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より安全な「M値警告機能」搭載
ソーラー充電式ダイブコンピュータの決定版

TUSA DC Solar LINK IQ1204

TUSA DC Solar LINK IQ1204

1人1台は必携のダイブコンピュータの中でも、世界で初めてソーラー充電を可能にしたTUSAのIQシリーズはコンパクトで軽いのに機能満載。最新機種の「TUSA DC Solar LINK IQ1204」はダイバーが欲しい情報がダイビング中でもダイビング後でも見られるうえ、減圧症のリスクを最大限に抑える「M値警告機能」を世界で唯一搭載しています。ダイブコンピュータが欲しい!という方にぜひご覧いただきたい特集です。

いつも安全ダイビングを追求して、
TUSAはより安全でより高品質のダイブコンピュータを作り続けてきた

世界初バイブレーション警告機能搭載の「IQ800」

IQ800こと「TUSA DC SAPIENCE IQ800」
スクエア型の大きな画面、大きな文字が見やすいと評判だった

IQ800こと「TUSA DC SAPIENCE IQ800」
スクエア型の大きな画面、大きな文字が見やすいと評判だった

2022年に創立70周年を迎えた株式会社タバタが、世界に誇るダイビングブランドが「TUSA(ツサ)」。メイドインジャパンの器材を数多く世に送り出していますが、ダイブコンピュータも日本に普及し始めた1980年代から作っていました。
安全こそすべて。安全にダイビングをしてこそダイビングは楽しめるもの。ダイブコンピュータの安全な使い方を提案するとともに。より安全なアルゴリズム、より安全な機能を搭載したダイブコンピュータをと、2004年に発売されたのが、スクエア型のフェイスで表示が大きくて見やすく、しかもバイブレーション警告機能が搭載された「TUSA DC SAPIENCE IQ800」(以下、IQ800)でした。バイブレーション警告は世界初の機能で、浮上が速いとき、減圧停止指示に入ったときなどにそれまではピーピーと警告音が出る機種がほとんどでしたが、IQ800は振動でダイバー自身に伝えることができたのです。
また、当時のダイブコンピュータのアルゴリズムは窒素の溶け込み、排出が速い組織から遅い組織まで9区画に分けていましたが、このIQ800は12区画と細かく分けたアルゴリズムを採用し、減圧症を防ぐためにより安全を追求したダイブコンピュータでした。

排出速度の遅い組織の窒素残量が可視化された「IQ850」

IQ850こと「TUSA DC SAPIENCEⅡ IQ850」
IQ800と同じ大きさで視認性が良い上、画面上に残留窒素のバーグラフが加わった

IQ850こと「TUSA DC SAPIENCEⅡ IQ850」
IQ800と同じ大きさで視認性が良い上、画面上に残留窒素のバーグラフが加わった

IQ800の発売から5年後の2009年、TUSAが発表した「TUSA DC SAPIENCEⅡ IQ850」(以下、IQ850)は、IQ800とフォルムは同じながら、画面に残留窒素の溶け込み・排出が速い組織から遅い組織まで12個のバーグラフで表示される画期的なものでした。従来のダイブコンピュータのNDL(減圧不要限界、無減圧潜水時間のこと)は水深が浅くなれば増えるので、浅いところにいれば安心と思って長居してしまうという誤解を生んでいましたが、IQ850は、ダイビングの後半、またはダイビング中ずっと浅い水深にいると、窒素の溶け込み・排出が速い組織はすぐにバーグラフに表示されるものの、水深が浅いところでグラフが消えつつありますが、溶け込み・排出が遅い組織ではなかなか窒素が排出されない……つまり、減圧症のリスクが高まることを示していたのです。当時の最新の減圧症研究に基づいた理論のダイブコンピュータでした。

身体組織を16区画にしてより安全性を極めた
リストタイプDC IQ1201

IQ1201(TALIS)(NITROX)Multi Level Dive Computer

IQ1201(TALIS)(NITROX)Multi Level Dive Computer」

2014年になり、TUSAから新たに発表されたIQ1201「TALIS」は、これまでのスクエア型のものから一転、街でも使えるコンパクトなリストウオッチ型のものでした。小柄で軽量な割には入っているアルゴリズムは最新のもの。それまで12区画だった窒素溶け込み&排出組織が16区画とさらに細かくなり、より安全でより減圧症の予防に役立つものとなりました。これは現在の「TUSA DC Solar LINK IQ1204」にも踏襲されています。

