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環境保護2024.01.11
一般社団法人タラ オセアン ジャパンブルーカーボン大規模調査のためのクラウドファンディングに支援を!
一般社団法人タラ オセアン ジャパンはクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて、「地球温暖化対策の希望|ブルーカーボンの早急な大規模調査にご支援を!」を公開し、1,000万円を目標に2月16日(金)午後11時00分まで支援を募っています。
今回のクラウドファンディングは、タラ オセアン ジャパンがJAMBIO マリンバイオ共同推進機構と共同で進めている「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」のために行われ、プロジェクトではブルーカーボンの大規模調査が進められる予定です。
そもそもブルーカーボンとは、海洋生物の働きによって海に吸収・貯留されている炭素のことで、この炭素を吸収・貯留する海洋生態系を「ブルーカーボン生態系」といいます。ワカメなどの海藻類、アマモなどの海草類、マングローブ、干潟や塩性湿地などがあげられ、CO2を吸収するだけでなく様々な「生物のゆりかご」としての役割も担っています。そのためブルーカーボン生態系の保全は、地球温暖化対策だけでなく生物多様性保全の観点からも非常に重要だとされています。そんな中、磯焼けが代表されるように、人間活動が引き起こした地球温暖化をはじめとする環境変化により、現在、ブルーカーボン生態系の劣化が進み、刻一刻と失われつつある状態なのです。しかし、ブルーカーボンの成り立ちについて、その複雑な仕組みの多くは未だ解明されていません。豊かな海を未来へ繋いでいくためにも、ブルーカーボンの研究が急がれます。
タラ オセアン ジャパンは、「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」を通していち早く研究を進めると同時に、現状を周知するための教育・啓発活動を行う予定とのこと。美しい海と地球を守るために、ぜひ支援を!
一般社団法人タラ オセアン ジャパンとは
2003年に「アニエスベー」創設者のアニエス・トゥルブレとその息子のエチエンヌ・ブルゴワが立ち上げた海に特化した公益財団法人、タラ オセアンの日本支部。タラ オセアンでは、世界中の海を「科学探査船 タラ号」で科学者とアーティストと航海し、地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとする、さまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究を進めています。
地球温暖化対策の希望|ブルーカーボンの早急な大規模調査にご支援を!
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