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イベント2024.03.02

海の世界を表現!
木版画作家、芹生輝子さんの個展が高円寺で開催!
3/19~4/14

イルカをモチーフにした新作「サファイア」

イルカをモチーフにした新作「サファイア」

木版画作家の芹生輝子さんが「光・波・海に生きる3」の個展を高円寺で開催します。芹生さんは、以前も「マリンダイビング」でご紹介をさせていただきましたが、世界中を潜っているベテランダイバーです。今回の個展ではイルカをモチーフにした新作「サファイア」を発表。その他、今までの作品も展示されます。木版画で海の世界を表現したアートを堪能するのも楽しいですよ。ご本人から新作に対するコメントをいただいているのでご紹介させていただきます。

(以下:芹生輝子さんのお話)
「私の作品の多くは墨(黒色で表現)を使った木版画なのですが、今回の作品は青色だけで表現してみました。モチーフのイルカは、福岡県宗像市の九州本土から約60㎞離れた玄界灘の真ん中に浮かぶ『沖ノ島』周辺に住んでいるんです。その日はダイビング船で『沖ノ島』に近づくと、イルカファミリーがやってきて船と並走してくれました。『沖ノ島』の海中は荘厳で包まれる雰囲気が違い潜ってて感動がありました。その後、同じ船で一緒だったダイバーの方に、彼が以前スキンダイビングで撮った写真をモチーフにしたいとお願いしたところ快諾して戴きました。

 木版画ですから、何枚かの板を彫って形をつくり1枚の紙に摺るのですが、光を受けている神々しい感じを伝えたかったので、さまざまな青絵の具を買い集め、その中の7色と墨も混ぜて重ねて色を出していきました。透明感を出しつつ全ての青が馴染むように何度も何度も摺って調整し、色合わせをしました。特に光の筋を表現するのは難しく、その辺りを感じて頂ければ嬉しいです。」

■芹生輝子木版画展
・日程:3月19日~4月14日
・会場:東京都杉並区高円寺2-1-2 座・高円寺B2F 「ギャラリーアソビバ」(JR中央線高円寺駅北口徒歩5分)
・時間:9時~22時
・入場無料
会場の詳細はこちら≫

≪プロフィール≫ 
芹生輝子
兵庫県宝塚市出身 
木版画作家の巨匠、棟方志功創設の日本板画院委員。東京都美術館で毎年行われる板院展、その他グループ展などに出品。個展はジャカルタ、川崎に続き3回目。テーマは海に暮らす生き物、毎年海で実際見た生き物が題材。神奈川県川崎市在住。

 

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