世界初のソーラー充電タイプ、世界初の「M値警告機能」搭載のDC
IQ1202、そしてIQ1203

ソーラー充電タイプ、M値警告機能が搭載されたIQ1203 DC Solar Multilevel Diving Computer

ソーラー充電タイプ、M値警告機能が搭載されたIQ1203 DC Solar Multilevel Diving Computer

2014年、IQ1201をさらに進化させたIQ1202が登場。世界初のソーラー充電式ダイブコンピュータということで、世界的に注目を浴びることとなりました。ダイブコンピュータはそれまでほとんどがバッテリー交換が必要で、ダイビング中にバッテリーがなくなり安全が脅かされたものです。しかもバッテリー交換は自分でできるIQ800やIQ850もありましたが、業者に出さなくてはならないものもありました。そんなところにソーラー充電ができるダイブコンピュータが登場したわけですから大騒ぎです! しかも、バッテリー交換時にバッテリーケースをいじることで起こり得る水没のリスクが全然なくなるわけですから。多くのダイバーが欲していたダイブコンピュータが登場したというわけです。
IQ1202は世界初ソーラー充電タイプに加え、減圧症を防ぐために体内に蓄積される窒素量の半分である「M値」に注目した「M値警告機能」を搭載しており、世界唯一の機種となりました。
翌年の2015年、マイナーチェンジを施した「IQ1203 DC Solar Multilevel Diving Computer」(以下、IQ1203)が登場し、さらにスケールアップしたダイブコンピュータとなります。

そして……2016年、Bluetooth Smart通信機能が備わり、4mixナイトロックスガス対応の「TUSA DC Solar LINK IQ1204」(以下、IQ1204)が登場したのです! 
では、IQ1204の魅力をたっぷりとお届けしましょう。

コンパクトなのにものすごい力持ち!
TUSA DC Solar LINK IQ1204

ソーラー充電タイプ、M値警告機能が搭載されたIQ1203 DC Solar Multilevel Diving Computer

IQ1204がイチオシの理由 その1
ソーラー充電タイプだから安心♪

TUSA DC Solar LINK IQ1204
2022年、11色の新色が加わりました。その一つ、メタリックレッド(MR)

TUSA DC Solar LINK IQ1204
2022年、11色の新色が加わりました。その一つ、メタリックレッド(MR)

翌日ダイビングだからとダイブコンピュータを取り出してみると、バッテリーがない! なんて悲しい事態も、IQ1204ならソーラー充電なので日光の下に数時間置いておけばフル充電が可能だし、充電レベルがMであれば(充電レベルは高いほうからH M Lと表示されます)、室内の光でも充電が可能です。車でダイビングに出かける場合は、行きに日の当たる所に置いておけばしっかり充電できてしまいます。バッテリー切れが最も怖いダイブコンピュータですが、準備もしやすいのがIQ1204なのです。
腕時計型の非常にコンパクトなボディなのにソーラー充電システムが備わっているのはスゴイことです。
また、電池式のバッテリーは裏蓋を開けて交換する必要がありますが、その必要がありませんので、水没の心配も御無用。心強いばかりです。

IQ1204がイチオシの理由 その2
世界で唯一の「M値警告機能」

窒素の吸排出の速いコンパートメントから遅いコンパートメントまでをグラフ化すると……

窒素の吸排出の速いコンパートメントから遅いコンパートメントまでをグラフ化すると……

左は現在水深30m、潜水時間15分で、NDLが1分、右は現在水深15m、潜水時間50分、NDLが2分。同じようなNDLだが、体内窒素量のバーグラフを見ると、浅いほうが多くの組織でM値に近くなっていることがわかる

左は現在水深30m、潜水時間15分で、NDLが1分、右は現在水深15m、潜水時間50分、NDLが2分。同じようなNDLだが、体内窒素量のバーグラフを見ると、浅いほうが多くの組織でM値に近くなっていることがわかる

M値とは減圧停止で潜れる最大体内窒素圧のこと。右のほうが窒素量はM値に迫っていて減圧症のリスクが高まっていることがわかる

M値とは減圧停止で潜れる最大体内窒素圧のこと。右のほうが窒素量はM値に迫っていて減圧症のリスクが高まっていることがわかる

ダイブコンピュータの本来の目的は、刻々と変わる時間と水深を計測し、その時点でのNDL(無減圧潜水時間)を表示することが一番の目的です。
その計算方法は概して、深い水深では「窒素の吸排出の速いコンパートメント」が無減圧潜水時間を決定し、浅い水深になるほど、より「窒素の吸排出の遅いコンパートメント」が無減圧潜水時間を決定するようになります。

