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新製品2022.01.12

従来ユーザーも視野に入れたRGBlue(アールジーブルー)の新製品SYSTEM01/02:re

2022年1月14日発売になる「SYSTEM01:re」「SYSTEM02:re」

2022年1月14日発売になる「SYSTEM01:re」「SYSTEM02:re」

 

2013年に発売され、そのデザイン性、高い性能・機能で一躍注目を浴び、多くのフォト派ダイバーの心をわしづかみにしてきたRGBlueの水中ライト、SYSTEM01

一般的に、従来製品よりもより良いものを目指して新製品をつくることがメーカーの使命であることは自明の理となっていますが、RGBlueが何年にもわたる試行錯誤の上、生み出した答えは「re-design(再設計)」。

 

今回、2022年1月14日(金)の発売に向けて発表されたのは、「SYSTEM01:re(システム・ゼロワン・アールイー)」と2014年に登場しこれもまた人気を博していたもののre-designとなる「SYSTEM02:re(システム・ゼロツー・アールイー)」です。

 

これに先駆けて、RGBlueの生みの親でもある《株式会社エーオーアイ・ジャパン》代表の久野義憲さんと音楽プロデューサーで水中映像も手掛けるフィルムメーカーの武藤洋さんが、“再定義される水中ライト”と題して対談、YouTubeで発信されています。

 

この動画の中でも語られていますが、再定義された「SYSTEM01/02:re」が「再定義された理由」にも注目したいと思います。

一番の理由は、これまで「SYSTEM01/02」を購入された従来ユーザーも、これまでどおりご利用いただけるということ。そして少しのアクセサリー購入でより快適にご利用できるようになるという親和性の良さを追求したものであることです。

 

では、「SYSTEM01/02:re」は何が新しくなったのでしょう?

 

再設計の大きなテーマは

1.弱点の克服 2.環境への配慮 の大きくいって2点です。

充電端子がフラットタイプに

充電端子がフラットタイプに

1の「弱点の克服」について。

1-1 充電端子の改良による腐食リスクの低減

従来は充電端子用の穴が剥き出しになっていて、海水が入り、充分に乾かしてから充電することを強く推奨されていましたが、それでも乾かないうちに充電して腐食してしまうというリスクがありました。今回はこの穴をふさぎ、フラットタイプにすることで、腐食リスクは限りなく低くなり、メンテナンスもしやすくなったことが挙げられます。

モジュール間の浸水リスクを低く抑えることでより使いやすくなります

モジュール間の浸水リスクを低く抑えることでより使いやすくなります

防水パッキンを内側にも設置

防水パッキンを内側にも設置

1-2 モジュール間の浸水リスクの低減

従来製品にも接着面に防水のためのOリングがありますが、さらに内側にも防滴パッキンを追加し、浸水のリスクを低減させています。 また、接点ピンを大径化することで強度がアップし、塩分付着によって固着してしまうというリスクを大きく減らしました。万が一海水などで濡れた場合でも真水で湿らせた布などできれいに塩水をふき取るか、流水で塩分を洗い流してから完全に乾燥させ、その後ACアダプター+チャージアダプターで充電をすれば、保護回路が復帰します。つまりリカバリー機能の有用性が向上しているというわけです。

SYSTEM01:reの形状はこのように変わった。ラバープロテクターを付けたことで長さは長くなっている

SYSTEM01:reの形状はこのように変わった。ラバープロテクターを付けたことで長さは長くなっている

 

1-3 外観デザインの見直し、ユーザビリティの向上

水中では落としたりぶつけたりと、どんなに気をつけていても過酷な使用になりがちなカメラ機材。水中ライトも同様です。そんな過酷な環境下で例えば落下やぶつけたときなどの衝撃からライトモジュールを保護するために、「SYSTEM01/02:re」には新たにラバー素材のプロテクターを標準装備しました。 さらに、グリップ性と精度感のある外観を両立させるため、モジュール着脱用ロックリングに、一眼カメラのレンズ部にも用いられている高精度切削ローレット加工を採用することに。 また、インジケーターの発光面積を拡大、後方からの視認性が向上しています。 これは2020年モデルより採用されていますが、UP/DOWNボタンの強度と操作性の向上を目指し、ボタンの大径化、チタン素材の採用をこちらでも標準装備にしています。

 

1-4 アクセサリーの抜本的な改良

水中ライトをより有効に使うためにはアクセサリーも重要なのですが、今回、アクセサリー類も一新。 こちらも先述の久野さんと武藤さんが対談されている動画があります。

集光レンズとレッドフィルターの装着例。フリップ式なので忘れたり落とす心配が激減

集光レンズとレッドフィルターの装着例。フリップ式なので忘れたり落とす心配が激減

バンドアの装着例

バンドアの装着例

 

この中でも語られていますが、集光レンズ/フィルターがねじ式マウントからフリップタイプに変わったことによりワンタッチでの切り替えが可能。よくある紛失、落下の予防にもなっています。

また、これらは従来のねじ込み式アクセサリーにも対応が可能となっていますので、従来製品をお持ちの方もお求めになれます。

USB PDを採用する新充電方式

USB PDを採用する新充電方式

 

次に、大きな変更点2の「環境への配慮」について。

これも先の対談の中で語られています。

 

2-1 新充電方式の採用

新たに採用したUSB PDPower Delivery)規格は、USB Type-C端子から5V9V15V20Vの4つの電圧に対応した電力を供給できます。そのため、USB PD規格に対応した機器であれば、スマートホンからノートパソコン、液晶モニターまで幅広く給電が可能となりました。 EUではこの規格の標準化が進められており、ユーザーの利便性向上とともに廃棄物の削減が期待されています。今回「SYSTEM01/02:re」では、この廃棄物削減の観点から同梱物にACアダプターを含まず、市販のUSB PD規格(30W以上)に対応したACアダプターで充電が可能な仕様となっています。

 

2―2 ケース/同梱品の見直し

水中ライトにフィットする形状と仕切りを一体成型にし、緩衝材の使用を削減。また、ハンドグリップ等各種アクセサリーを別売品にして、必要に応じて購入していただくというスタイルに。特にハンドグリップは、フォト派ではない方には必要ですが、フォト派には不要という方が多かったはずです。これもまた環境への配慮を考えた上での見直しとなっています。

 

2-3 従来モデルとの互換性

最初に述べたように、今回のre-design(再設計)は、従来モデルをお持ちの方にも利用できるものをということで考えられたもの。モジュールの互換などが可能となります。

 

2-4 オーバーホール

2013年、RGBlueが初めて登場したときから、世界初のオーバーホール保証が付いている水中ライトとしても注目されました。今回ももちろん同様です。 この9年間、オーバーホールもかなり行われましたが、修理不能だったこともほとんどないというから、やはり優れた水中ライトだということがわかります。

 

「洗練された 長く愛用される ダイビングギアを創る」

と守り抜かれた思想は変わることのないRGBlueの製品。 発売が待ち遠しいですね。

 

お問い合わせ

株式会社エーオーアイ・ジャパン

Mail: info@aoi-jp.biz

公式サイトはこちら

 

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