東京・上野にある国立科学博物館で特別展「海 ―生命のみなもと―」が7月15日（土）～10月9日（月・祝）に開催されます。

地球上のあらゆる生命の源（みなもと）「海」の誕生から現在まで、さまざまな生物、そして人間との関わりが紹介されるとともに、海との未来までを考えていく特別展。その内容は多岐にわたり、注目すべき見どころがいっぱい！　その一部を紹介すると……

高さ約6ｍの超大型、しかも超高精細ＬＥＤパネルを使った超大型シアター「海のエレベーター」では、水深5ｍ～8000ｍ超までの各深度の光景を紹介。実際に潜水艦で深海へ潜航しているかのような気分を味わえます。
2022年に水深8336ｍで発見、「最も深い場所で確認された魚」としてギネス世界記録にも認定された「スネイルフィッシュ」の貴重な標本の展示も興味深いですね。
小惑星探査機「はやぶさ２」が採取した小惑星リュウグウの試料展示に「はやぶさ２」の模型展示。なぜ「海」展で宇宙⁉　と思うかもしれませんが「海の起源は宇宙にある？」と地球における水の起源についての新知見も紹介されているのです。
深海から宇宙まで、展示物のスケールの大きさもスペシャルです！

音声ガイドには、公式ナビゲーターの桝太一さんが登場。ダイバーでもあり、海好きで知られる桝さんが展示会を案内してくれます。
会場だけでは紹介しきれないコラムなどが多数掲載されたオールカラー200㌻の公式図録「海」の販売もあります。表紙はマリンダイビングフェア2023でナビゲーターをされた自然写真家・高砂淳二さんの水中写真。キラキラと輝く浅瀬のサンゴ礁の写真が目を引きます。
ほかにも会場内特設ショップには、オリジナルグッズやコラボグッズなどここでしか手に入れられないモノが数多く並ぶので、こちらも楽しみですね。
特別展会場だけでなく、上野駅周辺の商業施設では「魚の免許風割引カード」を期間限定（8/1～8/16）で配布するイベントも。カードをゲットすると特別展の入場券がお得に購入できるなどの特典が。詳しくは公式サイトをご欄ください。

この夏、上野に出現する「海」へ足を運んで、広～く深～く「海」のこと学んでみてはいかがでしょう。

■特別展「海 ―生命のみなもと―」
【会期】2023年7月15日（土）～10月9日（月・祝）
【会場】国立科学博物館（東京・上野公園）
【休館日】9月4日（月）・11日（月）・19日（火）・25日（月）
【開館時間】9時～17時（入場は16時30分まで）
【夜間開館】8月11日（金・祝）～20日（日）は19時閉館（入場は18 時30分まで）
【入場料】一般・大学生2,000円、小・中・高校生600円
【主 催】 国立科学博物館、海洋研究開発機構、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社

◎詳しくは公式サイトをご覧ください。

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（ライター／島）