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ブルー&スノーで
エシカルダイバーを目指す!
クリーンアップ in 八幡野

ブルー&スノー

海はダイビングをする者にとって大切なフィールド。私たちダイバーはいち早くその環境の乱れに気づく位置にいます。世界的に問題となっている海洋プラスチックごみも同様。少しでもごみを減らすために定期的に海辺や水中の清掃イベントが参加されています。今回もそのひとつ。《ブルーアンドスノーダイビングスクール》が毎年大学のダイビングサークルの皆さんとともに開催しているクリーンアップイベントの模様をお届けします!

情報・写真提供/ブルーアンドスノー ダイビングスクール、SNSI Japan

今だからこそ大切なクリーンアップ活動

海洋プラスチックごみを早めになくす!

サンゴ礁は地球の宝物。魚や海中生物にとってだけでなく、人類のためにも大切な生き物です。

サンゴ礁は地球の宝物。魚や海中生物にとってだけでなく、人類のためにも大切な生き物です。
Photo by Marine Photo Library

地球温暖化をはじめ、今、世界中で大雨、洪水、砂漠化など異常気象が起こり、人々や生きものにとって過酷な時代を迎えています。海も同様に温暖化による水温上昇でサンゴ礁が白化し、死滅したり、さまざまな生物が異常発生してサンゴやその他の生きものを迫害したりして、本来あるべき海の姿が侵されようとしています。自然災害だけでなく、人間が出すプラスチックをはじめとするごみが海洋を漂い、生きものに危害を与えつつあります。
海が一番のフィールドであるスクーバダイバーにとってこれはかなり深刻な問題。しかもそれを目にする機会は他の誰よりも多いといえます。
だからこそ、ダイバーができることも多数あるはず。ダイビング講習を受けて、海を守るための活動に参加することができるのも、ダイビングの魅力のひとつではないでしょうか。

静岡県で開催されている海のエコ活動「ブルーオーシャン・伊豆」

(一財)ブルーエコ協議会代表理事・河合正典さんよりごみ拾いのポイントやダイビングの注意点などが事前に紹介されました。また《ブルーアンドスノーダイビングスクール》の東京と柏の3店舗からも代表の高橋さんほかスタッフが参加し、冒頭にあいさつをしていました

(一財)ブルーエコ協議会代表理事・河合正典さんよりごみ拾いのポイントやダイビングの注意点などが事前に紹介されました。また《ブルーアンドスノーダイビングスクール》の東京と柏の3店舗からも代表の高橋さんほかスタッフが参加し、冒頭にあいさつをしていました
写真/SNSI Japan

美しい海を永遠に残したい。ダイバーが中心となって海岸や水中にあるごみを拾うクリーンアップ活動が全国でいろいろな団体が主催して行なわれています。日本で最もダイバーが多く集まるエリアといわれる伊豆半島も同様です。
一般社団法人ブルーエコ協議会では毎年定期的に水中清掃活動を開催していて、同協議会の理事を務めている代表の高橋秀嘉さんが率いる《ブルーアンドスノー ダイビングスクール》(以下、ブルー&スノーと表記)でも10年以上前から毎年秋にこの活動に参加。毎回、大学のダイビングサークル等のダイバーたち約100名が参加し、水中の清掃「ブルーエコダイビング」を行っています。

海に恩返しを! 水中清掃ダイビング

8大学のサークルのメンバーが参加

水中清掃イベント参加者、8つのダイビングサークルメンバーと《ブルー&スノー》スタッフ陣が一堂に会しました

水中清掃イベント参加者、8つのダイビングサークルメンバーと《ブルー&スノー》スタッフ陣が一堂に会しました
写真/SNSI Japan

2023年は、10月28日(土)、東伊豆の八幡野(静岡県伊東市)で開催されました。
当日は1本目が水中清掃、2本目はビーチダイブ(ファンダイブ)というお楽しみも付いたスケジュール。
参加したのは、日本大学ブルー&スノー、日本大学ブルー&スノー東京、駒澤大学SHUNTER、Mew Dolphin‘s、明治大学ダイビングサークルRoco、帝京平成大学Deep Blue、東邦大学ダイビングサークルKlar、日本獣医生命科学大学UMIの8団体の方々。昨年の2倍のサークルが参加してくれました!

港内で水中清掃

各自に渡されたごみバッグを手に、エントリーしていくダイバーたち

各自に渡されたごみバッグを手に、エントリーしていくダイバーたち
写真/SNSI Japan

空き缶やペットボトルのふたも落ちていました

空き缶やペットボトルのふたも落ちていました
写真/SNSI Japan

拾ったごみを網状のバッグに入れていけばいいので、初心者もできます

拾ったごみを網状のバッグに入れていけばいいので、初心者もできます
写真/SNSI Japan

海藻か何かがつきまくったペットボトルも。年月が経つとマイクロプラスチックになるので早目の回収が必要です

海藻か何かがつきまくったペットボトルも。年月が経つとマイクロプラスチックになるので早目の回収が必要です
写真/ブルーアンドスノーダイビングスクール

いよいよ水中清掃です。各ダイビングサークルごとにまとまって、バディを組んで器材セッティングから協力し合ってエントリーしていきます。徹底した安全対策ができるのは、世界で最もスキル上手なダイバーを育てることを目的にしているダイビング教育団体SNSIを導入している《ブルー&スノー》だからこそ。
各チームに一人はインストラクターも監修としてついてきてくれたので、安心でした。

