年間125万人が訪れるダイビング情報サイト

Marine Diving web

ニュース2019.09.02

2019年9月1日
《ANA》成田-パース直行便就航!

リーフィーシードラゴンでおなじみのエスペランスの近くには、こんなに美しい「ピンクレイク」もある

リーフィーシードラゴンでおなじみのエスペランスの近くには、こんなに美しい「ピンクレイク」もある

 オーストラリア大陸の1/3を占める最大の州、西オーストラリアの州都パースへ、日本のキャリアでは初となる直行便がついに就航した。8年ぶりの直行便就航に、西オーストラリアファンも大喜び。
 西オーストラリアといえば、ダイバーの間では35月にジンベエザメとの遭遇率がアップするエクスマウスのニンガルー・リーフや、超レアなタツノオトシゴの仲間、リーフィーシードラゴン、ウィーディーシードラゴンが生息するエスペランスなどが有名。ニンガルー・リーフは79月にはマンタやザトウクジラも登場するダイビングパラダイスだ。
 これらへアクセスするにはまずパースを目指さなければならないのだが、ここ数年はシンガポールや香港などを経由するしか(またはシドニーなどから入るしか)なかったため、ダイバーにとっても行きやすくなったといえる。フォト派も多いエリアだが、荷物の重量なども考えれば、かなりお得感もあるはず。

ANAの成田-パース便は毎日1便。フライトスケジュールは下記を予定。

行き NH881 成田11:10発 パース20:15着 (所要時間10時間05分)
帰り NH882 パース21:45発 成田翌08:25着 (所要時間9時間40分)
(予告なく変更する場合あり)

使用機材はボーイング787-8.ビジネスクラス32席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー138席だ。

詳しくはこちら

右から藤崎氏、コート大使夫人、コート大使、小島氏、パパリア観光大臣、吉澤日本局長

右から藤崎氏、コート大使夫人、コート大使、小島氏、パパリア観光大臣、吉澤日本局長

街の中に湖や川、緑の公園など、自然豊かなパースの街。「世界一住みやすい街」ともいわれる

街の中に湖や川、緑の公園など、自然豊かなパースの街。「世界一住みやすい街」ともいわれる

 ANA成田-パース直行便の就航を記念して830日(金)にオーストラリア大使館でメディアレセプションが開催され、駐日オーストラリア大使のリチャード・コート氏、西オーストラリア州政府 観光大臣 ポール・パパリア氏、ANAマーケティング室観光アクション部長 藤崎良一氏、西オーストラリア州政府観光局日本局長 吉澤英樹氏、そしてスペシャルゲストにパース在住の元アナウンサー、小島慶子さんが出演。
 西オーストラリア出身のコート駐日オーストラリア大使は頬を緩ませながら、「西オーストラリアの新鮮な食材が日本に届くとともに、両国間の観光が充実するだろう。オーストラリアを訪れる日本人の数が推定で2019年は前年比9.5%増になる見込みだ」と語った。
 西オーストラリア州観光大臣のパパリア大臣は、「西オーストラリアには日本人が観光に求めるものがすべてあります。現在西オーストラリアへの日本人観光客は29,000人。これから3年のうちに倍増するはず。大都市パースの人々はフレンドリー。日本人の皆さんを心より歓迎しています。また日本を訪れる西オーストラリアの人たちも増えるはずです」と、喜びを語った。
 パースはその昔、旅行ジャーナリストの兼高かおるさんが「世界で一番住みやすい街」と絶賛したことがあるが、筆者を含め本誌関係者の間でも同様の意見がよく出ている街。

近くのロットネスト島にしかいないクオッカ。スマイルフェイスがフォトジェニック

近くのロットネスト島にしかいないクオッカ。スマイルフェイスがフォトジェニック

パース、西オーストラリアの魅力をたっぷり語ってくださったパース在住の小島慶子さん

パース、西オーストラリアの魅力をたっぷり語ってくださったパース在住の小島慶子さん

 スペシャルゲストとして登場したエッセイスト、タレントの小島慶子さんは、父親の仕事の関係で1972年にパースで生まれ、子供の頃はパースで育った方。2014年からお子さまの教育が目的でパースに移住しており、再びその魅力の虜になっているという。大都市パースのサイズ感は福岡県福岡市の規模に似ており、街を出ればすぐに自然に触れられるのも似ているとした上で、西オーストラリアはオーストラリア大陸の1/3の面積を占めるだけあってスケールは偉大。世界の様々な場所から人が集まっているので、文化も多様なところは大きな魅力だと語った。
 オススメの観光スポットとして、パースから船で40分のロットネスト島をまずは挙げた。一般車両は入れず、島では自転車か歩き。とにかく自然が美しく、海の眺めも最高。口角が上がっていて幸せなスマイルフェイスといわれる「クオッカ」がこの島の固有種として生息していて、島のあちこちで会えるのも魅力だという。
 ほかにも美しい自然、太古から続くスケールの大きな地形、おいしい食べ物にワイン、オシャレな雑貨店やレストラン、太古の大地ならではのワイルドフラワーなどなど、トークセッションの時間では足りないぐらい盛りだくさんな魅力を語っていた。

パースについては
西オーストラリア州政府観光局プロモーションサイト
のんびりーばぶるパース

ANAパース直行便プロモーションサイト

もご覧ください!

パースの商業地区エリザベスキーにはスタイリッシュな高層ビルも並ぶ。オシャレなホテルも多い

パースの商業地区エリザベスキーにはスタイリッシュな高層ビルも並ぶ。オシャレなホテルも多い

パースから北に約830kmにあるシャークベイも美しい海岸としてマリンアクティビティ派に大人気。近くには貝殻でできたシェルビーチがあるほか、イルカで有名なモンキーマイアなどもある

パースから北に約830kmにあるシャークベイも美しい海岸としてマリンアクティビティ派に大人気。近くには貝殻でできたシェルビーチがあるほか、イルカで有名なモンキーマイアなどもある

  • Facebook
  • Twitter
  • Line

※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます