DIVE IN ASIA ダイブインアジア2015
マリンダイビングフェア ステージイベントに
タイの人気ガイドが登場!! タイのダイビングの魅力
東京・池袋サンシャインシティ 文化会館C、Dホールにて、4月3日(金)から5日(日)まで行なわれた「マリンダイビングフェア2015」。会場内に設置されたステージでは、連日朝から夕方までさまざまなプログラムが開催されたが、その中でもひと際盛り上がったのが5日に行なわれた「Amazing Thailand! Amazing Diving!」。現地からやって来た3人の日本人ガイドが、タイの海の魅力を紹介。最後には日本~タイ往復航空券など豪華賞品があたる抽選会も行なわれ、大いに盛り上がった。
タイの海を知り尽くした3人のガイドのトークショーは大盛況!
ステージでは、最初にタイ国政府観光庁の藤村さんより、タイの基本情報を紹介。
その後、タイの海を知り尽くした3人の日本人ガイドが登場! タイにはタオ島、シミラン諸島などいくつもの魅力的なダイビングエリアがあるが、それぞれのガイドが得意なダイブスタイルやエリアの魅力を映像を交えながら熱く語ってくれた。
《イーダイブ》平川恭さん
シミラン諸島にもっとも近いリゾート地、カオラックを拠点に人気エリアを潜る《イーダイブ》。いちおしのダイブクルーズはもちろん、船での移動距離が短いので、のんびりとカオラックステイをしながらデイトリップも楽しめる。
《ビッグブルーダイビング》
大村健さん
カオラックとタオ島、個性が異なる2つのエリアに店舗を構え、シーズンごとにベストな海を潜れる《ビッグブルーダイビング》。2014年夏リニューアルオープンしたタオ島店は、これからのシーズン注目の海だ。
《ほうぼう屋》大塚誠さん
1泊2日で7ダイブできるショートクルーズを紹介した《ほうぼう屋》。毎日乗下船ができるので、初めての方でもお休みが短い方でも参加しやすい、おすすめのダイブスタイルだ。食事も込みでコスト的にもお得!
トークショーにはタイの海の達人たちが登場。熱心に話しを聞いていた参加者からは、質問も飛んできた! 質問のひとつはナイトロックス。各ダイビングショップとも導入されている。また、おすすめのダイブスポットやタイのシーズンについてシーズナリティの質問もあった(ページ下部にシーズナリティ掲載中)
タイのダイビング、アフターダイブ情報満載!
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タイのおすすめダイビングエリアその①
独特の生態系、濃厚な魚影、そしてジンベエとの出会い タオ島
タオ島はタイの南東部、シャム湾に浮かぶ島。ビーチリゾートとして人気が高いサムイ島からフェリーで約2時間、自然豊かな島内にはダイバーのためのリゾートが立ち並ぶ。タオ島は3~10月がベストシーズン。これからがまさに旬な時期到来!!