巨大なごみから小さなプラごみまで集まった

テントシートと思われる大きな布も

テントシートと思われる大きな布も
Photo by SNSI Japan

中央の女子たちが持っているのは船の部品だろうか、大きな金属の破片も

中央の女子たちが持っているのは船の部品だろうか、大きな金属の破片も
Photo by SNSI Japan

八幡野はダイバーに人気のエリアということもあって、水中で回収されたごみはわりと少なめではあったが、ゼロにはなっていない

八幡野はダイバーに人気のエリアということもあって、水中で回収されたごみはわりと少なめではあったが、ゼロにはなっていない
写真/SNSI Japan

八幡野といえば港の左隣の「ビーチ」がダイバーには人気だが、ここを潜ったことのある方は、ごみがほとんど落ちていないことをよくご存じだろう。今回清掃したのは港の目の前。大きなごみもいくつかあったけれど、今回は小型トラック一台に余裕で乗るぐらい、少な目。いいことであるけれど、ゼロにはなかなかならないものですね。

レッドブルをご褒美に

八幡野はダイバーに人気のエリアということもあって、水中で回収されたごみはわりと少なめではあったが、ゼロにはなっていない

水中清掃を頑張ってくれるダイバーを応援しようと、エナジードリンクで人気の「レッドブル」が参加者全員にプレゼントされました! みんなさらに元気倍増、ハッピーな笑顔で過ごしていましたよ♪

たくさんのごみを収集。「やって良かった」コメントも多数

いつものファンダイブや講習とは違う、水中クリーンアップダイビングを体験した参加者の皆さん。地球の海を守るために、ありがとうございました! 参加された方も、感慨深い面もあったようで、
「清々しい気持ちになれました♪」
「いつも楽しませてもらっている海への恩返しができた!」
「いいことをやった気持ちになりました」
などと、感想をそれぞれに語っていました。また、ほかの大学のサークルとは普段はなかなか一緒に潜る機会がありませんが、みんなで協力して同じ目的でダイビングができることの喜びも感じていただいたようです。

海を綺麗にしてくれたお礼に感謝状

ブルーエコダイビングに参加したサークルの皆さんには(一財)ブルーエコ協議会代表理事の河合正典さんから感謝状を贈呈されました。写真は日本大学ブルーアンドスノー東京の表彰シーン

ブルーエコダイビングに参加したサークルの皆さんには(一財)ブルーエコ協議会代表理事の河合正典さんから感謝状を贈呈されました。写真は日本大学ブルーアンドスノー東京の表彰シーン

1ダイブ40分の水中クリーンアップダイブが終わった後には、八幡野名物の「ビーチ」でファンダイブも実施。サークルごとに《ブルー&スノー》のインストラクターが海を案内し、青い海や季節来遊魚などのフィッシュウオッチングを楽しみました。中性浮力をはじめ、スキルアップも意識しながら皆さんダイビングを楽しんでいました。

海を守る活動のできるブルー&スノーでダイビングを♪

ダイビングは地球の表面積の7割を占める海が舞台。ダイバーは美しい海はもちろん、人間や自然災害で危機を招いている海の環境にも触れることができます。それでいて、今回のサークルの皆さんのように、サークルで楽しい人間関係を築いたり、他大学のサークルと協力して水中清掃に取り組んだりと、かけがえのない出会いも経験ができます。
そんな活動をしているダイビングショップでダイバーになって、あなたも、未来につなぐSDGs活動に参加してみてはいかがでしょう?

水中清掃から海外ファンダイブまで海を舞台に幅広く活動!

ブルー&スノーダイビングスクール
Blue and Snow Diving School

元気ハツラツなインストラクターがそろう《ブルー&スノー》

元気ハツラツなインストラクターがそろう《ブルー&スノー》

代表の高橋秀嘉(ひでよし)さんは最初の一歩のエントリー講習からプロのインストラクター育成まで認定できる資格の保持者。プロとしてキックボクシングの大会にも出場するなど、ダイビング以外の活動も充実しているパワフルなインストラクターです

代表の高橋秀嘉(ひでよし)さんは最初の一歩のエントリー講習からプロのインストラクター育成まで認定できる資格の保持者。プロとしてキックボクシングの大会にも出場するなど、ダイビング以外の活動も充実しているパワフルなインストラクターです

東京・世田谷と葛西、千葉・柏にダイビングショップを構えるダイビングスクール。ダイビング指導団体SNSIの指導に基づく「スキル上手なダイバーを育てる」講習や実習を徹底的に行っていて、子どもから大人まで老若男女のゲストをダイバーとしてデビューさせています。講習が終わった後もリーズナブルに行けるファンダイブや国内外のダイビングツアーを企画。日本屈指の元気のいいショップとして注目を集めています。水中清掃イベントも10年以上続けていて、環境に関心の高い方にもオススメです。
冬のこの時期、ダイビング講習を受けておいて、あったかくなった春先から実際に海でダイビングを楽しみたい方、今すぐご連絡を♪

ブルー&スノーダイビングスクール
世田谷店

TEL:03-5430-5377
〒155-0033東京都世田谷区代田2-18-12ガーデニア代田1F
E-mail: info@blueandsnow.com
●営業時間12:00~21:00 ●定休日/無休

葛西店

TEL:03-6808-1322
〒134-0084東京都江戸川区東葛西6-16-1
E-mail: info-k@blueandsnow.com
●営業時間12:00~21:00 ●定休日/無休

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