- ホーム
- ニュース・トピックス&更新情報一覧
- 西表島のうなりざき 大島社長がパラオを「龍馬」で潜ってきた!
レポート2023.03.28
西表島のうなりざき 大島社長がパラオを「龍馬」で潜ってきた!グアム経由でパラオへ
西表島の《ダイビングチームうなりざき》が冬季休業中はスタッフがお客さまと国内外のダイビングツアーに出かけることが多いのですが、海外はしばらくお休みしていました。日本の出入国が規制緩和されて海外にも行きやすくなったのを機に、2023年2月に同ダイビングサービス社長の大島佐喜子さんがパラオへ! 久しぶりのパラオです。
利用したのは超人気スポットを短期間で潜りまくれることで大人気のダイブクルーズ船「龍馬」号。
成田に集合してユナイテッド航空でまずはグアムへ。「機体はボーイング737。羽田-石垣直行便と同じ小さな機種でした。満席ではあったけれど、いつもと違うのは日本人がほぼいないこと。パラオを目指すこの時期は、必ず知り合いやゲストに会ったのに寂しい感じ。数人いた日本人はみんな『龍馬』クルーズのゲストでした」と大島さん。まだまだ日本人の出足は鈍いですね。
グアムでの乗り継ぎが50分しかなかったものの、30分早く着いたこともあって余裕。ただし入国が必要なので「ESTAを取得しておいたほうがよりスムーズです」と大島さん。
同じユナイテッド航空に乗り継いでコロールに到着すると「龍馬」を運航しているダイビングサービス《デイドリーム》のスタッフ、サキさんが笑顔で待っていました。港まで専用車で向かい、乗船。ブリーフィングを受けて荷ほどきして時計を見たら、午前2時過ぎでした。日本とは時差がないのですが、さすがにコロナ後のフライトスケジュールはちょっと厳しいですね。また乗り継ぎが良くなることに期待です。
カタラマンタイプの大型クルーズ船「龍馬」
Photo by Yukari Goto
テーマはマンタの捕食❤
画像を使ってブリーフィングをする秋野さん。「ニュードロップオフ」の説明をしている時
Photo by Sakiko Oshima
ダイビングはスピードボートに乗り換えてスポットに向かいます
Photo by ゲスト様
今回の「龍馬」ダイブクルーズの目的は「マンタの捕食」です。
翌朝、ラウンジにクルーやゲストが全員集まります。まずはクルー全員の紹介。船長は、《うなりざき》に研修に来たことのあるポポイ。「操船も上手く、成長した姿にとてもうれしく思います」と大島さん。
そして、パラオに関して、自然アクティビティ参加者へのルールを「龍馬」代表の秋野大(あきの ひろし)さんが簡潔に説明していきます。それから1本目に潜る「ジャーマンチャネル」のブリーフィングに移りますが、画像を見せながらわかりやすく丁寧に説明していきます。秋野さんのこのブリーフィングの素晴らしさに定評があるのがよくわかります。
ブリーフィング後、ダイビングボートに乗り込んでいよいよ水中へ!
水面近くで捕食を繰り返すマンタ。「ジャーマンチャネル」は魚影が濃いのでこんな写真も撮れます
Photo by Sakiko Oshima
捕食中のマンタはダイバーのことをまったく気にせず、かなり近づいてきます
Photo by Sakiko Oshima
大きな口を開けて海水ごと飲み込みながら捕食をしているマンタ
Photo by Sakiko Oshima
目的のとおり、「ジャーマンチャネル」では100%のぐるぐるマンタ!!! 多いときで30枚(30匹)!! これはスゴイことです。「16ダイブ中7ダイブ!でマンタの捕食シーンに出合えました」と笑顔が大きくなる大島さんなのでした。
マンタ以外も裏切らない海
神秘的な光線が楽しめる地形スポットもいろいろ。「ブルーホール」が有名
Photo by Sakiko Oshima
大きなリュウキュウキッカサンゴの群落も見もの。「ウーロンチャネル」にて
Photo by Sakiko Oshima
大型回遊魚も多種・多数いるパラオの海。イトヒキアジにも会えました。若魚なのに大きい
Photo by Sakiko Oshima
マンタを狙えない時間帯でもほかのスポットがいくらでもあるのがパラオ。大物、地形、フィッシュウオッチングと、何でもありです。
日本、西表島でもほとんど見られないキャンディケインピグミーゴビー
Photo by Sakiko Oshima
フレームエンジェルフィッシュもかなりレア。すばしっこいので撮るのが難しい
Photo by Sakiko Oshima
日本では(西表島でも)珍しいイナズマヤッコもパラオでは比較的よく会える
Photo by Sakiko Oshima
フチドリハナダイは水深10m台で見られます
Photo by Sakiko Oshima
マクロ生物も豊富で、西表島では見られない魚もたくさんいるのがおもしろいところです。
ダイビング後の優雅なひととき
トップデッキでジャグジータイム♪ 一日の終わりにオススメです
Photo by Sakiko Oshima
食事風景。外のデッキで食べることも多いのですが、天候が悪い時は中でも食べます
Photo by Sakiko Oshima
「龍馬」からダイビング専用スピードボートでスポットへ行くとしてもとても近いので、ダイビングをしている時間は意外と短くて、船ではゆったりと過ごせるのが魅力です。デッキで寝転んだり、ほかのダイバーと海の話や共通の話題で盛り上がったり……。潜るたびに出てくる食事ですが、どれも美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいます。
トップデッキにはジャクジーがあるので、ダイビングが終了したら速攻シャワーを浴びて上に上がります。意外と体が冷えているので、強烈な太陽の陽射しで温められたジャクジーのあったか~いこと! すっかり体も温まり、優雅な気分♪
夜の龍馬で最後のマンタ
光に集まるプランクトンをめがけてマンタが登場!
Photo by Sakiko Oshima
最後の夜は、「龍馬」の後ろにやってくる魚をウオッチング。海にライトを当てるので、いろいろな魚……サメやギンガメアジの群れがボートから見えるのです。プランクトンも集まってくるため、それを鉱物とするマンタが登場! パラオで最後のマンタ、見納めができました♪
※環境に影響を与えるので、いつもライトを当てているわけではありません。
龍馬のご予約はこちらへ
楽しい「龍馬」ダイブクルーズがあっという間に終わり、下船。
パラオからの帰りは、グアムでのトランジットが7時間近くあります。そのまま出発ラウンジで待つか、有料のラウンジを利用することもできます(時間帯によっては閉まっていることもあるのでご注意を)。早朝に着くので出国して、空港の外に出てもお店は開いていません。
なお、大島さんが最後に一言。
「龍馬」ダイブクルーズに関しては《デイドリーム東京オフィス》の公野(こうの)さんに連絡を。親切丁寧かつ迅速に手配してくれます。
「龍馬」ダイブクルーズで潜るパラオ、行きたくなっちゃいましたね! ぜひ新しいダイビングスタイルを体験してみてください♪
なお、《デイドリームパラオ》(龍馬含む)と《ダイビングチームうなりざき》はマリンダイビングフェア2023に出展します! ぜひ実際に海の話、ダイブクルーズの話を聞いてくださいね♪
写真・情報提供≫ダイビングチームうなりざき 大島佐喜子さん
(デスク/後藤ゆかり)
☆ ☆ ☆
※クリックすると、そのカテゴリーの一覧が表示されます