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レポート2023.05.26
西神奈川ダイビング事業者安全協議会小田原城お堀清掃を実施
小田原城お堀清掃参加者と小田原市長の守屋輝彦氏(中央)
日本の沿岸のダイビングエリアでは続々とベストシーズンに入る準備をしていますが、神奈川県の主に西部のダイビング事業者が集まる《西神奈川ダイビング事業者安全協議会(NDOSA)》でも水中清掃、安全訓練など次々と準備中です。そのさきがけとなったのが2023年4月12日(水)に行われた小田原城お堀清掃です。主催はNDOSA、協力は小田原市。
2018年3月にテレビ東京の話題の番組『池の水をぜんぶ抜く大作戦』でもNDOSAの協力のもと、お堀清掃が徹底的に行われてから約5年。関係者は「5年前にあれだけ清掃をしたのだから、今回はそんなにないのではないか」と話していましたが、実際はどうだったのでしょう?
小田原城に架かる学橋を渡ってエントリーポイントへ
今回参加したのは、NDOSA会員14名、NDOSA非会員2名、一般ボランティアの合計20名。そのうち水中に潜って作業したのが14名、陸上で清掃をしたのが6名でした。
朝9時に集合し、開会式では小田原市長の守屋輝彦氏が参加者を前に挨拶し、激励を送ります。その後、1時間の清掃活動が始まり、さらに集まったゴミの分別作業を1時間。
集まったゴミは約40kgと、「少ないのでは?」と予想されていた方にしてみればかなりの量です。それでも一般的な水中清掃に比べると少ないのかもしれません。しかし、空き缶、空き瓶、傘、単管クランプ、スマホ、ガラケー、銀行カード、財布、DVD等、さまざまなゴミが集まりました。
空き缶のほかにも様々なゴミが水中で見つかりました(回収されたゴミの一部です)
NDOSAでは2015年、2016年、2018年と小田原城お堀清掃を主催・実施しており、今回は4回目。水温も17℃と冷たい中、しかも視界はほぼゼロという中、これだけのゴミの回収を本当にありがとうございます。
でも、こうした活動が無駄になるぐらい、小田原城のお堀だけでなく海にもゴミは捨てないという意識を高めていかなければいけないですね。
情報提供≫石橋ダイビングセンター
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