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レポート2025.11.06

2025年10月実施
葉山 藻場再生活動レポート

2025104日と8日の2日間、のべ49名のダイバーが葉山の海に集い藻場再生活動を開催。今回は磯焼けの影響で激減しているカジメ(海藻の一種)の再生とウニの駆除を実施しました。

当日は、まずは元気に育っているカジメ場にエントリー。胞子嚢(ほうしのう)が付いたカジメの葉を採取して一度港に戻ります。

つぎに、水に分解される「スポアバッグ」と呼ばれる袋にカジメの葉を入れ、カジメが消失してしまった場所に錘(おもり)を使って設置しました。スポアバッグを設置した場所は、今後定期的に観察を続けていく予定です。

カジメの成長には水温が大きく関係するとのこと。冬にしっかりと水温が下がることを期待しながら、新しい命が芽吹くことを楽しみに待ちたいですね。例年では1月末ごろから新しい芽が確認できるそうです。

保全活動のあとはグラスアート体験を楽しみました。ステキな作品に仕上がったようです!

葉山の藻場再生活動は、身近な海で、楽しみながら海の環境保全に貢献できるイベントです。次回は12月13日(土)を予定しています。

≫藻場再生活動の様子は動画でもご覧いただけます。

葉山藻場再生活動 今後の予定

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