ここの海の最大の魅力は、何といっても魚影の濃さ。視界を埋め尽くすキンセンフエダイの群れ、ギンガメアジやバラクーダの大群、ホソヒラアジのアジ玉などはタオ島のレギュラーメンバー。またジンベエザメとの遭遇も期待できる。遭遇確率は年によって違うが、7~10月頃が比較的高確率だとか。 マクロ生物も豊富で、特にハゼの仲間はより取り見取り。ギンガハゼ、オイランハゼ、メタリックシュリンプゴビーなど、フォト派ダイバーが大興奮のハゼたちがいろいろと見られる。
ダイブクルーズ or リゾートステイ 2つの滞在スタイルで潜れる
タオ島の海もサムイ島、またはタオ島出発のダイブクルーズで潜ることもできれば、タオ島ステイでの日帰りダイビングでも潜れる。タオ島のクルーズの後に、サムイ島のリゾートホテルでのんびり過ごす・・・など、旅のプランのバリエーションも豊富。
タオ島周辺の人気ダイビングスポット
チュンポンピナクル
Chumpon Pinnacle
タオ島の北西沖にある巨大な根を潜る、大物狙いのスポット。 バラクーダ、ツバメウオの群れ、グレイリーフシャーク、そしてときにジンベエザメも登場。センジュイソギンチャクの群生にハナビラクマノミが群れるシーンも見どころ。
セイルロック
Sail Rock
タオ島南東沖にあり、ジンベエザメが狙える人気スポット。帆の形をした岩が突き出しているのが、スポット名の由来。潮通しがよく、ギンガメアジ、ホソヒラアジ、タカサゴ、ユメウメイロ、キンセンフエダイなどの魚群が続々登場してエキサイティング。
ツインズ
Twins
ナンユアン島の西側にあるスポット。スポット名のとおり、東西に2つの根が並び、その周囲を潜る。ギンガハゼやメタリックシュリンプゴビーなどの人気の共生ハゼがたくさんいて、フィッシュウオッチングがじっくり楽しめる。
トラベルメモ
- アクセス
- 日本各地から、まずは空路バンコクへ。バンコクで国内線に乗り継ぎ、サムイ島へ(所要時間約1時間)。タオ島へはフェリーで約2時間。サムイ島からダイブクルーズに乗船して、タオ島のスポットを潜ることもできる。
- シーズナリティ
- 2月後半から4月、6~10月頃がダイビングのベストシーズン。11~12月は雨季。平均水温は3~10月頃は28~30℃なので、ウエットスーツは3~5mmのワンピースやツーピースがおすすめ。
タイのおすすめダイビングエリアその②
ビッグサイズのマンタにカラフルなソフトコーラルのお花畑 シミラン諸島
シミラン諸島はプーケットの北西に位置する、アンダマン海に浮かぶ島々。毎年10月下旬から5月半ばの期間限定の海で、半年間のリフレッシュ期間があるため魚影は濃く、ソフトコーラルの群生もイキイキしている。また「コ・タチャイ」、「コ・ボン」周辺では、マンタと高確率で会える。 シミラン諸島の北にある「リチェリューロック」では、運がよければジンベエザメにも遭遇することも! マクロ生物も豊富で、アンダマン海の固有種・タイガーテールシーホースやアンダマンドティバックなどもいて、フィッシュウオッチングや水中写真も存分に楽しめる。
ダイブクルーズ or リゾートステイ 2つの滞在スタイルで潜れる
シミラン諸島は、プーケットやカオラックを拠点にダイブクルーズで潜りに行く方法と、カオラックからスピードボート利用で日帰りダイビングする方法、いずれかで潜ることができる。カオラックは雰囲気のいいリゾートがあるので、のんびりリゾートライフも楽しみたい人にはうってつけ。
シミラン諸島周辺の人気ダイビングスポット
リチェリューロック
Richelieu Rock
ギンガメアジやバラクーダの迫力満点の群れ、そして根の周りにはお花畑のように色鮮やかなソフトコーラルの群生があり、マクロ生物も豊富。ジンベエザメとの遭遇チャンスもあるタイを代表するビッグスポット。
ウエストリッジ
West Ridge
コ・ボン(ボン島)の西端にあり、マンタが高確率で狙える。細長く突き出たコーナーの先端で待っていると、多いときには4~5匹のマンタが一度に見られることもある。
アニタズ・リーフ
Anita's Reef
なだらかな斜面に白い砂地とサンゴが広がる癒し系スポット。砂地には固有種のオーロラパートナーゴビーをはじめ、ハゼ類がいる。サンゴの周りにはデバスズメダイやスズメダイも群れて、フォトジェニック。
トラベルメモ
- アクセス
- 日本各地から、まずは空路バンコクへ。バンコクで国内線に乗り継ぎ、プーケットへ(所要時間約1時間20分)。カオラックへはプーケット空港から車で約1時間。
- シーズナリティ
- 10月下旬から5月半ばにダイブクルーズや日帰りダイビングが開催される。5~10月は雨季にあたり、モンスーンの影響でアクセスできない。平均水温は28~31℃と高めなので、ウエットスーツは3~5mmのワンピースやツーピースでOK。
タオ&サムイシーズナリティarea
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