そうすると、例えば水深35mで無減圧潜水時間が残り3分となった時と、水深15mで残り3分となった時では、減圧潜水の分岐ラインであるM値(無減圧限界体内窒素圧力値)に対する体内窒素圧(量)の割合が、浅い水深ほど大きくなってしまうという現象が起きてしまいます。具体的には水深35m残り3分の時でM値の75%なのに対し、水深15m残り3分ではM値は95%以上となります。
つまり、無減圧潜水時間は浅い水深ほど差が出やすくなり、ファジーになってしまいます。
人によっては無減圧潜水時間内で潜っていても差が大きいために減圧症のリスクが大きくなってしまうこともあり得るわけです。

そこで、TUSAでは2014年に登場したIQ1202より、「M値警告機能」を搭載。体内窒素の取り込み過ぎを防ぐためにM値の設定(90%がデフォルトで95%、80%を選択可能)し、無減圧潜水時間を決定しているコンパートメントのM値が設定に到達するとアラームと表示点滅で警告をしてくれるのです。
減圧症予防のためにM値警告機能を搭載しているダイブコンピュータは、現在発売されている機種の中では、TUSAのこのIQ1204が世界唯一です。

IQ1204がイチオシの理由 その3
コンパクトなのに視認性抜群!

整理され、見やすい文字盤

整理され、見やすい文字盤

腕時計型で文字盤の直径は26.7mm、バンド込みの重さはわずか85gと超コンパクトなIQ1204。いわゆる大人の目の方には文字が小さくて見えないのでは?という心配もあるかもしれませんが、水中ではモノが30%増しで大きく見えるため、視認性抜群です!

TUSA DC Solar LINK IQ1204の詳細はこちら

新機能が搭載されてますます使いやすくなった専用アプリ

2022年2月アップデート「ダイビングLOG」

ダイビングLOG
配信中(対応端末:Android7.0以上)

配信中(対応端末:Android7.0以上)

配信中(対応端末:IOS14.0以降)

配信中(対応端末:IOS14.0以降)

ダイブログのデータを複数送信できるようになりました

ダイブログのデータを複数送信できるようになりました

IQ1204にはBluetooth Smart通信機能が付いていて、無償でダウンロードできる専用アプリ「ダイビングLOG」にデータを送信することができます。
2022年2月にアップデートし、複数のログデータを一括してアプリに送信できるようになりました。1ダイブずつする必要がなくなったため、一日の終わり、またはダイビングツアーの終わりに一気にデータを送ることができるようになったということです。
また、転送済みのログはアイコンで判別ができるようになったので、「送信してなかったかも……」と慌ててダブリで送信してしまうこともなくなりました。
さらに、ログ一覧画面には各ログの潜水開始時間が表示されるようになっています。
また「ナイトロックス濃度」が入力できるようになったので、次のダイビングなどダイビング計画を立てる時に見直すことができてとても便利です。

SACレートが新たに加わってテクニカルダイバーにも超オススメ
――ダイビングスクール&ショップevis 鐡本 菜穂子さんに聞きました!

SACレートはダイビング前にガスマネージメントを行なう際に利用します。ダイバーが大気圧下(地上)で1分間当たりに消費するガス量(ℓ)を示す数値です。
この数値が1ダイブごとに表示されるようになったので、装備、環境、精神状態、運動量等によって、消費量の違いを把握でき、自己分析に役立ちます。また、どんなダイビングで自分にどれだけガス量が必要なのかを事前に計算ができ、エア切れの予防に重要です。
SAⅭレートの管理は、テクニカルダイビングでは必須です。スポーツダイビングでも活用がきますと素晴らしいです。残圧管理は、ガイドにお任せするのではなく、各ダイバーが自身の変化に気づき、行動範囲、安全性を見直すきっかけとなる機能ではないでしょうか。

ダイブログにSACレートが記録されるようになった

ダイブログにSACレートが記録されるようになった

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■商品の問い合わせ先
株式会社タバタ
お客さま相談室 TEL:0120-989-023
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