです。基本は1チーム6名までの少人数制で、島らしいのんびりとした雰囲気の中で過ごすことができます。
伊豆大島では船の発着が、島の北側の岡田港または、西側の元町港になります。岡田港の場合、店との往復だけでも車で約1時間かかってしまうため、基本的に日帰りでのツアー参加はおすすめしていないそうです。
泊まる場所に悩んでもご安心を! 《伊豆大島シーサウンド》では最大8名(3部屋)が泊まれるゲストハウスを併設しています(原則的に、店のツアーに数日間参加されるお客さまのみ宿泊可能)。ゆっくり滞在しながらダイビングができます。

伊豆大島シーサウンドに聞くこだわりの空気

東亜潜水機のコンプレッサー( YS-75A )でタンクのエアをチャージしているところ

東亜潜水機のコンプレッサー( YS-75A )でタンクのエアをチャージしているところ
Photo by 伊豆大島シーサウンド

《伊豆大島シーサウンド》では2023年の8月より、東亜潜水機のコンプレッサーを導入しました。導入以前は店から車で1分ほど離れた、ホテルのチャージ施設にあるコンプレッサーを使用していてご苦労もあったようです。
「導入あたって、東亜潜水機さんが親身になって相談に乗ってくれました。設備投資が少ない移動式かつ、水不足になりやすい島なので水冷式ではなく空冷式のコンプレッサーに決めたのですが、そこからが一苦労で……。東京都内のダイビングショップやサービスで、移動式のコンプレッサーを取り扱った前例がなかったんですよ。初めてのことなので、許可を取るのに少し時間がかかってしまいました」
と言う小川さん。でも今では無事、都内の第一号店に! 後に続く方達のハードルを下げ、導入を検討するきっかけになるといいですね。
「導入して本当に良かったです! まず、充填スピードが速いです。今まで充填中はチャージ施設を離れられず、1度の充填に1〜2時間は拘束されていました。でも今では他の業務をしながらあっという間に充填でき、時間を有効的に使えるようになりました。また、充填中の音もとても静かです。静かな島内に音が響き渡ることはないし、すぐ近くで別作業をしている僕でも、充填が終わったかどうか気が付かないぐらいです。空冷式のため、導入前は電気代が心配だったのですが許容範囲。嬉しい誤算でした!」
何よりも、新鮮でおいしい空気でダイビングできるのが嬉しいと言う小川さん。豊かな自然に囲まれた伊豆大島の海を新鮮な空気でダイビングすれば、よりクリーンな気持ちで楽しめるのではないでしょうか?

■伊豆大島シーサウンド
〒100-0211 東京都大島町差木地字沖の根1026-15
TEL:04992-4-2622090-2541-6509
E-mail: info@seasound.jp

《伊豆大島シーサウンド》のHPはこちら≫

画像提供/伊豆大島シーサウンド
ライター/新井 夏海

おいしい空気で安心ダイビングを!

画像提供/東亜潜水機

東亜潜水機とは

バウラインスクーバがトラックに搭載している「85V」、水冷移動式コンプレッサーを開発製造しているのが、東亜潜水機株式会社です。大正13年に創業した日本で最も古い潜水機器メーカーになります。長年、消防や自衛隊の救命救助用コンプレッサーや、潜水作業用コンプレッサーの開発を手掛ける圧縮空気のプロフェッショナル集団です。
ダイビング業界でも「東亜潜水機の空気はおいしい」「東亜潜水機のコンプレッサーは充填が早い」「東亜潜水機のコンプレッサーは壊れない」と言われる日本のトップメーカー。皆さんがダイビングをするときの空気も、東亜潜水機のコンプレッサーで充填した空気かもしれません。

パワフル、静粛・低振動、コンパクト。全モデルに独創の技術が息づいています

●YSシリーズ 移動・空冷式
充填場所を選ばない機動性に優れたモデル。モーター駆動のユニットと、電源を必要としないエンジン駆動ユニットがあります。

YS-85V

YS-75A
パワフルなモデル。写真はモーターセット

YS-85

YS-55A
災害現場でも迅速な充填が可能なエンジンセット

●YSシリーズ 定置・水冷式

YS-85V

YS-85V
大量の高圧ガスの使用に適した大型モデル

YS-85

YS-85
幅広い分野で活躍するベストセラー

YS-75

YS-75
実用性の高さが魅力のスタンダードモデル

YS-55

YS-55
経済性に優れたコンパクトモデル

YSシリーズは、あらゆる不活性ガスを対象とした、水冷給油式コンプレッサー。ゆとりの吐出量と扱いやすさで圧倒的な納入実績を誇る、高圧コンプレッサーの決定版です。
長年大きな支持を得ている理由のひとつに、騒音・振動を抑え、滑らかな運転を実現する静粛・低振動性能があります。
また、ゆとりの吐出量を持ちながら、サイズが小さいこともYSシリーズの魅力です。
さらに、誰にでも扱えるわかりやすい操作を基本理念として開発されており、メンテナンスは一段と容易になっています。
用途に応じて動力ユニットや運転制御が選べますので、自由なシステムが構築できます。
全国の消防署、海上保安庁等の官公庁やダイビングショップ、大学等の各種研究機関、メーカーで幅広く活躍していることでも、その高機能・高性能、使い勝手の良さを証明しているといえます。

圧縮されたガスのエネルギー配分を安定させるレイアウトにより、静粛・低振動が実現

圧縮されたガスのエネルギー配分を安定させるレイアウトにより、静粛・低振動が実現

コンパクトなので設置スペースを問いません

コンパクトなので設置スペースを問いません


高圧コンプレッサーの新規導入・メンテナンスのご相談はこちら

東亜潜水機株式会社 東京工場

〒116-0003 東京都荒川区南千住4-1-9
TEL.03-3803-2253
FAX.03-3803-2255
Email: info@toa-diving.co.jp
URL:https://www.toa-diving.co.jp/

YS-75